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母が先月亡くなりました

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初めまして。お世話になります。
母が先月脳出血で倒れ、1週間後に亡くなりました。

実家と私が住んでいる場所は遠方で、倒れたと連絡があってすぐ帰ったのですが、コロナ禍で感染対策上入院している母には会えませんでした。

倒れてから意識はあった様ですが、その日の晩に容態が急変し、緊急手術になりました。以降、意識は回復せず、面会ができたのが入院から4日後でした。
呼びかけても、母は、返事もできず、目もあけてはくれません。その週に亡くなりました。

年末年始は、毎年帰省していましたが、コロナ禍もあり、今年は帰省を諦め、2月に帰るからねと年末年始話をしていたところでした。連休がある度に、帰省をしていたのですが、昨年はコロナの影響があり、夏に帰省して以来、帰ることを自粛していました。

元気な母に直接会えずに、この様になったことや、意識ある際に、何かしらの手段で声をかけたりできなかったのだろうかとか、母の健康管理をもっと前から私ができなかったのだろうか等、、、悔やむことばかりです。
母は、いつも家族のことを優先に考え動いていた母でした。
苦労も多かった人生だったと思います。
私も母には迷惑や心配をたくさんかけてきました。
倒れて帰省しても、面会もなかなか許されず、実家にいるだけで、倒れた際も、倒れてからも何もしてあげれなかったことが悔しいです。

まだまだ母としたいこともありましたし、頻繁にメールをしていたので、メールもしたしいですし、母と色んな話をしたいです。

母がいなくなり、父も私も心にポッカリ穴があくとは、この様な状況なんだなぁ…と思いました。人生で1番辛いです。母がいなくなり、こんな辛く悲しい人生、生きている意味なんて無いとも思えてしまいます。

母は、嫌だと言うかもしれませんが、来世でも、また母の子供でいたいです。来世では、ほぼ異なる人生を歩むと聞きますが、来世も親子でいることは難しいのでしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

今は、まずお父様にもサポートを。

みやびさんのご心痛お察し申し上げます。
又、お母さまのご冥福をお祈り申し上げます。合掌

突然なことでご家族の皆様も驚かれたと存じます。この世に誕生したものはいつかは滅び亡くなるという、そのことはどこかで分かっているようで現実に大切な方を亡くされる悲しみは計り知れないものであります。この世の無常とはまさにこのことであります。改めてのご冥福をお祈り申し上げます。

今生も親子として、そして次の生も親子として望まれることは構わないと思います。むしろ過去の生でも、そうであったかもしれません。その時には親子が逆転している場合もあります。今回、お母さまが若くして亡くなれることで、みやびさんに大切なことを教えておられます。
これからも、みやびさんはこの世を生きて、そして出会いもあり、家族も持たれることでしょう。その中でお母さまとのこと、命の大切さ、色々なことを経験されていきます。その時々に、お母さまの思いがご理解されていくと思います。

ただ、今は悲しみ淋しさ、介護できなかったこと、思いを届けることが出来なかったことなど後悔されているでしょうけど、お母さまはそのことはすべてご理解されていますので、自分を責めたりと後悔だけはしないでください。それ以上に、これからの人生を前向きに楽しく暮らしていくことが、お母さまへの親孝行でありご供養になります。

また、会えますので、今はお父様のことをサポートしてあげてください。お母さまの心配はお父様のことですから。

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有り難し
おきもち

日蓮宗のお寺で、名古屋市南区にあります。 ”お寺は生きている人のためにも...
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質問者からのお礼

直ぐに回答メッセージを頂いていたにもかかわらず、御礼のメールが大変遅くなり申し訳ありません。
日々、涙する毎日ですが、色々法要が終わった今、空虚感といいますか、また違う悲しみを感じている日々です。
鈴木住職様にはすぐに救いのお言葉や、励まし、支えていただき大変感謝しております。
ゆっくりお話しができたらありがたいです。

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