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懺悔の念

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母ががんを患い、他にも目がみえづらい耳が聞こえづらい、いろいろな体調不良の訴えがありました。

今月に入って言葉がおかしくなり、立てなくなり、救急にかかったら、がんが脳に転移し、余命1.2か月とのこと。

死を目前にしたこと自体はやむを得ないと思い受け入れられます。

まず前提として母の性格が傍若無人で、人を尊ぶことがあまりない人です。わがままで横柄で自己中心的で、前世はどこかの暴君だったんじゃないかと思っています。

しかし体調不良は家族として助けてしかるべきと、私なりに手助けはしていました。通院のつきそいや医者の話をかわりに聞いたり質問したり、こんな医者があるよと声をかけたり。

ですが、9月頃から一気に体調が悪化し、その原因がわからず、ただの甘えだととらえ、一日中寝たまま何するでもなく無気力でいることがとても不愉快で、そしてやはり傍若無人な言動をしてくるのは変わらずで、かなり強く叱りつけたりしました。

これが元の性格はあるにしても、寝たきりは脳の腫瘍のせいだったとわかり、自分の態度に後悔懺悔を覚えます。

それに、白内障の手術しているのですが、結果治らず、他の疾病がありその手術をしないといけなかったのですが、もろもろの体調不良があって結局できずで終わりました。
耳の難聴についても、補聴器を作成予定で通院していたら、認知症の可能性があり、そちらの対処が先、と医者の判断で補聴器を作らずで終わりました。

つまり、訴えていた症状に対して、何も改善できずに、今意識もうろうと病院に入院し、死を待つのみとなったのです。

今は母はぎりぎり私を認識してくれていますが、きっと数週間もしないうちに何もわからなくなります。

最期に母とかかわった思い出が、母を大事にできなかったことばかりで、こんなまま別れなければならないことを思うと息が止まりそうになります。仕事中に泣いてしまいます。

助言か叱責か、何か言葉を頂きたいと思いました。

2024年11月20日 13:06

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

どうか一日一日を大切に生きて下さい

拝読させて頂きました。
お母様の病が深刻になってしまいあなたはその治療等できずに今とても後悔なさっておられるのですね。詳細なお母様の病状や状況やあなたのことはわからないですが、あなたがとても悔やんでおられることは伝わってきます。あなたのそのお気持ちを心よりお察しします。
今思い返すとその様にああすることができたのではないか、こうすればよかった等々思い浮かんできてどうしても自分のことを責めてしまうのは致し方なきことです。私達は誰しも完璧ではありません、逆にその時その時できることというのは限られているのです。あなたはお母様に対して可能な範囲で対応なさっていらしたのではないかなと思います。
できればどうか自分を責めないで下さいね。そして今できることを可能な範囲でなさっていきましょう。
人の命は限りがあるのです。お母様の限られた命や時間をできることをなさり、可能な範囲でご一緒にお見守りなさって下さいね。
そしてお母様がしっかりと一日一日を生きていくことできます様にと仏様や神様や皆さんのご先祖様にお祈りなさって下さい。
またあなたのその思いを仏様や神様やご先祖様に心から手を合わせてありのままお伝えなさってみて下さいね。
仏様や神様やご先祖様はあなたの思いを受け止めて下さいますし、お母様がしっかりと生き抜くことを優しく見守っていて下さいますからね。先ずはどうか安心して落ち着いて毎日をしっかりとお母様と生きていきましょう。
あなたがこれからもお母様とのご縁を大切になさりしっかりを介護なさり、お母様が与えられた命をしっかりと生き抜いていかれます様に、そしてお母様が天寿を全うなさる時に必ず仏様や神様がお導き下さり、ご先祖様がお母様を優しくお迎えなさって下さいます様に心から祈っています。
そしてあなたを心より応援させて頂きます。至心合掌

2024年11月20日 14:25
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有り難し
おきもち

個別相談可能
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラーメンが有名な処です。)これからも皆様のご質問に対して誠心誠意回答させて頂きたいと存じます。まだまだ修行中の身ですので至らぬ点あろうかとは存じますが共に精進して参りましょうね。お寺にもお気軽に遊びに来てください。
ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。 人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。 仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。

質問者からのお礼

ご回答ありがとうございます。書いた時が一番情緒不安定でした。親孝行したい時には親はなしとはよく言った言葉です。私ができなかったことは挙げきったので、私ができたことを考えて、旅立つ母を毎日大切にして見送ろうと思います。

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