やりたい仕事が見つからない
現在無職の31歳です。
アルバイトから13年続けていた小売業からIT系企業への転職を目指して昨年に退職しました。
数ヶ月プログラミングの勉強をした後、転職活動を進めていくと、コロナ禍や年齢、私の価値観とIT業界との相違があったため、結局は内定を得ることが出来ずにIT系への転職は諦めました。
IT業界の給与などの待遇に惹かれて誤った判断をしてしまったと今では思っています。
そして、今は自分が何をしたいのかも分からず、求人を検索してもいまいちパッとせず、行動が起こせずに無職のままです。
4月で退職してから1年を迎えてしまいます。
貯金も減ってきていて、そろそろ働かなくてはいけなくなってきて焦りが出ています。
ただ、妥協をしてやりたくもない仕事をするのは、どうしても自分の中で納得がいきません。
人の役に立つ仕事がしたいという漠然とした理想があるだけで、具体的に何をすれば良いのか、どんな仕事に就くと良いのかが見つかりません。
さらに、それなりの給与もほしいという欲も出てきてしまいます。
大した学歴やスキル、職歴があるわけでもなく、自分の過去にも自信はありません。
最近では、自殺願望とまではいきませんが、こんな毎日がつづくくらいなら、消えてしまいたいと思うこともあります。
こんな私でもやりたいことは見つかるのでしょうか。
どのようにしたら見つかるのでしょうか。
私一人ではなかなか答えに辿りつかないので、質問してみようと思い、ここに辿り着きました。
どうか力を貸してください。
よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
2つの点からの提言
こんにちは。
転職活動中とのこと。
焦る気持ちもあるでしょう、お察しします。
私は、以下の二点をあなたが考える材料として提案したいです。
1・転職が上手くいかなかった問題点は整理できていますか
「小売業からIT系企業への転職」する際、「数ヶ月プログラミングの勉強をした後、転職活動を進めていくと、コロナ禍や年齢、私の価値観とIT業界との相違があった」と書いています。
退職してから「数ヶ月プログラミングの勉強」と読めるのですが違うでしょうか。これは、前職に在職中にすべきことだったのではないでしょうか。仕事帰り、休日を利用して「数ヶ月」の「勉強」を数年かけて出来たはずです。その「勉強」や、情報収集の段階で、「コロナ禍」は別として「年齢、私の価値観とIT業界との相違」というのは十分予測できたはずです。そして、「相違」や違和感を感じたのだったら、職にとどまり続け次を考える、というように。
転職活動に於いて重要な、慎重な情報収集と、スキル・資格を保持してから次に移るという基本が出来ていなかった可能性はありませんか。
この失敗を次にしない、という整理が先ず必要です。
2・自分の「やりたい仕事」という判断自体を一時中断しては
あなたは「退職してから1年」で、現在「31歳」、「大した学歴やスキル、職歴があるわけでもなく」ということになると、事実上就職できる職種、職場はやはり限定されているのが現実でしょう。
ですから、「やりたい仕事」をゼロから考えるのは現実的ではありません。
「人の役に立つ仕事がしたいという漠然とした理想」は一旦おいて、「やりたい仕事」ではなく、就ける仕事から考えるのです。その就ける仕事の中でも、どうしても「やりたくもない仕事」を除外すれば、現実的な選択肢は自ずと見えてくるでしょう。