婚約破棄から立ち直りたい。
以前にもご相談させてもらった続きです。
怒りと悲しみのやり場がわからなくて苦しいです。
婚約し、彼の母親に結婚挨拶に行ってから、結婚の話がおかしくなり、結局お別れとなりました。
彼は彼母のアドバイスに忠実で、母に逆らうことはなく、優しいですが結婚してから私が取り残されるのでは?と不安になりました。
おかしなところが、たくさんあるのに苦しいけれど、私は彼に対して好きだった気持ちが大きく、変わってくれると思い込み、気持ちが変わりませんでした。
私は彼も彼母も大事にしてきたつもりでした。
しかし私は先のようなことで不安になり、結婚生活について話し合いで2人で決めたい意思等をぶつけ彼ともめました。
その後突然、顔合わせの足並みが揃っていない、あと一年付き合わないとわからないといいました。
会場も決まり入籍まで、あと数週間でというところでの出来事でした。
彼は、私の親の反応をみて、「私の親がそんなに怒ると思わなかった。親と関わりたくないから結婚できなくなった。」と言い親のせいにしました。
私は親が他人にあんなに怒っているのを初めて見て申し訳なくなりました。
喜んでいた親は反対、大事だった彼からも見放され、向こうのお母さんには「結婚したら大変なことが起きていた。」と言われました。
親を説得しようと言っても、彼母にも行くなと言われてる行くつもりはないと言われ、私と頑張っていこうとしてくれませんでした。
彼母は、キャンセル代を払う前、私の親がプランを一番上まで上げて嫌がらせしてきたと彼にいい、事実ないものの彼はそれを鵜呑みにました。
「子供がもしできていても、おろしてほしい、すぐおろせば大丈夫」、「子供ほしいなら早く次考えなよ」といわれ本当に傷つきました。
思い入れなかったのか説得する気にもなれなかった、と言われました。
友達に子供が産まれても素直に喜べない自分がいて、そんな自分が嫌になり、なぜ自分だけ?と思って惨めになります。
また、彼から連絡がたまに来て、どこかでまたやり直せる?いや無理だ。なんてバカなことぐるぐる考えてしまいます。
しかし、彼の私へのてきとうな態度に「私って価値ないよな」「自分で価値さげてるな」と傷つき苦しくなります。
情けないです。
傷つくのが本当に怖いです。
どうか、私にアドバイスお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
負の連鎖ではなく、正の連鎖を呼び込んでみましょう
質問読ませていただきました。
前回の質問に引き続き答えさせていただきます。
みるくもちさんが今回経験されたことは、たしかに辛いことです。
しかし、もし彼と結婚していた場合を考えてみて下さい。
みるくもちさんと姑さんが争ったり喧嘩をした場合、彼はどちらの味方をしたでしょうか?一人でよその家に嫁いで、味方は彼しかいないのに、きっと彼は母親の味方をしてみるくもちさんは一人ぼっちになったでしょう。
そこで実家の両親に頼ったりしたら、きっと彼と姑さんはみるくもちさんの両親のことを酷くののしるでしょう。
もし子供がうまれたら、子供関連の行事や色んな場面で実家と姑さんが衝突したことでしょう。ひょっとしたら、実家の両親との関係も悪化していったかもしれません。
それらが原因となって、きっと夫婦の仲は悪くなっていき、みるくもちさんにも子供にも多大な精神的負担がかかったことでしょう。
もちろん、これらは全て想像に過ぎませんが、お話を伺う限りにおいてはそう間違った未来ではないと思います。
相手とつながりが強くなっていればいるほど、相手とのすれ違いや諍いは辛さを増しますし、精神的にも体力的にもダメージは大きくなります。
みるくもちさんは、結婚という大きな1つの節目を迎える前に、相手の本性や考え方を分かる機会に恵まれました。もし結婚した後だったら、それはそれは大変な思いをしたでしょう。
辛い経験をしたけど、この段階で引き返すことが出来た。最悪の未来を回避できたことを感謝し、プラスに捉えてみて下さい。
人は悪かったり辛かったことばかりに目がいってしまいがちです。そしてそれを自分の中で増幅して、自分を追い込んでいってしまいます。しかし、どんな側面にも悪い面もあれば良い面だってあるのです。その良い面に目を向けることは難しいことですが、大切なことです。
なぜなら、悪い面ばかりに目を向けていると、どんどん気持ちが落ち込みます。それが自然と言動や雰囲気に顕れてしまい、周りから人を遠ざけます。そうやって負の連鎖へと飲み込まれてしまうのです。
しかし、良い面に目を向けてそこから学べるのであれば、「次は同じ失敗はしないぞ」と、次に踏み出す勇気が湧いていきます。そして、前向きに人生を歩める人は周りに素敵な人が集まってきます。自分で正の連鎖を呼び込むことが出来ます。
こんな考え方も参考にしてみて下さい。
質問者からのお礼
回答ありがとうございます。
怒り苦しみのせいで、毎日どう過ごしたらいいのかわからずとても辛かったです。
前を向いて強くならねばな、と思います。