結婚についてモヤモヤと不安があります
結婚に対して不安があります…。
今の彼はかなり相性が良く、価値観や話も合うし私のコンプレックスも受け止めてくれて物凄く一途に大切にしてくれていて私も幸せなんです。
今までこんなに愛してくれた人は居ませんでした。
ただ私自身がかなり心配性で、他の人に目移りしてしまう事があるんじゃないか…何かの機会で元カレと再開してまた想ってしまう事があるんじゃないか…彼を傷つけてしまう事があったらどうしよう…結婚して上手くやっていけるのか…
等、主に自分の気持ちの関係で婚約や結婚に不安を感じるのです…。
(元の方に関しては連絡すら取ろうとも思わない人です)
今後も彼と一緒に居たいし家族になりたいと思うのですが、彼のことが大切だからこそ傷つけてたくない、もし他の人に目移りしてしまったら…とゆう不安が拭えず、ずっとモヤモヤしていて、彼だけを一途に想い続ける事が出来るのかどうか悩んでしまいます…。
私の育った家庭が、父親の不倫で両親が離婚しており人を裏切る事がどれだけ酷い事なのかを身近で見て来たから尚の事怖いのかもしれません…。
本当はそんな事気にせず、彼と一緒に暮らして幸せに過ごしたいんです…。
どうしたら良いかアドバイスをよろしくお願い致します…。
不躾な悩みで本当に申し訳ないです…。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
今を生きる
さかなさん
はじめまして。ステキな彼がいらっしゃるんですね。
好きな人に愛されて幸せなだけに
怖いのかもしれません。
幸せだと怖い。という心理に陥る人は多いのです。
もしこれを失ったら…と不安に
なってしまいます。
人の不安っていつ起こるのかというと
未来を見る時に起こります。
起こってもいない出来事を
あれこれ想像して不安になってしまうのです。
さて、さかなさんの不安ですが、
「もし他の人に目移りしてしまったら…」
という問題が大きそうですね。
もし他の男性に目が移ってしまったら
大切な彼を傷つけてしまう…。
これは、彼のことを考えているようで
実は自分のことを考えています。
誰でもそうなのですが
人は自分のために生きています。
無償の愛と言いますが
無償の愛を与える自分に満足し
自分のためにそのように生きます。
彼を傷つけたくないのは
彼を傷つけてしまう自分がつらい
という感情から生まれているのではないでしょうか?
自分のために生きているという
一見ワガママにも見えるかもしれませんが
そこを明確に自覚すると
他人に振り回されることなく「自分」を生きることができます。
誰かを愛する時
「愛されている私」
ではなく
「愛している私」に注目します。
今、さかなさんは誰を愛しているのか、
愛したいのか、
自分はどうしたいのかを
自分にとことん問いかけるのです。
未来を見て不安になるのではなく
今、この瞬間、私はどうしたいのか
そして
何かを選択する時
自分が喜ぶ選択は何かを自分に問いかけるのです。
とことん問いかけ、自分が喜ぶ選択ができたら
未来、想像と違う現実がきても
後悔はまったくないはずです。
選択に悩んだら
妄想の未来を見て怖がるよりも
今を見て、今の自分が喜ぶ選択をすればよいですよ。
その時、誰かに気を遣ったり、情をかけるのも
すべて自分のためにそう思っているというエゴに気づくと
ワガママだけど自分の人生を自分の足で歩いているということを理解して
謙虚に感謝しながら
様々な人生の選択ができると思います。
さかなさん
幸せを自分の手で掴んでください!(^ ^)
どういうメロディーを彼と奏でたいのか
こんにちは。
私の卑近な例ですが、趣味のサックスのお話です。
正確に音程を測定するチューナーという機器があり、これを基準に音程が上がりすぎていないか、下がりすぎていないかを測定し基準にしています。これは非常に繊細なもので、日によって若干の上下があります。今日は、ドがちょっと高いな、レがちょっと低いなという調子です。
ただ、これを曲を吹きながら、一つ一つの音をチェックすると、そちらにばかり気を取られてただ音符を追いかけるだけの演奏になります。本来なら、そこには一連のメロディーがあり、強弱や、他の技巧も込める必要があるのに、音程の揺れだけが気になって仕方がなくなるのです。
そういう演奏を録音して後で聞いても何の面白みもない吹き方になっていることに気が付きます。ただ、間違えずに吹けました。それだけ。無味乾燥の音の羅列なのです。
ブレないことも大切でしょうが、いちばん大切なのはメロディーそのものを自分がどう表現するかだと思います。嬉しいのか、悲しいのか、苦しいのか、心が叫んでいるのか・・・。自分はこう表現したい、これが最も重要だと思います。
「何かの機会で元カレと再開してまた想ってしまう事」も無いとはいえません。
「傷つけてしまう事」もあるかも知れません。
「結婚して上手くやっていけるのか」不安になることもあるでしょう。
しかし、人間だからブレるのは当たり前です。
むしろ、ぶれないほうがおかしいです。
でも、多少のブレが気になりつつも、自分がどういうメロディーを彼と奏でたいのか。これが最も重要です。結婚生活において相手を想う、そのシンプルでたった一つの音をひたすらこの世の縁尽きるまで鳴らし続ける。その音を鳴らし続けるのは、他ならぬあなたです。
質問者からのお礼
釋悠水様
西條瑠真様
引っかかる部分にすんなりと
入ってくるお言葉をありがとうございます。
今の自分の気持ちを第一優先とし、ゆらゆらする時もあるでしょうが気にせずに彼との生活を楽しみ愛しながら生きて行こうかと思います。