受験うつ
大学受験を控えている高校三年生です。
精神的にとても辛く、それを相談出来る人もいないのでここに書き込みます。
自分で言うのもなんですが、今までは明るく、ポジティブな性格でした。
しかし受験勉強が本格化してからは何事も楽しめず、ただ勉強するだけの日々、生きる意味を見失い、死にたいと思うようになりました。
親に死にたいと言うことは出来ないし、友人も受験勉強で忙しいため相談出来ません。
生きる意味とはなんでしょうか。
楽しいことが1つもない毎日ですが、死にたいと思いたくないです。
アドバイスいただけたら幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ただ勉強するだけ、を変えてみませんか
こんにちは。私も約35年前の大学受験生です。当時は共通一次試験というのがありましたね−。
勉強のことに端を発してご質問ということは、思ったような成果が出ていないということでしょうか。それとも、成果ではなく「勉強だけ」の日々に疑問を感じているのでしょうか。
成果については触れられていないので、「ただ勉強するだけ」についてお伝えしてみますね。
どのような環境で勉強しているのか分かりませんが、人間はコミュニケーションの動物ですからインプットとアウトプット、イベントなどがないと日々を楽しめなくなります。基本は「資格や入学の勉強は、なるべく早く片付けるもの。好きなことの追及や生きるための学びは、じっくり行うもの」です。そこは区別しないとね。受験については前者ですから、「いかに効率的に、チョイチョイ餌や報酬を用意して進めて行き、そして終わらせるか」が大切です。そのための方策は、いまやYoutubeにもたくさん出ていますよ。
さて、「生きる意味を見失い」とありますが、受験勉強前は「生きる意味」をしっかり掴んでいたのですか?「生きる」意味をそんなにお若い頃から掴んでいらしたのであれば、大した物です。想像ですが、「今まで生きる意味なんて考えたこともなかった、ことに気付いた」頃ではないでしょうか?「生きる意味」についてはhasunohaでたくさん問答がありますから、あなたが取りあえず納得できそうな回答を探してみて下さい。絶対的なものではなく、あなたにフィットする回答ですよ。
そして、改めて「生きる意味、というのを意識しないでも生きてこられた」という事実に目を向けることをお勧めします。「生きる意味、を考えている時間」は「何かをしていない時間」ではありませんか?
繰り返しますが、入学受験は終わらせるもの。自分が如何に効率よく調子よく仕事をこなしていけるか、その力を付けるのが多分受験勉強の「役に立つ力」だと思いますよ。