パートナーや親友との分離不安を治したい
24歳、デザイナーとして働いています。日々、瞑想やマインドフルネスをしており、年々精神的な不安定さは良くなっていると思います。
<相談したいこと>
大人なのですが、分離不安があります。具体的には
・パートナーと離れて1人で過ごすことに不安を覚えたり、悲しみを感じます。
・パートナーから離れて眠る事への抵抗があり、悲しくなります。
これらの症状が高校生から続いています。
パートナーとは週7回夜に会っていたのですが、最近彼から「仕事に集中したい。あと、そろそろ大人になってほしい」とのことで、会う頻度を少し減らすことになりそうです。それで会える頻度が下がると、夜に分離不安で精神的に不安定になることが多いです。
自分としては、夫婦にならない限り週7回一緒に過ごすことはほぼないと思っていますし、健全な関係ではないと思うので、精神的に自立して、自分の力で幸せを感じていきたいです。
元々は、パートナーとの関係に問題があるのだと考えていたのですが、
「もしかして自分に問題があるのでは?」と思い調べたところ、これが検索でヒットしました。
具体的にご相談内容をお伝えすると、
・この分離不安はどうしたら改善していくでしょうか?
・パートナーがいない時にも、自分の人生を最高に楽しんでいくには何を心がければいいでしょうか?
・自分の幸せや安心を他者(パートナー、親友たち)に依存しないためには、どうしたらいいでしょうか?
<現状>
・正社員として働いていて、経済的には安定している
・パートナーは仕事熱心で恋愛の優先度は低い(本人に確認ずみ)
都内で正社員として働いています。両親と仲が悪く、努力しないと認めてもらえない部分が多かったです。それが原因か、今でも人に対して条件付きで自分が愛してもらえる、人も条件付きで愛するという癖がついてしまいました。 それを改善していきたいです。
分離不安があります。1人で休みの日を過ごすことに強い抵抗があります。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「相手の」ではなく、「あなたの」人生を歩んで良いのです…
あなたのお寂しい気持ちお察し致します。
そのお気持ちはきっとパートナー様と始終一緒に居られないことから生じているのでしょうね。
そしてもうあなたはその解決法をご存じです…『自分の幸せや安心を他者(パートナー、親友たち)に依存しないこと』だと。
もう、その通りです。依存しないに限ります。
あなたは御自身を相手に投影をして、その姿をご覧になって安心されているように感じます。「相手が自分をしっかりと受け止めている、自分がいることで相手が幸せを感じている、その証拠に相手は自分に笑顔を見せてくれる」…あなたの御心を、そんなふうに勝手に想像してみました。
でも だからこそ相手に投影した自分が、相手の動きによって歪められると…つまり「相手が楽しく無さそう。自分が疎ましく思われている」等の想定外の自分の受け止められ方(つまり、「相手という『鏡』」を通して見る、あなた自身の思わぬ姿)に出遇うと不安で仕方が無くなってしまうのです。
あなたは他人様にいつも笑顔を向けられますか。いつも上機嫌で話せますか…難しいと思います。あなたが出来ないことを他人に強制することは出来ません。
月並みな言葉ですが、「御自分を持って」下さい。人を通して…ではなく、あなた御自身で自分を見つめて下さい。その自分に自信を持って下さい。
自信が無いのなら、自信の持てる自分になりましょう。御自分を磨きましょう。内面も外面も…。それらを総合的に行うのでも、又御自身の好きなこと一つに絞って集中して取り組むのもよいと思います。
おっしゃるように『自分の人生を最高に楽しんでいく』には、その方法を人に尋ねるのではなく、御自身で苦労をして探し求めて下さい。人から聞いたもの、人からもらったものでは「最高に楽しむ」ことは出来ないのです。
もっと申せば、「人生を楽しめるための何かを求めているとき」こそが、人生で最高に楽しい時間なのです。その時間は決して他から与えられることはありません。
さあ、自信持って、いえその自信を得るために、何かを求めましょう。探しに出掛けましょう。それこそ「小さな冒険」に出掛けましょう。
どうあれ、あなたの人生には仏様が付ききりです。何も心配要りません。
さあ、「相手の」ではない、「あなたの」人生を歩んでいきましょうよ…。
質問者からのお礼
有難うございます。ハッと目の前が明るくなるような説法でした。
自分の中で、いくつか試して自分と向き合っていきたいアイデアがあります。それをただ自分を信じてやっていけばいいのだと知れて、うれしかったです。
私の人生を歩んでいきます。彼を通した自分の人生でなく、自分の幸せや安心をちゃんと自分で感じられる人間でいます。ありがとうございました。