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道に捨てられていた仮位牌…

回答数回答 2
有り難し有り難し 14

二ヶ月ほど前に、渋谷の繁華街を歩いていた時の事です。

繁華街の中のゴミ捨て場に、仮位牌が捨てられていました。
仮位牌はゴミ袋から突き出ていてほぼ道に落ちているような状態で、ゴミ袋の中身はペットボトルや生ゴミなどの普通の家庭ゴミでした。

その時は私も急いでいて何も出来なかったです…。
しかし仮位牌でもあのような捨て方はありえませんし、遺族は一体どんなつもりで捨てたのか、故人はとても孤独な人だったのではないか…とあれこれ考えてしまいあの時そのまま放っておいた事を後悔しています。

過ぎた事ですので今更どうにも出来ませんが、このような場合どう対処するのが適切だったんでしょうか?


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

既に救われているのです

町中で突然、捨てられた位牌を見つけられて、さぞ驚かれたことだろうと思います。
故人様が孤独な方では無かったかと想像してしまう事も仕方のないことだと思います。

元々、位牌自体は仏教の物ではなく、中国の儒教での風習だった物が奈良時代に日本へ伝わってきたものとされ、追善供養(残された方が良い行いをしたり、亡くなった方を偲ぶ事で、故人の善行に振り向けること)の為のものとして広く行き渡りました。

ここからは浄土真宗でのお話になってしまいますが、浄土真宗では基本的には追善供養を行いません。
それは亡くなった方は、生前の行いに関わらず全て阿弥陀如来の慈悲の心によって全員救われるという考えがあるからです。
なので、その位牌のご当人様も既に救われているので、現実世界で仮位牌が捨てられていようと、残された方々がどう思っていようと救われているので気に病む必要はありません。

問題はそれを捨てられた方ですね。
様々な事情があったと推察されますが、決して良い心の状態では無かったのでしょう。
故人様との関係性に捉われずに、自分の人生を生きてくだされば善いなと思います。
そして、それは自分たちの生活を見直すきっかけにもなります。

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松浦智徳
難しい話は不得意なので、代わりにシャカもんというオリキャラクターを使用した...
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ただの物体(ごみ)になっている

捨てるときには位牌から魂を抜くという儀式(発遣式)をする慣習がありますが、基本的にはただの物体です。
だから気にする必要はありません。
木材に名前が書いているだけ。
名刺や古い表札を捨てるのと同じです。
とはいえ、せめて新聞紙に包んで捨てるとかすれば良いのにとは思います。
捨てた人は、ゴミ袋が破れるなんて想定していなかったのかもしれませんね。
対処としては、他のごみと同じように扱えば良いと思います。

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がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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質問者からのお礼

皆さま、ご丁寧な回答をどうもありがとうございます。

故人様は既に阿弥陀様に救われ、仮位牌はただの物体に過ぎないという事で安心しました。

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