マリッジブルーがひどすぎます。
現在、婚約しておりあと1ヶ月ほどで入籍する予定です。彼女との付き合いは4年になります。
私は今まで彼女に嫌われないように、本心を隠しながら付き合ってきたように感じています。好きだと思ってもないのに好きだと言ったりしていました。
そのためか、半年前に婚約してから「こんな人生でよいのか、この人でよいのか」と思ってしまい、そのことが1日中頭から離れません。
しかし、今振り返ってみると嘘ばかりではなく本心が出せていたことにも気づきました。
彼女と過ごした時間はとても幸せな時間だったと思っています。
上記のように、「自分は彼女のことが好きではないのではないか」という考えと「このまま結婚した幸せになれそう」という考えがありどうしていいのかわからなくなってしまいました。
彼女に触れるのが怖くなってしまったこともあります。そんな状態で会ってみるとデートもあまり楽しめません。しかし、デートから帰ってひとりになると、「やっぱり楽しかったな」と思います。
また結婚するにあたり、他の人のことが気になったり、女の人と関わるのが怖くなったりします(好きになってしまったらどうしようという思いから)。
彼女のことを好きだと自信を持って言うことができません。1日に何度も「やっぱり好きだ」「やっぱり好きではないかも」と繰り返してしまいます。
この悩みを消して、結婚生活を楽しみたいと思うのですがどうやったら消せるでしょうか。
自分の本心がわからない
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたが決断するしかありません…
『婚姻は両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本と』します。
ですので、あなたはご結婚を御自身の自由意志で決められたはずです。そしてそれはあなたの「権利」なのです。
そして「権利」には必ず『義務』が伴います。
つまり、一方が相手の同意なく勝手に婚約を破棄することは出来ないのです。
一言で申せば「勝手に本心を隠しながら付き合ってきたように感じています。好きだと思ってもないのに好きだと言ったりした」ツケが回ってきているのです。
選択肢は二つ「結婚するか否か」だけです。
そして選択に迷っていらっしゃるあなたにアドバイスができるとしたら、「このまま結婚してお相手と一生を一緒に暮らす」のと、「お相手並びに御家族との金銭を含む様々な紛争を甘受してもこの婚約を破棄し、自由な状態に戻る」のとどちらが「マシか」とあなたの素直な気持ちに聞いてみることです。
多分ご相談内容からは、このまま全て円満に解決する道は無いように感じます。
今後のあなたの気持ちがどうなっていくか…それはあなたにしかわかりません。
ここは御自身で決断するしかありません。それは権利です。そして義務です。
いずれにしても、どうなっても、どうあっても、仏様はあなたに御一緒下さいます。
〈追記〉
「お相手の幸せの為に動いていたら」…それができれば仏様です。
でも、あなたは(私もですが)人間ですから、相手の幸せの前に自分の幸せを求めるものです。
もし、あなたの再質問が「相手の幸せを願って結婚生活を続けられたなら、相手を今よりずっと好きになり、幸せな結婚生活が続くのかも知れない」との思いから発せられたものであれば、その答えは私にはわかりません。
「好き」の感情も、「幸せ」の感情も自分独自のものです…その問いに答えを出せるのはあなただけなのです。
どうか、『すぐに、あなたの今の正直な気持ちをお相手に包み隠さずお話になって下さい』…それが出来ない、また そのことで壊れてしまうような間柄であったなら、いずれにしてもこのあとの結婚生活はうまくいかないような気がします。
話合いこそが夫婦関係において一番大切なことなのですから…。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
自分の気持に嘘をついてきたツケが回ってきた。この言葉忘れないようにします。彼女に嫌われたくなく必死に生きてきて、自分の心に目が向いていなかったのでしょう。
今からでも彼女のために尽くしたいという思いもあります。相手の幸せのために動いていたら救われるでしょうか?
ご回答ありがとうございます。
彼女と一緒に過ごした時間、とても大切な時間だったと思います。
今まで一緒にいてくれたこと本当に感謝しています。
4年も付き合って、いつの間にか相手がいることが「当たり前」になり、「相手のことをどう思っているか」に向き合わなかったことに後悔しています。
このまま結婚して生活を始めたら楽しくなるような気がします。
しかし、結婚して生活を始めてもこの不安が続くようならと考えると怖くなってしまいます。
この自分の本心を話してみようと思います。