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この先の人生が心配

回答数回答 1
有り難し有り難し 17

5~6年前から辛いことが続きます。

弟の自死、夫が交通事故の加害者になる、母の病死などです。

何かの因縁なのか、と辛く
この先も何か突然の不幸が襲って来るような気がして
心が重くなります。

お墓参りもちゃんと行っているし
日頃の行いも悪くないと思います。

現在は生活が落ち着いているので、たまには遊びに出かけてみようかと思っても
途中で事故にあったらどうしよう…とか、
滅多に風邪などひかないのに
その日に限って体調崩したら嫌だな…とか色々と考えてしまい、
人生を楽しめていないというか
損している気持ちです。

また自分や家族に何かあったら、さすがにおかしいし、鬱になってしまう様な気がします。

どのように心を保ったら良いでしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

偶然に怯える必要はないんですよ

質問読ませていただきました。

悪いことが続き、不安に押しつぶされそうになっておられるのですね。
心中お察しいたします。

さて、長い人生の中、悪いことが重なることはあります。
そのような事態に遭うと、どうしても人は心が弱くなってしまいます。なので、自分が何か悪いことをしたからではないか・・などと悩んでしまうのです。

ただ、よく考えてみてください。自分が悪いことをして自分に返ってくるのは分かりますが、「弟の自死」、「夫が交通事故の加害者になる」、「母の病死」は、直接的には周りの人の出来事です。
もちろん、自分が悪いことをして周りに迷惑をかけて追い込んだ末に、そのような結果が訪れるということもあり得るでしょう。
しかし、「お墓参りもちゃんと行っているし日頃の行いも悪くないと思います。」ということでしたら、それは当てはまらないのではないでしょうか。

そのように色々考えてみると、「偶然に悪いことが重なった」、これに尽きるのです。
人生には、偶然に悪いことが起こることがあります。災害などが一番いい例です。順風満帆な人生が、ある日突然の災害で全て壊れてしまうことだってあるのです。

では、そのいつ来るか分からない災害に怯えて、生活が出来ないほど思い悩みますか?おそらく、「防災準備はしておくけど、来てしまったらしょうがない」という意識ではないでしょうか。
それでいいんですよ。何か起こるかも知れないと心構えだけはしておき、普段の生活は精一杯生きる。起こってしまったらしょうがない。
それくらいの気持ちで参りましょう!

何か少しでも参考にしてみて下さい。
不安でも追加の相談でも何でも良いので、必要ならばプロフィールを参照いただき、メールやZOOMの個別相談をご利用くださいね。

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質問者からのお礼

ありがとうございましたm(_ _)m
少し考えすぎのところがあったようです。
今を精一杯生きます!

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