「貴方がどうしたいか」に尽きると思うんです。貴方はどういう人間になりたいですか？貴方が別れた彼女の影を追いかけたければそれでいいと思う。一生そうやっていく生き方もあるかもしれない。しかしあなたは本当にそうしたいでしょうか？別れた彼女は貴方にそれを望んでいるでしょうか？貴方がずっと別れた人の姿を想い、思い出に浸り、「心に穴が開いた」と言うことを彼女は願っているのでしょうか？お釈迦様は愛別離苦（愛する者と別れる苦しみ）は誰も避けられないと言いました。人間の人生には別離の苦しみが織り込まれているのです。問題は、その別れに執着し思い出に留まるのか、それとも別離の悲しみを胸に成長し、歩み出すかどうかだと思うのです。別離の悲しみを経験したからこそ他の人の悲しさも分かる人に成れるのです
彼女と別れたことは本当に辛いと思う。しかし我々は辛くてもその苦しさを超えていくしかないのです。多くの人がそれを経験しています

いくら彼女を思っても、彼女の人生は続いていきます。彼女は新たな人生をすでに歩んでいる。あなた無しの人生を歩んでいます。あなたがすべきことは、彼女の幻影を追いかける事ではなく、彼女を送り出し、新たな貴方の人生を歩み出す事です。彼女との良い思い出が消えるわけではありません。彼女との思い出を心の１ページにしまい、次に歩み出すしかないでしょう。貴方にできることは、彼女への思いを手放す事でしょう？彼女の新たな人生を幸せを願い、彼女の思い出を送りだす事。そういう良い男になる事を願われているのでは？そうした独立した一人の人間が良い恋愛ができるのではないでしょうか？一人で居るときに寂しい人が大勢集まってもますます寂しいだけです。今のままでは彼女への依存です。独立した人間・いい男になれば必ず次の出会いがあります。次に踏み出しましょう。どうしたらよいですか　という事ですが、そういう悩みは多くの書物や文章に残されています。あらゆる恋愛小説や、恋愛本、失恋した時歴史上の人はどうしたか書かれている本を読み学んでほしい。それをしていないのなら、あなたは今の状況に依存しているのではないでしょうか？彼女の影を追いその思い出に浸ることに甘えている。本当に今の状況から立ち直りたいと思うのなら自分から学ばなければ。他人に何とかして欲しいというのは甘えでしょう。違いますか？あなたのこれからの人生を応援しています

釈義光

浄土真宗本願寺派の僧侶です。 産業カウンセラーの資格を持っています。...

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