hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

子宮体がんになりました

回答数回答 1
有り難し有り難し 5

子宮体がんになりました。昨年結婚し、これから妊活を頑張ろうと思った矢先に癌が見つかりました。
幸い、初期で転移もありません。

それでも「死」というものを近くに感じるようになりました。

これから治るかもしれませんし、治らないかもしれません。
良い方向にいくことを願っていますが、悪い方向に進んだことを考えずにいられません。
まだ妊娠出来る可能性はあります。
でも自分の命の期限が近づいてる可能性もあります。

夫のためにも親のためにもこの病気を乗り越えたいです。
それなのに、告知を受けて2ヶ月が経ってもまだ前を向けていません。
ホルモン剤の副作用なのか、ずっとイライラしたり、眠れなかったり、仕事もやる気が起きません。
世の中には私よりも辛い思いをしてる人がいるのに、自分の弱さに嫌になります。

コロナの影響で大好きな旅行も行けていません。結婚式も新婚旅行も行けていません。叶わぬまま自分の人生が終わるのは嫌です。でも自分の力では変えられない運命があると思います。

未来に怯えて生きる私に前向きなアドバイスをお願いいたします。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなたが回復なさるよう心より祈ってます

拝読させて頂きました。
あなたがこれから妊活を頑張ろうと思っていた矢先に病いになってしまい大変つらい思いをなさっておられること、「死」を感じていらっしゃることを読ませて頂きました。あなたの様々な思いを心よりお察しします。
そうですよね…大変ショックですよね。コロナ禍でもありますから毎日その気持ちを抱えていてどう向き合っていけばいいのかもわからなくなってしまいますよね。

先ずはどうかその病をしっかりと治療なさって下さいね。私はあなたがその病を克服なさりしっかりと回復なさっていかれることを心から祈っています。
逆に今病いが見つかったのであるならば初期ですからよかったとも言えます。担当医師の指導の下でカウンセラーやケアマネージャーにもしっかりとお話を聞いてもらい治療に専念していきましょう。ご家族の皆さんとも分かち合いながら安心して前向きに回復していきましょう。
生きている中では様々な困難や災いや病いがあるものです。決して独りで抱え込まず、独りで悩まずに何でも皆さんと共に分かち合いながら毎日を前向きなお気持ちで生活なさって下さいね。
改めて命の尊さや人と人とのつながりの大切さを実感して感謝することも再確認できるものです。

あなたがこれからも皆さんと一緒に病いや困難を乗り越えていかれて、病いが回復なさり新たな命に恵まれて、皆さんと一緒にその子達を愛し育み、仲良く幸せに生き抜いていかれます様心よりお祈りさせて頂きます。そしてあなたを心から応援していますね。どうかあせらないでがんばってくださいね!

{{count}}
有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

心温まるお言葉ありがとうこざいました。

その中でも特に、新しい生命に恵まれて…もいうところはハッとしました。
まだ答えは出ていないのに諦めかけていました。
でもまだ私には可能性があります。
その可能性がある限り精一杯生きたいと思いますし、前を向かないとと思えました。

なかなか周りに弱音を吐けずに、ここで初めて気持ちを外に出せました。
夫にもしっかり甘えて共に生きていこうと思います。

本当にありがとうございました。

「癌・末期ガンと向き合う」問答一覧

癌の母、現実逃避の父

末期癌の母がいます。 あちこち転移していますが去年までは普通の生活ができておりました。ですが年始に足が腫れ歩けなくなり、骨転移が神経に障っているのと下肢の血栓で入院中です。 月末の退院後は元通りの生活とはいかず、幾分か歩行に問題が出るとのことです。抗がん剤も打ち切ることになるので、終末期の準備と覚悟も必要になります。 コロナ禍では入院すると面会もできませんので、できる限り在宅でと思っています。 なのでヘルパーさんを入れることも視野に入れ病院と相談をしておりますが、実家は物が溢れており、まず掃除から先にと思っているのですが、父が拒否します。 父は私と仲はよい方ですが、気持ちの弱い方で頑固。母が元通りになって帰ってくると信じて…信じようとしていて、掃除して手すりをつけることを退院してからと言い張って、話も聞いてくれません。 父が冷静に話を聞けないので病院との調整役は私が全て引き受けていますが、限界を感じ病院の相談機関には相談をしています。 退院前に父と私と看護師さんで面談をし、説明と説得をお願いしています。 多分今の時点でできることは全てできていますが、今後、父の気持ちを尊重しつつ母の生活の質を維持していけるのか?その調整が上手くできるのか不安です。 弟がおりますが、義妹は第二子妊娠中ですし、弟と父の仲が悪い為そこにも注意を払わないといけません。 今日もやんわり掃除の話をしましたが、退院したら!と話を聞いてもらえず、その度に無力感に襲われます。 向き合わない父に腹が立つわけではありません。ただ、困り果てています。 私だって、母がいなくなる準備なんて少しだってしたくない。全部投げ出してしまいたい。泣いて泣いて眠れない日もあります。 でも最後まで母が母らしくいられるように努力したい。 父に時間が必要なのはわかっていますし、ゆっくり進めるしかないのでしょう。 ただでさえ、父は一昨年長年介護してきた母(私の祖母)を亡くし、最近やっと立ち直ったところです。また失うことなど考えたくないのでしょう。その気持ちは痛いほどわかるのです。私も大好きな祖母でしたので。 でも、母について気持ちを共有できるはずの父がこの状態で、私一人先を考えなくてはいけない、この状況が叫び出したいほど辛いのです。 私はどのように両親と向き合うべきでしょうか。

有り難し有り難し 22
回答数回答 1

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ