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結婚前の約束を破る夫にひどいストレス

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結婚前は転勤の可能性はもうない、住みたいところに住めばいいと言っていました。

が、毎年転勤の可能性がある。現在までは免れているが、来年も可能性あり。→サラリーマンは仕方ないと言い出す始末。

義両親が亡くなり、関東の田舎にある実家を建て直して引っ越すと言い出す。それが貯金が一番できる。子供にお金を残せる。自分の給料では都内に家を買えないと言い出す。

だまされました。ドヤ顔で家事育児は手伝いますが、ふしぶしで俺が稼いできているという態度が見えてイライラします。ケンカの時、俺と同じだけ稼いでみろと言われたことがあり、その日から一気に冷め指輪を外しました。

仕事辞めなければよかった。今は自分に稼ぎがないので従う以外ない状況で、それも辛い。
田舎で暮らしたくない。転勤や引越しで新しいコミニティーを作り直し、子供の手続きや情緒の安定を見守り続けるのも妻の役割。俺が地域のことはやると言ってるけど、どうせ口だけ。平日いない奴ができるわけないこと言うな。

毎日モヤモヤして、コロナで愚痴をこぼしたいのに友達や親に会いに行けず、ストレスで自分がおかしいと感じ心療内科に通うはめに。
しかも夫、そのストレスはイヤイヤ期の子育てのストレスだと思っているようで腹立たしい。お前がストレスだと言ってやりたいけど、子供の前で嫌な空気は出せず。

以前はそれでも感謝できることを探して穏やかに過ごす努力をしていましたが、できなくなりました。

どうしたらよいでしょうか。子供たちは愛しくて、夫がいない日はせいせいしながら過ごしています。

今が辛いです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

ご夫婦で改善しあい、愛し合う姿を模索するのがベスト

こんにちは。

過去のご質問も見ました。
2年6ヶ月前に「夫を信用できなくなった」との題で、質問していました。

ご主人が「禁煙誓ったのにタバコを吸っていた」という出来事に対し、「息を吐くように嘘をつく」「嘘や不正が許せない」と書いていました。

これに対し、回答の先生が「嘘をつくのは、隠したい何かがあるから」ではないですか、と指摘されていました。確かに「タバコはやはり身体には良くない」けれども、「彼がタバコに走る理由も聞いてみませんか」と提案されていました。

私は、過去の一連のやり取りと今回のご質問を合せて考えると、ご夫婦の間で柔らかなコミュニケーションが成り立っていない感じを受けます。前回同様、あなたが相手の「嘘や不正が許せない」という一方的な方向性を感じるからです。

「結婚前は転勤の可能性はもうない」
「住みたいところに住めばいい」
 ↓
「転勤の可能性がある」
「子供にお金を残せる。自分の給料では都内に家を買えない」と言う理由から、「関東の田舎にある実家を建て直して引っ越す」

こういう変更があった。

しかし、ライフステージが進む中にあって計画変更になるということはあることですし、「結婚前の約束を破る」と批判的に言うのはいかがなものでしょうか。「結婚前の約束」以外選択してはいけないというルールに沿うと、「約束」は守れるかも知れませんが、逆に柔軟な選択を縛ることになります。それがいかに有効な決断であっても、「約束」が優先されるからです。

もし、あなたがご主人の「給料」、「貯金」、「子供にお金を残せる」条件で、しかも「田舎で暮らしたくない」ことを考慮に入れて現実的な対案を出せるなら、良い機会ですからご夫婦で意見を出し合いながら詰めていけばいいと思います。批判するより、コミュニケーション見直しのチャンスにしていきませんか。

「夫がいない日はせいせい」というのはあなたの現実の気持ちでしょう。
ただ、子供さんの前でもありますし、できるだけご夫婦がお互いに意見を出し合い、改善しあい、愛し合う姿を模索するのがベストではないでしょうか。

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有り難し
おきもち

釋 悠水(しゃくゆうすい)
浄土真宗本願寺派報恩寺住職(兵庫県三木市) 本願寺派布教使 元本願寺布...
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質問者からのお礼

ありがとうございます。
自分の姿も省み、今後仲良く生活できるよう努力いたします。
感謝の気持ちを忘れずにいます。

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