自分を大切にし、愛し、自信を持つとは
現在鬱病を患っています。
正直毎日生きるのがとてもしんどいです。しかし、かろうじて死にたいとは思わなくなりました。
鬱病自体なかなか周りの人に理解されづらい病気なため誰にどう頼っていいかわからず、でも誰かに助けて欲しかったので先日初の電話占いを受けました。
鑑定士からは「自分を大切にし、愛し、自信を持ってください」と言われました。
しかし具体的にどうしたらいいのかわかりません。
どうしたら心から自分を大切にでき、愛せて、自信を持つことができるのでしょうか。
何かご意見をいただけたら幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
セルフ・コンパッション
ははは 様 相談ありがとうございます。
鬱という事ですが、会社でのパワハラ、長時間労働のようですね。それはあなたのせいではないですね。鬱は自然と起った反応と思います。
というのは、何か苦しい事や辛いことなど脅威のようなものを感じると、本能的に逃走したり凍り付いたり(動けなくなったり)します。これは脳の自動反応です。
ですので、はははさんが悪いわけでも、責任があるわけでもありません。
でも、この自動反応を静めないと、鬱は治まっていきません。それを静めるために「自分を愛すること・・」というなら鑑定士の言葉は、合っていると言えます。
その自分を愛するためには、まず自分の状態をマインドフルネス的な瞑想で、良し悪しの判断せず、ただ自分を客観的に眺めるような事をして、自分の今・ここに気づくという事が良いと思います。
そして、深くゆっくりとした呼吸で、出る息と入る息に意識を向けて、鬱で疲れた心を落ち着かせる、なだらかにするという事を試みてください。自分のリズムで心地よく呼吸することが、落ち着かせるコツです。
そして、心が落ち着いたなと感じたら、はははさんにとって、最も好きで心地よい場所(緑の綺麗な高原、青空の広がるビーチ、凛とした空気のある森など)をイメージして、その場所に浸った気持ちで、さらにはははさんにとって最も思いやりや優しさを向けてくれた人を想像してください。その人は、はははさんの事を信頼して、いつでも愛情深く、あなたが困っている時は支えてくれて、温かく包んでくれる人です。その人が、その心地良い場所で、あなたの傍に来ています。それを充分にゆったりとゆっくりとイメージして浸ってください。
そしてその人は、はははさんにどんな優しい思いやりのメッセージをかけてくれるでしょうか?その言葉を受け取ってみてください。
これが自動反応の脅威を静める鎮静システムの一つの方法です。
詳しくは、自分に愛情や思いやりを向けるセルフ・コンパションで検索していただければ、理解がしやすくなると思います。難しければどうぞ、メールにてお知らせください。一礼
追伸:お礼メッセージありがとうございました。動画もセルフ・コンパッションで検索して、いろいろ参考にしてください。自分にダメ出しせずに、自分を穏やかにしていきましょう。ご縁に感謝申し上げます。再礼
質問者からのお礼
ご返信が遅くなってしまい大変申し訳ございません。
お忙しい中ご回答いただき誠にありがとうございました。
深く呼吸し、大切な人や場所を思い浮かべることは確かにこれから先の人生の中で周りの方や環境に感謝を忘れないためにもとても必要なことだと感じました。
アドバイスしていただいたことを少しずつ実践して参ります。
ご相談に乗っていただき、誠にありがとうございました。
もう少し頑張って自分と向き合い、生きていこうと思います。