hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

人に借りたものを返せていない回答受付中

回答数回答 2
有り難し有り難し 2

もう10年以上前に友達に借りたCDで、返せていないものがあります。

そもそも当時から年に一度会うか会わないか程度で自分が借りたかった訳でもなく、友達から貸してあげると言われて借りたものの、友達がネズミ講にハマりさらに距離が出来たこともあり、そこから全く会う機会がなく返せていません。

私が離婚して再婚したことも伝えておらず、ただただ疎遠になってしまい連絡も一度も取っておらずただただ後悔に駆られています。

又15年前にあまり中の良くない友達と夜ご飯を食べに行くことになったものの私が財布を持っておらず千円借りて次回ご飯を食べに行くときに返すとなったのですがそれこそ会う機会が一度もなく返せていません。

今になってものすごく悪いことをしてしまったとものすごく罪悪感に駆られるものの今更ながらに情けないのですが連絡をとって、近況として離婚したことを一から話しする勇気もありません。

今思えば私の本当にいけないところで貸してもらったものを返さないことはなくとも長い間借りたりということが度々あり、これを反面教師に信用問題だからきちんとしなければならない反省しているところです。

この件に限らず最近自分が未熟だなと感じることが度々あり精神的に落ち込んでいます。

だから不倫されたり、人間関係でうまくいかないとことがあったりするのかなと悩む一方です。

2025年4月16日 20:24

この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

感謝の気持ちをお返ししましょう

拝読させて頂きました。
あなたが借りたものをなかなか返せていないことを悩んでいるのですね。あなたがその様に思うお気持ちもわかる様に感じます。お気持ち心よりお察しします。
あなたがその様に悔やんでいるのであれば、これからは借りたものはしっかりとお返しなさることを心掛けていきましょう。そしてそれに加えて感謝の気持ちをもってお礼を進んで言うことも心がけてみて下さい。
また感謝のお気持ちがあるならば何かしらお返しなさってもいいのではないかと思います。
自分が使ったり読んだり聴いた後に速やかにその人に返しながら感謝のお気持ちをお伝えなさっていきましょう。
因みに私達今生きている中で全てのものは借りものです。本当に自分のものは自分の心だけです、あとは全てあくまでも一時的に借りているのです。そのことにも感謝の念を思って毎日を生きて下さいね。
あなたが周りの方々からも施しを受けて感謝の気持ちをお返しなさり、心から豊かに充実した人生を生き抜いていかれます様に切に祈っております。そしてあなたを心より応援させ頂きます。

2025年4月17日 17:07
{{count}}
有り難し
おきもち

個別相談可能
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラーメンが有名な処です。)これからも皆様のご質問に対して誠心誠意回答させて頂きたいと存じます。まだまだ修行中の身ですので至らぬ点あろうかとは存じますが共に精進して参りましょうね。お寺にもお気軽に遊びに来てください。
ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。 人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。 仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。

押し切られやすいですか?

 相談文を拝見して、もしかしたら「押し切られやすい」のかな、譲りやすいのかな?と感じました。
 「未熟」とのことですが、それは「自分が関わったことだけれど、押し切られてのことだから、私の責任は軽い」と評価する傾向があるのかも知れないな、と推測します。
 本当の問題は、CDや千円のことではなく、人間関係のことですよね?
 責任を取る、というのは過程云々は問わない、「あの人に押し付けられたものだから」という責任逃れをしない、ということです。そして、そのためには勇気も必要です。「ありがとう、でも私これ聞かないわ」とか「ごめん、その人たちとは私、ご飯に行かない」とか、断る勇気。
 きっとあなたは優しい人で、提案を断ることを悪としているように見受けられますが、その場を凌いでも後になって後悔するならば、「ノー」を言えることも大切です。
 特にお子さんと暮らしていると、それを教えなければならない場面もあるのではないでしょうか。子どもの求めに100%答える必要はありませんし、子どもにとっても良くないと、私は考えます。「これ以上はダメだよ」を示すのも、親の役割です。
 イエスノーは、人間関係で固定的に応える(この人の言うことは常にイエス、とか)ではなく、内容に応じるべきです。その見分けがつかないまま育った子どもは、必ず人間関係で苦労します。あなたのためにも、お子さんのためにも、都度しっかり判断して表現することを心がけては如何でしょうか。
 家族になるということは、それぞれの言い分をしっかり聞き取る(その上で判断する)事を選んだ相手だよ、という事なのですから。

2025年4月16日 23:50
{{count}}
有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊さんに限らず、二足のわらじを履くことで、話に幅が出るはずだと考えて、はき続けています。子育てとか家族論とか考えつつ、でも仏教って個人のものだなぁと感じたりします。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ