中絶しました。
お付き合いしていた方が既婚者だと知り(概要はプロフィール記載※お坊さんのみ)気づいた時には奥様に慰謝料を請求されました。
その後妊娠が発覚し、産みたかったのですが中絶を強要され泣く泣く中絶しました。
体に傷が付いたこと、赤ちゃんを殺してしまったこと、心がボロボロになり毎日泣いておりました。
半年ほど前の話なのですが最近になり風の噂で相手の奥さんが妊娠したことが分かりました。その話を聞いた途端に怒りや悲しみ、憎しみがブワッと溢れ出て強烈な殺意に似た怒りを感じております。
相手の奥様には何の非もないのに不幸になってほしいと願っている自分もいます。もちろん相手は地獄に堕ちろとまで思っています。
私は産むことの出来なかった赤ちゃんを。そして騙されていたのに慰謝料を払い更には中絶をし、人生をめちゃくちゃにされたのに…
幸せそうな彼等を考えるとどうしようもない怒りで毎日震えています。
私にも仕事がありますので、そこでは誰にもバレないように辛い事がわからないようにひたすら忙しくしておりますが、毎晩毎日のように怒りや憎しみでいっぱいになります。悔しくて仕返しまで考えている自分もいます。
この怒りや憎しみの感情は、どうしたらいいのでしょうか。なかなか前に進めずとても苦しい毎日を過ごしております。
どうか救われるお言葉を頂けたら幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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自分を縛り続けて、苦しまなくてもいいんですよ
質問読ませていただきました。
騙されていたこと、中絶したこと、悲しみと憎しみと怒りに苛まれているのですね。
心中お察しいたします。
さて、まず「幸せそうな彼等」とのことですが、関係を修復して新たに子供をもうけ、一見すると幸せそうな夫婦関係をやり直しているように思われます。
しかし、ことはそう簡単ではありません。相手(なつみかんさん)を騙して不倫をし、妊娠までさせたご主人を信じられるでしょうか?何かあればそれを思いだし、ことあるごとに喧嘩することは想像に難くないでしょう。信用なんて出来るはずがありません。そういった関係の中、一緒に暮らして生きていくというのはお互いにとっても地獄そのものです。
新たに子供をもうけた意図はわかりませんが、それによって奥様は「全てを忘れてやり直そう」といった感情にはならないでしょう。人間の心はそう単純ではありません。
親が似たような状態だったので、私にはよくわかります。そういう意味では、その男性は自業自得の罰を受けているのです。もちろん、相手の奥様にとってはいい迷惑以外の何者でもありませんが。
そして、なつみかんさんが相手に仕返しをしたいと憎しみに支配されているというのは、いまだに相手に心を縛られて、幸せへの道を自分で閉ざしている状態なのです。
騙され、中絶をし、たくさん辛い思いをされてきたことでしょう。これ以上自分を縛り付けて苦しめなくてもいいんです。その気持ちと決別することで、初めてなつみかんさん自身の道を歩み出すことが出来るんですよ。
そうやって前を向いて進めれば、必ず幸せがおとずれるでしょう。前向きに進んでいる人は、周りから見ても素敵に見えます。自然と人が寄ってきますし、素敵な出会いも待っているでしょう。なつみかんさんの事情を知って、受け止めたいと思ってくれる人も現れるのではないでしょうか。
なお、亡くなられた赤ちゃんについては、信頼出来る御僧侶にお願いし、きっちりと供養してあげて下さい。それが赤ちゃんのためになりますし、なつみかんさん自身の心も楽にしてくれることでしょう。
何か少しでも参考にしてみて下さいね。
※追記です
ご返事ありがとうございます。
文字数制限の都合で、ここでは返信ができません。
再びハスノハに投稿してどなたかの回答を得るか、直接私にメールをいただければご返事するようにいたします。
質問者からのお礼
回答ありがとうございます。
お坊さんの回答を読みながら涙がでました。
怒りや憎しみはなかなか消えることはないかもしれませんが、お坊さんのお言葉で心が少し軽くなりました。
初めて相談しましたが、本当に救われた気持ちになりました。前を向く事が、最大の仕返しなのは分かっていましたが綺麗事だと、なかなか受け止めきれずおりました。今回お言葉を頂けて、少し楽になりました。
ちょっとずつ前を向いて、しっかりと供養して行こうと思います。本当にありがとうございました。
少し、気持ちは楽になれたのですが、因果応報とはないのでしょうか。どうしても不幸になってほしい気持ちが勝ってしまいます。単純に前を向ければいいのですが、やはり傷はかなり深いです。また、私が中絶したことは相手の奥様には隠していたと思われます。何においてもきっと私を悪者にして良いように言っているのだと思います。考えなくて良いことばかり考えてしまいます。