回答 2
有り難し 16今、定職に就けず悩んでいます。
学生の頃は成績はわりと上位の方でした。
小さいころから、いじめには幾度となく遭ってきましたが、不登校になることなく我慢してきました。
両親は厳しい方でした。門限はどの家よりも早かったです。彼氏を作ったら厳しい詮索が入りました。（妹に彼氏ができたときは、あの男はうちの娘の何なんだと文句ばかり言ってました。）
20歳を過ぎても、あなたのその恰好はだらしないからこっちの服を着なさい、と母親の服を着せられたり、ことあるごとに髪が長い、だらしない、切りなさいと言われたりしていました。
こんなにいろんなことを我慢して頑張ったのに、
学生の頃は就職活動でかれこれ60～70件応募して全滅。
卒業して始めたアルバイトは薄給激務。
（最大で14連勤ぐらいしました。次の日のシフトの変更が夜中の日付変わったころに電話できたりしました。勤務時間を正直に申告したら、これだと労基にひっかかるから、と書き換えさせられたりしました）
2年頑張りましたが、何より自立した生活がしたいと転職しました。
転職の際、2件選択肢があり
ちょっと給料が低いけれど生活できそうなやりたい仕事を選ぼうとしたら
「その仕事自分にできると思ってるの。給料高い方にしなさい」
と言われ、さんざん喧嘩した結果、親の言う通りの仕事を選択してしまいました。
入ってみたら、初日に
「本当は経営ががたがたで、お前を雇う余裕なんてなかった。社長を止めたんだけど聞かなかったんだ」と言われてびっくり。
同期がどんどん経験を積む中、自分のところは集客ができず赤字続き。
空いている時間は上司に頼んでトレーニングをしてもらったり、自分で勉強したり、集客のためのイベントを考えたりしましたが、8か月間状態が変わることはありませんでした。
いったい何のために私はここにいるのか。と思ったらご飯も喉を通らなくなり、退職しました。
今は実家に居ながら就活をしています。はっきり言って過干渉気味の親から早く離れたいです。焦りばかり募ります。
目標が持てなくて辛いです。
一体私は何から始めたらいいんでしょうか。頑張ったら報われると小さいころから言われ続けて頑張ってきたのですが、頑張り疲れてしまいました。
お坊さんからの回答 2件
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とくさま
こんにちは、お悩みを拝見いたしました。
今までよく我慢して頑張ってこられましたね、本当にお疲れ様です。
現実と理想のギャップというのは本当に差がありすぎて、むしろ受け入れられないことの方が今の時期は多いかもしれませんね。
親子の関係をスムースにするのはお互いの理解です。若いうちはなかなか難しいかもしれませんが、あなたが、親を受け入れることで、変わっていくと思います。また、年を重ねた親というのは体にも自信がなかったり、病気がちにもなったりと、我が子を心配しながらも不安を抱えるものです。そういうところまで、ちょっと気をまわしてあげられることができれば、少しだけ、親の気持ちも受け止められるはずです。
親というのは、大概、我が子の幸せを一番に望んでいるはずです。
20代の娘の幸せを心底考えていらっしゃるはずです。
過干渉なのはその現れ、ではないかと思うのです。
両親を安心させる、とまでは行かずとも、隠し事は極力減らして家族の和から、整えていかれては如何でしょう、家族を仲間に出来たらこんなに心強いことはありません。
お仕事に関してですが、どうして良いかわからなくなった時は、これも何かの「縁」だと思うと少し気持ちが安定します。
仕事というのは「やりたい」「やりたくない」という部分は誰にでもありますが、必ずしも「やりたいこと」を仕事にすることが幸せに繋がるとは限りません。
やりたくないことでも、社会の一部を担っていることを思えば、どんなに小さなことでも誰かの役に立っているはずです。そうやって自分なりに仕事にやりがいを見つけていくことは出来ないでしょうか。目標はすぐに見つからないかもしれませんが、何かを継続していくと、今していることの先に、自然に見えてくると思います。心配は要りません。
「非思量（ひしりょう）」
自分の思いを遥かに超えたことが世の中にはあります。自分の外にあります。
そんな言葉を、とく様に送らせていただきます。
思い通りにならない現在を、不満に思いながらも、この言葉を胸にしまっておいてください。
いつかこの言葉の本当の意味をご自身で味わうことができたら、幸いに思います。
私が直接、救うことはできませんが、仏様の慈悲と智慧に導かれて、ご自身がご自身の行いで救われることをhasunohaよりお祈り申し上げます。合掌
親離れ、子離れができないのだと思います。
ご両親はあなたに過干渉ですし、あなたも徹底的には逆らえないのでしょう。
あなたがご両親に対して逆らえない、悪い子になれないのは、ご両親の気持ちも理解できるからかもしれません。
優しいからかもしれません。
しかし、親の言いなりにならない大人にならなければならないのです。
自立しなければならないのです。
これからの人生、何があっても親や他人の責任にしてはいけないのです。
その為にも、やはり物理的に離れた方が良いでしょう。
実家から通えない距離の職場を探しましょう。
寮や社宅があればベストですね。
例え実家から通える距離の職場だとしても、別居しましょう。
親に別居を反対されたら、このまま自立できずに一生ニートあるいは引きこもりになってもいいのですか？心配してくれるのは嬉しいけど今は私の自立を応援してください、と説得して下さい。
頑張ったら報われる、とは限らない世の中ですが、報われた人は皆頑張った人です。
それに、頑張る事それ自体が生きるという事なのです。
あなたが頑張った事は、あなたが懸命に生きた事であり、それは誇っていい事なのです。
聖章さま
ありがとうございます。
親離れ、子離れできていない。本当にその通りだと思います。
わたしの状況を見かねた親が、もう就活するな。1年遊べと怒鳴りつけてきました。家のことはお前が全部やれ。何が悪かったかこれから教えてやる。と言ってきて、気持ちは分かるけどこのままニートになったらどうするんだと、聖章さまと同じことを考えましたが何も言い返せず。
自分のために、早く一人暮らしできるような仕事を見つけようと思います。
野村さま
ありがとうございます。
自分なりのやりがいを見つけること、これから意識していければと思います。ただ追われるように動いていて、考えたこともありませんでした。
「非思量」なんて言葉があるんですね。自分の想いを超えることばかりだなあと働いてみて感じました。ちょっと気持ちが楽になりました。
