回答 1
有り難し 7何度かこちらでお世話になっています。
現在20歳の大学生です。
私は人にどう思われるか、見られるかがとても気になります。
人と向き合って話している時には「上手く笑えてるかな？顔が引き攣って苦笑いに見えてないかな」や、相手の話を聞いている時には「なにか面白いこと言わないと」など、こういう考えに縛られてしまいます。
上記のような事を意識的にも無意識的にも考えてしまって、人との会話を純粋に楽しむ事が出来ません。
人と楽しく話すってどんな感じだったっけ、と真剣に悩む程です。
この様なことがあって人と関わる事がしんどくなり、本心とは反対に人を意識的に避けてしまう時期がありました。これは昨年の話なのですが、正直その時期は孤独感や不安感、罪悪感などで心が押し潰されそうになっていて、今でも思い出すだけで当時の気持ちがぶり返して少し胸が苦しくなります。
1ヶ月前位まではこちらで頂いた助言、読書などをして得た知識や考えなどを少しずつ実践したお陰か、昨年よりも人と関わる事を楽しく感じられる瞬間が増えました。
しかし最近また、人と関わるのが怖いという気持ちを感じる事が増えてきました。
人と関わりたい、でも関わるとしんどい、避けるともっと辛くなるし…という考えがグルグル頭を巡っています。
他人の芝は青く見えると言いますか、私以外の人達は色々な相手との関わりを心から楽しんでいるように思えます。もちろん誰にだって対人関係においての悩みはあるかと思いますが、どうしても私だけその場で浮いているのでは無いかと不安になります。
加えてそんな事本当は考えたくないのに、人の事を心の中で悪く思ってしまう時もあります。そんな時、自分はもう20歳にもなるのになんて幼稚なんだとすごく落ち込みます。
長くなってしまい申し訳御座いません。
人と関わりたいのに人を避け、挙句の果てには心の中で人を悪く思ってしまう幼稚で矛盾した心は、どのような言動を心掛ければ素直な心になれるのでしょうか？
そろそろこんな自分と付き合うのに疲れてきました。大切にしたい人達をこれ以上傷つけてしまわないように、前に進みたいです。
よければお言葉を頂きたいです。宜しくお願い致します。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
拝読させて頂きました。
人間ですから誰しもが人に良く思われたい、人に良く見せたいという思いがあるかとは思います。あなたのお気持ちがそのように人からどう見えるのかどう思われるか気にしてしまうのも普通のことかと思います。確かにそう考えると心配になってしまい、辛い思いをしてしまい人とかかわることが嫌になってしまいますよね。あなたのお気持ちよくわかります。
あなたがそうお感じなさっていらっしゃる時には実はあなたは人の話しや考えをあまり注意を払ってはいらっしゃらないのかもしれませんよね、聞いたふりをしてはいるでしょうけども意識は常に自分の方にいってしまって人のことはあまり入ってこなくなっているのではないでしょうか？よく考えてみるとそれはとてももったいないことですし、せっかくの機会を逸していることだと思います。
仮にですけれどもどんなに自分のことが気になってしょうがない状態であっても四六時中ずっと自分のことを鏡で見ているわけにはいきませんし、ずっと自分の声を聞いているわけにはいきません。ましてや鏡に写っている自分の姿は左右逆転していますし、本当の自分の声人から聞こえる声は自分の声とは違うものです。ですから人から見える自分のことなど実は自分ではわからないのです。仮にですけれども自分が亡くなった時には魂は肉体を離れていきますからその時には自分の姿は見えるかもしれませんよね？
ですからどうがんばっても自分を見ることはできないのです。
ですので少し自分のことから離れてみてもいいかと思います。
逆に人が自分に話しかけてきていることにしっかりと顔を向けて耳を傾けて話している内容に注意を向けていくことの方が自分にとっての真実ですからね。
あなたは今でもそしてこれからもずっと沢山の方々と一緒に生きていくのです。そして沢山の方々と様々分かち合いながら生きていくのです。どうかその沢山の方々との一期一会を大切になさって生きて下さいね。
あなたが自らを忘れて人と一緒に生き分かち合っているといつの間にかあなたは素直なお気持ちになっているでしょうし、いつの間にか人として成長なさって変化していっていますからね。あなたはこれからもずっと移り変わりゆくのです。あなたを心より応援してますね。
世界は広いです、色々な方々に会って色々な話しを伺いあなたの中に吸収していきましょうね。
Kousyo Kuuyo Azuma様
お答え頂いてありがとうございます。
仰っている通りで、私は人と話す時、自分にばかり意識が向いていて会話の内容に集中出来ていない所があります。
そのせいか周囲の人の多くがその他大勢の様に見えてしまい、一人一人との関わりを大切に出来ていませんでした。
今回お言葉を頂き、改めて自分のしていたことで自分自身の首を絞めていたこと、人生においてとても勿体ないことをしていたのだと感じました。
自分の存在を良い意味で忘れて、素直な気持ちで相手と付き合っていけるように、前に進んでいきたいです。
応援の言葉も頂けて心強いです。
改めてお答え頂きありがとう御座いました。
