自分のせいでインコが亡くなってしまったと悔いているのですね。
確かにその状況なら、何故、あの時、こうしなかったのだろう、となってしまいますね。申し訳ないやら、悲しいやら、情けないやら、取り返しがつかなくて、どうしたらいいか胃のあたりが締め付けられる事でしょう。
まずは、しっかりと土に埋めて、お墓のようなものを作ってあげてください。
しっかりと手を合わせ、目を瞑り、謝って、そして泣いてあげてください。
そして、今までありがとうと言ってあげてください。
確かにこの世に存在していたこと、いてくれてありがとうと思ってあげてください。

確かにあなたは危機の予測が甘かったかもしれませんが、亡くならせるためにした訳ではありません。その事だけは確かです。
インコの死を無駄にしない事です。
これからのあなたがより良く生きていくためには、危機の予測を身につける事です。
車やバイクの運転をし、もし〜なら。
もしかすると〜と常に最悪の事態を想定しながら運転してみる事です。
私も若い時は、無茶なバイクの運転をし
事故を起こしました。意識を無くし救急車が来たことが忘れられません。

危機の予測がついてくると、これからの人生に大きく役立ちます。
自信がつくと、他人にアドバイスを言えたりも出来ます。

死を無駄にしないこと、この死を縁として
あなたが、いのちあるものは必ず死ぬ、という無常に気づき、命ははかないものだから、あなた自身も命を大事にし、味わうように命を生きる事です。

それがあなたの恩返しです。
しっかりと落ち着いて、生きてください。
希望の光は必ず、あなたを包み込んでくださいます。
お寺からも念仏し、お経をあげておきます。
しっかりと生きていってくださいね。
見守っています。

釋　良成

浄土真宗本願寺派　明教寺　住職 若者の相談などに関わっていきたいです。

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