hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

ブログは『生きた証』になるのでしょうか。

回答数回答 1
有り難し有り難し 13

どうも。自分はこのhasunohaとLINE以外にSNSを使いません。実際にはアカウントだけ作って長年放置しているのもあり、ブログもその一つですが、それはある女性のせいなんです。
その人は自分と一回り歳が離れてて両親も健在。小学校から私立に通い、10代の時に芸能事務所からスカウトされた美貌の持ち主(自撮り写真もたまに載せてるので自信はあると思います)です。しかし、母親とは仲が良いのに父親の酷いモラハラが原因で(この点は自分の家庭に似てると感じてコメントし、返信してもらえた事もあります)家庭内の空気は常に重く、そのストレスで学校の成績もあまり良くなく、どうにか大学は卒業したものの就活に全敗して鬱になり入院した病院で検査を受け、軽度の障害があると判明しました。

その後、女性はその事実を隠しバイトをしたもののすぐに辞め家に引きこもる様になりました。 彼氏もいましたが、デートの度に肉体関係を持ち、更に自分は働いてるのに飲食等の支払いをさせる様な輩で、残念ながら彼女の病気や障害には理解がなく、父親と同様に彼女を苦しめ続けたものの中々別れられず、自殺未遂を繰り返しましたが、医者の勧めで障害者年金を受給する様になった矢先彼氏が結婚を申し込み快諾。 それを知った女性の父親は彼女を地元から離れた場所の作業所に通わせました。勿論女性は最初猛反発しましたが、当時両親の関係が最悪だった事や兄妹が独立して頼れなくなった事、彼氏が子供を欲しがってない(彼女にとって結婚=子供を産む事だった為金目当てで結婚したがってる)と知り、泣く泣く従いました。
その数ヶ月後女性が作業中に姿を消してしまい、警察も出動して大騒ぎになりましたが数日後無事保護されましたがそのまま入院。あの時何があったかよく覚えてないと言いながら日記を書く彼女に無性に腹が立った自分はブログで言及しました。『何でもかんでも病気や障害のせいにして卑怯だ。夫と娘に苦しめられ続けてる母親が気の毒でならない。』と、キツい文面でしたが、少なからず賛同してくれた方はいました。 すると、本人がコメントで『母の悪口を言う人は嫌いです。私にとってブログは生き甲斐で止めるつもりはないからもう来ないで!!』と反論し、ブロックもされました。謝罪はできませんでしたが、宣言通り女性は今もブログを更新し続けています。

モヤモヤが消えないのは何故なんでしょう…。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

他者の生きる証を尊重できませんか?

アキラさん、こんにちは。書き込みありがとうございます。アキラさんは、SNSはあまり使わないのですね。アカウントだけ作って放置しているものもあり、ブログもそうなっていると。

ブログのアカウントが放置状態になっているのには理由があるのですね。
それは、ある女性のブログで、その女性とアキラさんは、どちらも父親のモラハラが原因で両親が長年不仲であると、お互いに似たような家庭環境であるとアキラさんは感じられた。そのことで、コメントを書いたら返信をもらったこともあったのですね。

そして、女性が入所させられた施設を脱走した後に、その女性の父親が施設を訴えたと、ブログには書かれていた。そのことについて、アキラさんは「何でもかんでも病気や障害のせいにして卑怯だ。夫と娘に苦しめられ続ける母親が気の毒でならない」とコメントを書いた。アキラさん、ご自身もその文面をかなり辛辣だったと感じているけれど、そのコメントに賛同してくれる人も、ブログの読者の中には少なからずいた。

けれども、ブログを書いている女性は「母の悪口を言う人は嫌いです。私にとってブログは生き甲斐で止めるつもりはないから二度と来ないで!!」と書かれて、アキラさんはそのブログをブロックされたのですね。

謝罪もできないまま今に至っている。ブログは今も更新されている。アキラさんの中でもやもやが消えない。

アキラさんのお話を私はそのように聞かせていただきました。

アキラさん、モヤモヤしていることを言葉にしていただきありがとうございます。そうですね、モヤモヤの原因は何でしょうね。

アキラさんご自身が正しいと思っていることと、ブログの執筆者の女性が正しいと思っているものに違いがあったのかなと、アキラさんの言葉を聞きながら感じていました。

私たちは一人ひとり大切にしているものや、価値観が異なります。きっと私が正しいと思っているものと、アキラさんが正しいと思っているものにも、重なる部分もあるかもしれませんし、異なる部分もきっとあると思います。正直に申すと、私自身も常日頃、自分が正しいと思っています。相手の意見が間違っていると。自分の意見が顧みられない時は腹も立ち、私はモヤモヤします。

人それぞれ異なることが自然であるのに、私の思いをある意味で、相手に強制してしようとしてしまう。そういった部分が私たちにはあるんじゃないですか?

{{count}}
有り難し
おきもち

真宗大谷派僧侶。共に悩める場所を求めてこちらに参りました。
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

秋山智様

初めまして。 早速の回答ありがとうございました。 それと、言いにくいのですがこの質問を書き込んだ直後に今彼女がどうしてるのかが気になって久しぶりにログインして確認した所、最初に自分が書いたのと実際の内容に若干ズレがありました。例えば、文中で彼女が入れられたのはいわゆる更正施設だとばかり思いそう書きましたが実際は職業訓練所の様な場所だった(身寄りの無い人は優先的に施設に入れるらしいです)り、彼女の父親が訴訟を起こしたというのも、行方不明になった後で入院した際、病院に駆けつけた父親が怒り狂った末に付き添っていた職員へと言い放っただけのいわゆる口約束なので、実際にそこまでした訳ではないそうです。ですから、この場を借りてちぐはぐな問答となってしまった事をお詫びいたします。
でも、仰りたい事は分かりました。きっと、自分は彼女にとって押し付けがましい存在だったんでしょう(何せ向こうのが12歳も下なんですから)。もう忘れます。

ちなみに、女性やご家族は皆元気そうでホッとしました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ