時々、自我が変な感覚になる事があります
うまく説明できないんですが、昔から時々、今自分が操作してる?自分が生きて死ぬまでが、絶対に自分の全てじゃないんだろうなっていう変な感覚になることがあります。
深く考えようとするとよく分からなくなって、この感覚もなくなるのですが…。
ちなみに霊感は全くと言っても良いほどありません。
個人的にはあまり前世とか信じていないのですが、やっぱり前世とか来世とかがあるから、こういう感覚になることがあるのでしょうか?
こういう感覚になる人って結構いるのですかね?
特に深い意味はないのですが、昔から時々この感覚になるので、ふと聞いてみたいなって思いました。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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心の感覚
感覚に六感ありまして、そのうち最初の5つ眼、耳、鼻、舌、身は今ここの外界対象やせいぜい体の内側を感じるだけです。感じた直後に心・意が、「私が見た」「私が嗅いだ」などと感じ、それについていろいろ考えたり考えなかったりします。
心は、心だけで感じることもあります。覚えている過去のことを思い出して心だけで考えたり感じたり、将来を推測したりします。心だけ、目の前のことに限らず過去や未来について「感じる」こともできます。
それがまあ、ぼんやりしているときには特に、心が勝手にもっと過去まで思い出そうとしたりすることもあります。将来は実際にはまだないので無理だと思いますが、過去は、実際にやったはずのことなので、催眠術などで誘導されると、忘れていたはずのことまで思い出したりします。
時々、うっかりこの生の前まで心が遡って、前世のことみたいなものを話したなどということも聞きます。
感覚的には、そんなものかも、ぐらいに思ってみてください。
仏教では過去世が各自に無数にあったと平気で言います。過去世のことや将来を考えて、そのうえで今を生きるのは、ただ、今を漫然と生きるよりはるかに良い生き方になると仏教では見ています。何度も繰り返してきた生(人生だけとは限りません)ならば、だんだん、大事なこととくだらないことの選別ができるようになると思います。