祖母に続き祖父を亡くしました
回答 2
有り難し 23祖母を亡くしてから半年で祖父を亡くしました。その気持ちに整理がつきません。
祖父は最愛の祖母を亡くした後、体が弱り入院しましたが、コロナ禍で見舞いもできず、危篤の際に短い時間に1人ずつ面会できただけでした。
病院近くにホテルも取って駆けつけられるようにしていたのに、情けない事に亡くなる瞬間には間に合いませんでした。
初孫で本当に可愛がってくれたのに、こんなに突然二人とも亡くしてしまうなんて。特に祖父は、こんなに寂しい最期になってしまったのが悲しくて、申し訳なくて仕方ありません。
ただ、祖父母共にコロナなどの病死ではなく老衰だったので、天寿をまっとうしたのは幸いだったと自分を慰めていました。
そんな中「マスクを外そう」「コロナはデマ」と駅前演説をしている人達を目の当たりにしてしまいました。
それを引き金に、
「コロナ禍さえなければ、もっと祖父母に会いに行けたのに」
「入院した祖父をお見舞いに行けたのに」
「危篤になった祖父の手をずっと握っていれたのに」
「今際の際に独りにせずにいられたのに」
という気持ちがずっと頭で渦巻いています。
コロナはしかたない。感染対策の面会制限はしかたない。寿命はしかたない。
それで抑えていた後悔ややるせなさが、先述した活動・主張をする人達への怒り、腹立たしさとなって噴出してきます。
陰謀論やら何やら面白おかしく騒ぐ人達に向かって「じゃあ何ですか、私が祖父とこんな別れ方をしなきゃいけなかったのは、あなた方が面白おかしく言ってるデマや陰謀論やらのせいですか、こんな思いをしてる人も居るのに騒いで楽しいですか」と喚きたくなります。
そんな事あるわけないのに「こんな考えの人がいなければコロナはもっと早く終息していたかもしれないのに」と考えてしまいます。
いやそもそも、コロナなんて関係なく、もっと私が孝行していれば良かった。そうすれば幾分か気持ちもマシだったかもしれません。
これは八つ当たり過ぎないのだと思います。
ただ、
祖父の四十九日を心穏やかに迎えるために、
祖父母を偲ぶ際にこんな恨みのような気持ちを持ち出さないように、
この怒りを落ち着ける方法など、何かご教授いただけたら幸いです。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
仏様があなたと祖父母さまを繋いでくださる。感謝を伝えていこう
そうですか。。。祖父母さまは、仲良く一緒に生きて、そして、今 仏様の世界（浄土）で再会しておられるのですね。
今生には、いろいろなことがありますね。
妻を見送った祖父さまは、決して嘆いてばかりではなかったと思いますよ。また会おうねと、約束されたことでしょう。
遺された者は、どうやっても後悔が残るものです。大切な人だからこそです。もっと、もっとと、私たちの煩悩は、愛おしい人を想い、心を悩ませるものです。
あなたのその虚しさや怒りも、きっと仏様が包み、祖父母さまへ 届けてくださいますよ。こんなにも想っていますと、あなたの気持ちをね。
あなたは、精一杯に祖父母さまからの愛情を受けて育ってこられた。これからだって、ずっと孫なんですよ。
満中陰（四十九日）法要には、あなたと祖父母さまを繋いでくださる仏様に手を合わせながら、感謝を伝えられたらいいですね。
祖父母さまは、どこへ行かれたわけでもありませんもの。お浄土で2人一緒に、あなたを見守り、いつの日か、またお浄土で遇える日を待っていてくださいますよ。
素敵な祖父母さまに、精一杯に生き抜いてくださった祖父母さまに、私もこちらから手を合わせますね。
思いは尽きないでしょうけれど
拝読させて頂きました。大切なお祖母様やお祖父様があいついでお亡くなりになられてあなたは大変ショックを受けていらっしゃることでしょう。そして今も深く悲しみ様々な後悔の念にさいなまれていらっしゃるのですね。あなたのそのお気持ちを心よりお察しします。
このコロナ感染症が流行しているさ中であなたが充分に一緒にいて差し上げること寄り添うことができなかったのはさぞかし辛い思いをなさったでしょう。あなたがそのように騒ぎ立てる人々達に対して怒りを感じることもよくわかります。毎日様々な報道や政府や行政や医療関係から発せられる情報を目にすると何故？どうして？と思わずにはいらないですし、ましてそのような中で亡くなっていく人々や家族の皆さんの無念さは計り知れないと思います。改めて心よりお悔やみ申し上げます。
そしてお祖母様やお祖父様が必ず仏様に救われますよう心から仏様にお祈りしご供養申し上げます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
お祖母様もお祖父様も必ず仏様がお導きなさって下さり、ご先祖様方が優しくお二人をお迎えになって下さいます。そしてお二人ともご先祖様方と一緒に仲良く仏様のもとにて心安らかにご成仏なさっていかれます。これからお祖父様やお祖母様はいつもあなたを片時も忘れずにどんなときでも優しく見守っていて下さいます。
あなたとお祖母様やお祖父様とのご縁は永遠です。いつでもお二人はあなたに寄り添い励ましていて下さるのです。
今あなたはとてもつらい思いをなさっておられるでしょう、どうかその思いもお祖母様やお祖父様に心から手を合わせながら素直に心からお伝えなさって下さい。お祖母様やお祖父様はあなたのその思いを全てありのままに受けとめて下さいます、そしてあなたを優しくなぐさめて下さるでしょう。世間のわずらわしいこともあるでしょうけれどもどうか素直にお祖母様やお祖父様に心の中でいつもお向き合いなさって下さいね。
いつの日かあなたがその天寿を全うする時がきます。その時には必ずお祖母様やお祖父様があなたを優しくお迎えになって下さいますからね。そして再会なさり喜び合うことでしょう。そして共に心安らかにご成仏なさっていくのです。
あなたがこれからもお祖母様やお祖父様に守られながらお健やかに成長なさり、心豊かに幸せに生きていかれます様にと心からお祖母様やお祖父様に祈っています。
