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妻が乳がんになりました。

回答数回答 3
有り難し有り難し 17

妻が乳がんになりました。ステージ2です。とても辛いです。妻を失いたくないです。孤独で寂しいです。これからどう日々を過ごせばいいでしょうか。

2026年2月8日 18:01
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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

人間は病気の有無にかかわらず、明日のことは誰にも分かりません

奥様のご病気のこと、さぞ驚かれ、心を痛められていることと思います。以前、孤独感についてお話しくださったあなたが、今、一番大切に想う奥様のことで新たな不安の中にいらっしゃることを思うと、胸が締め付けられる思いです。

「失いたくない」という強い想い、そして押し寄せる孤独感。それは、奥様をそれほどまでに深く愛していらっしゃる証でもあります。まずは、その辛く苦しいお気持ちを、無理に消そうとせず、そのまま受け止めてあげてください。

これからどう過ごせばいいか、という問いに対して、僧侶として一つお伝えできるとすれば、「先の見えない未来」ではなく、「確かな今」に心を向けていただきたいということです。 私たち人間は、病気の有無にかかわらず、明日のことは誰にも分かりません。分からない未来を憂うことで、大切な「今」が不安色に染まってしまうのは、とてももったいないことです。

特別なことをする必要はありません。ただ、奥様のそばにいて、今日のお茶が美味しいねと笑い合ったり、手を握ったりする。そんな「今、ここにある温もり」を一つずつ丁寧に味わってください。その積み重ねこそが、奥様にとっても、あなたにとっても、何よりの生きる力となります。

あなたは一人ではありません。不安で押しつぶされそうな時は、いつでもここで吐き出してください。


縁起寺 釋聴法

2026年2月8日 19:44
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有り難し
おきもち

真宗木辺派 縁起寺 衆徒 (僧侶/教師) 高等学校教師歴38年,理系,専門は電気工学・情報工学, 現在は真宗木辺派僧侶
お悩みの相談は全般的に対応します。(下記を参照して下さい) 相談時間は、月・木・金・土・日曜日は、8:00~20:00です。 火曜日と水曜日は18:00~20:00での対応となります。 翌日以降で、他の法務等がなければ、できるだけ迅速に対応させていただきます。 元高等学校教員ですので、将来の進路や転職に関する相談などにも対応いたします。 現在も非常勤講師を行っているため、少々対応にお時間をいただく場合もありますが、できるだけ早く対応できるように調整いたします。 ◆職場や学校での人間関係がうまくいかない ◆ストレスや不安で日々の生活に支障がある ◆無気力で、人生の目標を見出せない ◆卒業後の進路を決める事ができない ◆別れた交際相手の事を忘れる事ができない ◆家庭不和で毎日の生活が辛い ◆家族や大切な人を亡くして心の整理がつかない ◆何事も悪い方向に捉えてしまい、自己嫌悪に陥っている ◆ついつい他人に辛くあたってしまい、後悔を繰り返す ◆毎日充実した日々を送れるように、仏教の勉強がしたい など、上記はこれまでの相談の例(ハスノハ以外を含む)です。

それは心配ですね。治療したら治るから大丈夫だよ。薬の副作用とかは大変だと思うけど頑張って治そうね。欲しいものがあったら何でも持ってくるからね。など、奥さんをたくさん励ましてあげてくださいね。

2026年2月9日 11:10
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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答していますが、無知未熟ゆえに質問を読ませていただくことしかできないことも多々ありますがお許しください。 回答は私個人の意見や解釈もあり、場合によっては浄土宗の教義とは少し異なることもあるということをご了承ください。 また、寺の紹介ページに電話相談についても紹介していますのでどなたでも気兼ねなくご利用ください。 ハスノハのお坊さんがもっと増えますように。 合掌 南無阿弥陀仏

とてもおつらい状況の中で、言葉を絞り出して相談してくださったこと自体が、あなたが奥さまをどれほど大切に思っているかの表れだと感じます。「失いたくない」「孤独で寂しい」という気持ちは、弱さではなく、深い愛情があるからこそ自然に湧いてくる感情です。

まず知っておいてほしいのは、ステージ2の乳がんは、今の医療では十分に治療が見込める段階だということです。もちろん不安がゼロになることはありませんが、「すぐに失う」という状況ではありません。

恐怖が先に立つと、未来を一気に最悪の結末まで想像してしまいますが、どうか「まだ一緒に生きていく時間がある」という事実を、心の片隅に置いてください。

これからの日々をどう過ごすか、という問いに対して、大きな答えを出そうとしなくて大丈夫です。大切なのは、「正しく支えよう」と頑張りすぎないことです。

奥さまは、がんという病気と向き合う中で、
・不安
・恐怖
・怒り
・落ち込み
・「普通でいたい」という気持ち
そのすべてを行き来します。そのときあなたができる最も大きな支えは、「そばにいること」だと思います。

・黙って隣に座る
・話したいときは聞く
・話したくないときは無理に聞かない
・「大丈夫」と励ましすぎない

「何て声をかければいいかわからない」ときは、「正直、どう声をかけたらいいかわからない。でも一緒にいるよ」それだけで十分だと思います。

そして、あなた自身の心のケアもとても重要です。配偶者が病気になると、「支える側」は感情を後回しにしがちですが、あなたも同じように傷ついています。孤独や寂しさを感じていいし、弱音を吐いていい。信頼できる友人、家族、場合によってはカウンセラーや患者家族の支援窓口を頼ってください。あなたが壊れてしまったら、共倒れになってしまいます。

日々の過ごし方としては、
・「今日一日」を単位に考える
・先のことは医師の説明があってから考える
・治療と関係ない、普通の時間(食事、散歩、テレビ)を大切にする

未来を一気に背負おうとすると、心が潰れてしまいます。今日一日、奥さまと一緒に過ごせたこと、それだけで十分な日もあります。

どうか一人で抱え込まず、これからは「二人で」「支え合いながら」歩いていってください。ご自愛ください。

2026年2月10日 14:16
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有り難し
おきもち

広島の山あいで、今日も「なんまんだぶつ」とつぶやいています。 浄土真宗本願寺派の僧侶、ケンコウと申します。 日々の中には、言葉にならない思いや、誰にも言えないもやもやがあるものです。 そんな時こそ、仏さまの教えが、ふっと心に灯りをともしてくれることがあります。 この「はすのは」では、あなたの声に耳を傾けながら、一緒に“いま”を見つめ直す時間をつくっていきたいと思っています。 堅苦しくなく、あたたかく、時にゆるく。 どうぞ、あなたのお話、聞かせてくださいね。

質問者からのお礼

未来の不安ばかり考えてました。今の温もりを感じてみます。朝、起きると一番寂しくてつらいですが、孤独と向き合ってみます。ありがとうございます。

ありがとうございます。妻がいないと生きていけない。たくさん励まして良くなるようにします。

ありがとうございます。1日単位でそばにいるですね。自分自身が壊れそうです。寄り添って、教えていただいた、できることをしようと思います。ありがとうございます。

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