罪悪感で死にたくなる
こんばんは。私は浪人をしました。結果、第一志望の大学から、法学部、経済学部の合格をいただきました。
そこで、どちらの学部にするかとても迷いましたが、受験直前にあったとあるできごとで法学部にすることにしました。
その出来事とは、突然、過去の自分の過ちを思い出すということです。
昔、友人に対して、法に触れかねない、酷いことをしてしまいました。友人はそのことを知りませんが、知ったらきっと傷つきます。
その行為は、自分の無知から起きたことです。それがなんとなく悪いことであると知りながら、それでも法に触れかねないことだとは思っていませんでした。
そんな無知から罪をおかし、人を傷つけることをもうしたくなかったので、法学部で法を学び、二度とこのようなことをしないように決意しました。
しかしながら、そのような決断をしたものの、私が同じように過去に犯した罪をどんどん思い出しています。あれも良くないことだった、これも良くないことだったと気づき、日々罪悪感で苦しいです。
自分の取り柄は唯一、人に優しくできることだと思っていたのにそれすらもなく、ひたすらに罪を冒し続け人に害を与えていたと気付きました。まだ10代で若さ故の無知で犯した罪ですが、そんなの言い訳です。何も犯さない人は犯さないのです。そう思うと、どうしてこんなにもダメな人間なのだろうと苦しくてしょうがないです。
その友人にも、本当のことを話すかどうか迷いました。心の底から好きで、友人に対する以上の感情すら抱きそうなくらいなのでら言ったことで関係が壊れることを考えると怖くてしょうがないです。
しかし、まだ保身に走る自分にも嫌気がさします。
法学部で学び心を入れ替えようとした気持ち、友人に対する罪悪感、過去に幾度となく犯した罪に対する苦しさ、自分のダメさに気づきどんどん落ちていく自己肯定感でぐちゃぐちゃです。
人を傷つけるだけでなく、「法」の観点から見ても罪を犯している可能性がある自分は、生きている価値がないように思います。
私はこれから過去におかした罪、そして罪悪感とともにどのように生きていけば良いのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「人に優しくできること」を育てていくこと
すすき 様 相談ありがとうございます。
取り柄が「人に優しくできること」を育てていくことが必要ではないでしょうか。
だれでも、間違い、過ちを犯します。成長するうえではよくありますし、大人でも出来心とかで、間違いをします。あなただけが、悪いわけではないのです。
法を学ぶのは良いことですね。
法は「教え」という意味もありますから、法律としての決まり事だけではなしに、人生の「教え」として学んでみてください。幅が広がりますから。
その中で、自分に優しくする、自分に思いやりをむける、自分を寛容にするということはどういうことか考えてみてください。
あなたの取り柄は、自分に向けること、他人に向けること、そして他人から受け取ること、この三つの方向をよく理解できるように育ててください。
さらに、生きる価値がない・罪悪感にも、自分で思いやりや優しさを当ててみましょう。
そして、この思いやりや優しさを、仏教では「慈悲」といいますが、自他ともに慈しみや喜びや悲しみを共感できるようになってきたとき、友人に自分の過去を話せるときがくるでしょう。共感が行き届いて安心感や安全感がお互いに感じられるようになると、親友としてそのままでいられるでしょう。
法(決まり事と教え)を学ぶというのは、こういう方向性を持っていてもいいと思います。
あなたのためにそう思いました。一礼
追伸;お礼メッセージありがとうございました。苦しい時、その気持ちに寄り添いながら、あなたに優しや思いやりを向けてくれる人はいますか?一人で抱え込まないで、どうぞ思いを吐露してくださいね。心がおだやかになることを祈っています。再礼
どうかしっかりと学んで下さいね
拝読させて頂きました。
あなたが今まで人に対してなさったことを深く心にとどめて心から反省して後悔なさっておられること、そしてそのようなご自分の行いを見直そうと法律を学んでいこうとなさることはとても尊いことかと思います。
あなたがそのような思いを持ってこれから学んでいかれることはきっとあなたの学びを深めていくことに繋がるでしょうし、あなたが学んでいかれその学んだことを持って自ら悪しきことをやめて善きことを為していき、人の為になるようご尽力なさっていかれることはとても尊いことです。
どうかその思い志を持って初心をわずれずにこれからご精進なさって下さいね。私はあなたを心から応援したいと思います。
またそのご友人にはもしもタイミングがあればあなたのなさったことを心からお話なさり誠実に謝罪なさってみて下さいね。その方がどのようにお感じなるのかはわかりませんけれども、その方のお気持ちを大切に思い謝れる状況であるならば心から謝りましょう。あなたのその思いがその方に通じます様心より祈っています。
またあなたの思いをここでもお聞かせ下さいね。あなたをお待ちしています。
質問者からのお礼
まさかこんなにも早くお返事をいただけるなんて思っていませんでした。ありがとうございます。
日常生活の中でもふとした時に罪の意識で苦しくなることが続いており、すぐに気持ちを切り替えることは難しいかもしれませんが、本当に苦しくなった時、いただいたお返事を見返せばまた前に進めるように思いました。
改めてありがとうございました。