人のLINEアイコンを見るのが苦痛
他人のLINEアイコンを見るのが辛い。
少しぼかして書きます。
まず前提として、世間では人気が高いが私はとても苦手な俳優・Aがいます。
元々Aが嫌いだったわけではなく、ある実写化作品で彼が演じたキャラ・B(らしきもの)に強い嫌悪感を覚え、気づけば俳優本人の顔を見るのもムリになっていました。私は原作ファンかつ、キャラBが大好き。しかし実写化にあたり、Bの性格設定はド改悪され、演じるAの容姿やファッションが原作小説のイメージと似ても似つかないことも相まって、なんだかBを好きな気持ちを踏みにじられたような気分になりました。
【ここから本題】
私は50人弱が在籍する部活に入っています。細々とした連絡事項はグループLINEで行っているのですが、部員のうち20人以上がAの写真をアイコンにしているのです。ズラリと並ぶ、色んな表情のA。申し訳ないけど、見ているだけで嫌悪感と悲しみが込み上げてきて、頭がクラクラします。
もちろんAに罪は無い。そして、他人の「好き」という気持ちを私怨で否定してはいけないことは重々承知なので、アイコンを変えてほしいなんて言いません。彼女たち(部長・副部長も含む)はAにガチ恋しているようで、1年である私がそんなこと言える雰囲気ではないし、そもそもAを苦手としていることを知っている部員はいないと思います。
これがTwitterとかならば、しばらく見なければいい話なのですが、部のLINEだとそういう訳にもいかず非常に辛いです。
解決策の見当たらない、このモヤモヤの持って行き場が分かりません。どうすればいいでしょうか。
ご教示願います。
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多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
嫌だけど死ぬわけではない
嫌だけど死ぬわけではないと思いましょう。
私は、今流行りの無料素材のイラストの絵柄が好きではありません。
嫌いというより、同じような顔ばかり見てうんざりという感じです。
しかし、企業の広告やテレビ番組、役所の広報にまであの絵であふれていますよね。
若干の苦痛は感じますが、まぁ死ぬわけではないしなと諦めます。
そのうち流行りにも変化があるかもしれませんし、苦痛に慣れてくるかもしれませんね。
人の心は移ろいやすいのです
拝読させて頂きました。
嫌いな人は嫌いでいいのではないでしょうか?見るだけで虫唾が走るほど嫌いっていう人もいるでしょうけれどもそれがこれからもずっと嫌いだということでもないと思いますよ。
人間ですから誰もが好き嫌いもあります、受け入れられない人もいます。それはあなたもそうでしょうし、周りの皆さんもそれぞれそうなんだと思います。部活の中で全員が好きな人っていうのもムリですからね。ご縁で集まった皆さんそれぞれの個性があります。
あまりその人のことばかりにとらわれてしまうと自分が好きなものも心の中で変容してしまったりいびつになってしまったりもすると思います。嫌いなものに向ける気持ちを好きなものに向けていた方が気持ちもいいですし健康的ですからね。あなたの大切な一時いっときを嫌いなものに心がとらわれてしまうのはもったいないです。
嫌いだったら軽く流すのも必要なことです。嫌いだったら流していきましょう。
あと、ありえない!と今思っていても人の心もあなたの心も常に変わっているのです、好みも日々気がつかない中でも変わっているのです。いろんなものが目に入ってきて新しいものを見て聞いていく中で刺激を受けると自ずと自分の好みや価値観が影響受けて変わっていたりするもんです。そうして時間を経ていくと去年好きだったものが今年或いは来年には変わっていたりします。
私もけっこうTVドラマを見るのですが、最近見ている朝の連ドラである俳優さんのことが以前は嫌いだったのにドラマを連続して見る中で好きというか…好感持てる俳優さんになってついつい見とれてしまったり、その俳優さんの名演技している姿をみるとつい泣いてしまったり、その俳優さんの今までの経歴で本当にがんばってきた姿をみると感情移入してしまったりします。人の心は移ろいやすいのです。
どうか気にせず流していきましょう。
質問者からのお礼
願誉浄史様、ご回答ありがとうございます。
そうですね、流行りというものは、一個人にはどうしようも変えようのないことですからね。起こることにいちいち心を波立てず、もっと穏やかに生きてみようと思います。
Kousyo Kuuyo Azuma様、ご回答ありがとうございます。
仰る通り、今回の実写化が受け入れられなさすぎて、同作品の前回の実写化(これは成功した)への「好き」という思いが執着に変わりかけていた面がありました。気をつけます。
あと、朝の連ドラというのは『おちょやん』のことでしょうか。私も見ていました。良ドラマでしたね。出てきた時は嫌いなキャラだったのに、別の角度から見ればその女性も苦悩や孤独を抱えていることを知り、亡くなった後には「悪い人ではなかったなぁ」と思わせられた人がいました。時を経たり、違う角度から見て解釈してみたりすると、いつの間にか受け入れられるようになっているようになっていることってありますよね。現在のAに対する行き場の無い苛立ちを一旦トーンダウンさせて、自分の心の様子を見てみようと思います。