友人に突然縁を切られました
数年前、友人にあるトラブルを私のせいにされた事があり(この事は私とは全くの無関係でした)その友人から距離を取られていました。
ある時から友人からまた頻繁に連絡がくるようになりました。きっかけは分かりません。
久しぶりに電話で話しましたら「あの人は私の事をこう思っているに違いない」「この人達はきっと周りに自慢しているんだ」などの話ばかり言うようになっており、そう思う理由を聞いても特に根拠はなく、周りに対しとても疑心暗鬼になっているようでした。
どうしようもない他人の事ばかり考えていたらしんどいだろうと思い「第三者の目から見ると、特に根拠も無いし考えすぎかもよ」と言ったのですが「私が悪いの?」と、こちらが責めているように受け取られてしまったようです。
私も人に対してネガティブな思いを抱くことは当然あるので、悪い妄想をしてしまう事自体は分かるのですが、友人に電話するとそのような話が毎回出るので段々と気が滅入るようになってしまいました。
また私に対し、まるで媚びるような態度を取ったかと思えば、明らかに事実と反する嘘をつかれたりと、友人の言動が良く分からなくなり疲れてしまいました。
そのようなこともあり、私からあまり連絡しなくなりました。
最後に他愛もない話をしてから数日後、用事のために連絡を取ろうとしたところ、全ての連絡手段を断たれている事に気付きました。
私に知らせていたSNSのアカウントもブロックされていて、見ること自体出来なくされていました。
最後に連絡してから連絡手段を断たれるまで特に接触もなく、友人が何を思ったのかは全く分かりません。
最後は距離をとってしまったものの、遊びに行ったり、学生時代は勉学や部活など切磋琢磨し合い、辛い時は互いに励まし合ったりと思い出があるだけに、残念な気持ちでいっぱいです。
しかし、もう振り回されなくていいのだとホッとしているしまっている部分もあり、あれだけお世話になったのになあ、と自分の冷たさにげんなりする事もあります。
過ぎた事を考えても仕方ない、これからを大切にしようと思どのように友人と接すれば良かったのか時々思い返しては考えてしまいます。
友人とどのように向き合えば良かったのか、仏教ではこのような時、どんな教えを説いているのか知りたいです。
また気持ちの切り替え方についてご意見を頂きたいです。
よろしくお願いします。
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冷静に見守りましょう
拝読させて頂きました。
そうですか…それは嫌な思いをしましたね…。その友人が何故そうなってしまったのかわからないですが、あなたのお気持ちを心よりお察しします。
その人は人を信じることができなくなってしまっているのでしょうね、いろんな理由があるかもしれませんけれどもそれは本当に悲しいことです、とても不幸なことです。
私達はお互い助け合いながら生きていますから人を信じることができなくなってしまうと途端に生きていくことがきつくなります、大変になります。
人のことを素直に見ることも出来なくなり、言っていることも素直に聞くことができず常に疑心暗鬼になっているのであるならば、例え太陽が出て明るい昼間に生きていても真っ暗闇の中に目も見えず耳もふさぎながら生きているようなものです。
ですから何でも嘘偽りに聞こえたりしてしまいますので、自分自身のことも見えなくなってしまいますからね。
逆に自分自身を嘘偽りで塗り固めていくようになってしまい、ありもしないことに妄信してしまい吹聴したり、人を平気で傷つけるようなことを言ったししてしまったりするようになります。
その友人の妄想を解くことはなかなか難しいと思います。本当に親身になって何度でも説得してもなかなか信じないかもしれません。やはりそれは本人が気がつかない限り妄想や嘘偽りを解くことはできないでしょう。人を信じることができないでしょう。
逆にそのような状況の方が悪いことが寄ってきます。何故だがそういう嘘偽りや甘い言葉にだまされてしまう可能性が高まります。
いずれにせよ今は様子を見ることかと思います。あなたがが振り回されても仕方のないことですで冷静になって見守っていきましょう。
質問者からのお礼
Azuma様
お話を聞いて頂き、とても楽になりました。温かいお言葉を有難うございました。
友人は元々物事を悪い風に捉えてしまったり、人の言葉や動きに敏感な部分があったのですが、それが強くなってしまったようです。おそらく、今の世間の状況の影響もあるかと思います。
悲しい事ですが、もし友人が私を憎悪することで楽になったり前へ進めるならそれもいいかと思っていました。
しかし、人づてに聞いた所あまりうまく行っていない様子で、まだ今も周囲にいる人たちを疑い続けてしまっているのかもしれません。
友人の思い込みを和らげたり、私に出来ることが他にもあったかもしれないと思っていたのですが、Azuma様のご意見を拝見して、周りに出来ることは限界があり、これは本人が気づき変わらない限り抜け出せないものなのだと考えるようになりました。
様子を見て振り回されないようにしつつ、今は友人のことは考え込みすぎずに自分の事や周りにいる人を大切にしていこうと思います。
この度は誠に有難うございました。