生きた証
私達夫婦には子供が居りません。
私達の死後、墓守をする人が居らず
永代供養を検討する事になるでしょう。
私達が生きた証を残すにはどうしたらよいでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
現在の様々な関わりや繋がりを大切に。
こんにちは。
ご質問読ませて頂きました。
現在、奥様と寄り添い、二人三脚で日常を送っていらっしゃる…それがお二人にとって今の幸せなのですから先ずは、お二人が最期の時を迎える日まで悔いの残らないように、納得された人生を過ごされることが大切です。
私自身、貴方と奥様が唯一無二の人間として今、幸せに暮らしている…その事自体が生きながらにして生きた証なのではという風に感じます。
又、少なからずも貴方や奥様が今まで、そしてこれからも仕事やプライベートで関わりを持たれてきた方の中には脳裏、心に貴方や奥様が焼き付き残っている方もいらっしゃることでしょう。
それは、他者の心に自分という人間がそれだけ影響を及ぼしている証拠です。
生きた証を残すといった、大きなものに囚われず、今自分が囲まれている人や環境、それら1つ1つの関わり、繋がりを大切に育まれる事が今後の自分の生きた軌跡を形成し、生き甲斐にもなって行くのではないでしょうか?
生きた証もそれに伴い、周りの人や環境が自然とつくりだして行くのだと思います。
隆介 合掌
虎は死して皮を留め人は死して名を残す
「虎は死して皮を留め人は死して名を残す」
ということわざがありますね。
虎は死んだ後その毛皮が珍重され、偉業を成した人は死んだ後その名を語り継がれる、という意味です。
お仕事でも、ボランティア活動でも、一生懸命行うことで、きっとあなたの功績はいつまでも語り継がれる事でしょう。
ただし、「自分の名前を後世に残したい」なんてよこしまな気持ちでやってはいけませんよ。裏表なく、全力で出し切ってみましょう。そういう精神が名を残します。
質問者からのお礼
なるほど! 参考になりました。
いつも他人の役に立ちたいと思っているので
出来ることから初めてみようと思います。
有り難うございます。