元彼への未練があります。
拙い文章ですが、読んでいただけると嬉しいです。
私は現在31歳で現在婚約中で今年の10月に入籍予定です。新生活が楽しみな一方、2年前に別れた元彼への未練があります。
元彼(当時28歳、初彼氏)とは結婚相手とは違うと言われ、深く話し合いをせず私から別れを告げました。(交際中に結婚について話しており、将来の方向性の違いなどありました。それでも私は元彼と早く結婚したくて、それがすぐには実現できないことに不満があり不機嫌な態度を出しており元彼に良く思われていなかったのではないかと思います。)
別れた後に冷静に話し合いをすればよかった、元彼の良かったところに気づいた、自分の態度が悪かった、元彼とやりたいことがあったのにもうできない、など考え復縁もしたかったけど元彼とは結婚は難しいと思い、諦めたことで未練があります。
今年の6月出来心で元彼のインスタをみると新しい彼女と婚約したと投稿されており、ショックでした。私も頑張ればチャンスがあったのではと思ったこと、もうどうすることもできないという現実を受け入れるしかないとも思っています。
婚約者とは付き合い始めから遠距離であることや嫌いではないという感情であることから、今のところ元彼ほどの強い印象はありません。婚約者の良いところを探したり、これからの生活を楽しもうという気持ちはあります。これから過ごしていく中で元彼への未練の気持ちが出てきても落ち込まないようにする、または落ち込み具合を浅くするために何かアドバイスありましたらよろしくお願いいたします。
お坊さんからの回答 3件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あの日 決断したこと。それが未来に繋がっていくのですよ。
あの時 悩んだこと。あの日 決断したこと。それが未来に繋がっていくのですよ。
あなたは、元彼が好きだったのね。結婚をする相手とは違うと言われても、納得がいなかったでしょうし、抵抗するかのように反する態度になっていったのですよね。
彼にとっても、結婚相手への条件があったのでしょうね。お付き合いの時期から、結婚を意識するようになってくると、相手との未来が見えてこない時があります。結婚をする人ではなかった…そんな恋愛もあるのですよね。どう足掻いても、難しかったのだろうと思います。あの日、あなたは、それを感じ取っていたのではないでしょうか。
思い出は、美化されていくものです。ですが、その記憶や時間を、これから婚約者と上書きしていくのです。幸せをたくさん重ねていきましょう。比べる愛や幸せではなく、あなたが婚約者と歩く道は、特別なものなのです。
ですから、インスタは、そっと閉じましょうね。
未練と向き合いながら、新しいご縁を大切に生きるには
ご相談を拝読し、元彼への未練と、婚約者とのこれからの生活の間で揺れるお気持ち、とても自然な心の動きだと感じました。仏教の視点から言えば、人の心は常に「無常」であり、過去に執着するのも、未来に不安を抱くのも、人として当たり前の姿です。ですから、まずは「私はまだ未練がある」と正直に認めることが第一歩です。それを否定しなくて構いません。
ただし、過去に留まりすぎると、今目の前にあるご縁や幸せを見失ってしまいます。仏教では「縁起」といい、すべての出会いや別れは、因と縁が重なって生まれた一瞬一瞬の出来事です。元彼との出会いも別れも、あなたの人生に必要だった一つの縁。その縁があったからこそ、今の婚約者とのご縁にたどり着いたとも言えます。
未練に心が揺れたときは、「信じた自分を後悔しているのか?」と内なる声を問い直してみてください。信じたこと自体は決して無駄ではなく、あなたの誠実さの証です。その気持ちを否定するのではなく、感謝へと変えていくことが大切です。「あの人に出会えたから、今の私がある。ありがとう」と心の中で唱えてみると、少しずつ心がやわらぎます。
婚約者に対しては、まだ深い実感がなくても構いません。仏教では「行(ぎょう)」という言葉があり、形に表すことを重ねることで、心が後からついてくることもあります。小さな感謝を伝える、共に日常を積み重ねる——そうした行為の中で、やがて「情」が「縁」となり、深まっていくのです。
未練は完全に消えるものではなく、時に思い出すでしょう。それでも、そのたびに「今目の前にあるご縁を大切にしよう」と意識を戻すことが、心を未来へ導きます。悲しみも愛もすべて含めて、あなたの人生の糧となるはずです。
どうか、今ある縁に光をあてて、一歩ずつ歩んでください。
合掌
あなたの本当に大切な人との未来に向き合って下さい
拝読させて頂きました。
あなたは婚約なさっている中で元彼のことを思い出してしまい、悩んでおられるのですね。詳細なあなたや元彼のことや今の婚約者のことはわからないですけれども、あなたがとても悔やんでおられることは伝わって参ります。あなたのそのお気持ち心よりお察しします。
過去様々な思い違いや行き違いもあってあなたと彼は別れてしまったのです。それは致し方ないと思います。それぞれ生きている中での状況や生き方や考え方や未来感はその時その時で変わっていくものです。
ですから過去のあなたも今とは違うでしょうし、過去の彼も今とは違うのです。
ですからあなたがもしもこれからよりを戻せるという思いがあるかもしれませんが、それは幻想に近いもので現実とは違うものです。
あなたにはあなたの大切な人との未来があり人生があります、彼には彼の大切な人との未来があり人生があるのです。
彼のことは過去のこととして区切りをつけてあなたにとって本当に大切な未来に向き合っていきましょう。
あなたがこれからの未来に本当に大切な人とご縁を深め合い、お互いのことを心から大切に思いやり信頼し合いながら幸せに生き抜いていくことできますよう切にお祈りさせて頂きます。そしてあなたを心より応援させて頂きます。
質問者からのお礼
お坊様方、ご回答ありがとうございます。私のこれからの幸せや大切な未来にしっかり向き合い、目の前にあるご縁を大切にしながら生きていけるようにしていきます。