妊活の事で焦ってしまって辛い
昨年の5月に入籍しました。29歳現在専業主婦です。
主人も私も子供が好きなので、早く子供が欲しいのですがなかなか妊娠できません。
昔から生理不順があるので心配になり病院に行き、タイミング指導を受けていましたが3月の初め頃から薬を使っての治療になりました。
今回の生理前にかなり体調が悪くなったので(おそらく薬の影響)、もしかして妊娠したのかも!と期待をしていたら今日生理が来てしまいました…
勝手に期待していた自分が悪いのですが、また生理が来てしまいとても悲しいです。
友人が妊娠の報告をしてきたり、フェイスブックなどで友人が子供の写真を載せているのなども辛くなってしまいました。素直に喜べない自分がまたとても嫌です。
まだ若いから大丈夫!や焦らなくてもいいんじゃない?と言われるのですが、このままずっと妊娠できなかったらどうしよう…とやはり思ってしまいます。
今はとても幸せですが、幸せを与えてくれる主人に私は何も返せていない…と暗い気持ちになってしまいます。
暗い気持ちにならずに日々楽しく過ごすにはどうしたら良いのでしょうか?
気がつくと妊活の事ばかり調べていっぱいいっぱいになってしまっています。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ピーンからフワッ。
今晩は。
3月より薬を使われての治療をされていらっしゃるとの事、お身体にご無理のないようになさって下さい。
ご質問読ませて頂きました。
私の所感と致しまして、
今の貴女の精神状態は、まるでピーンと張った「糸」です。
悩んだり、焦ったり、落ち込んだり…
(期待してしまうから落ち込んでしまうのです。期待しなければ仮に普通に生理が来てしまっても「あっ!生理だ」と軽く流せてしまえるはずです。その様な心持ちでいれば幾分か気持ちが楽になれるのではないでしょうか?過度の期待は要注意、苦しみの種です)
心が休まる時が一時も持てていない様に感じてしまいます。
これではストレスが蓄積され、せっかく頑張っていらっしゃる妊活にとっても大きな弊害です。
時には、貴女のピーンと張ったその「糸」をゆるめてあげる事も必要です。
貴女もご主人も、ご結婚されてまだ一年にも満たない新婚さんなのですから「二人っきりの新婚生活がまだまだ送れるんだぁ(^-^)」と、お子様のいない現状をマイナスではなくプラス思考に転じてみてはどうでしょう。
ご主人と気ままに過ごされる時間がきっと貴女にとってもリフレッシュになる事でしょう。(その時は妊活のことは思考から消しておくことです。妊活モードに入るにもon /offつまりメリハリが大切です)
又、「今すぐにでも赤ちゃんが欲しい」ではなく「後○○位までには赤ちゃんが出来たら良いね」と妊娠する事を意識し過ぎて張りつめた気持ちになるのではなくてドーンと大きく構えてみる事です。
ピーンと張った「糸」だと悩み、焦り、落ち込みなどが飛んできてもブチッと切れてしまいます。
ですが多少なりとも、フワッと「たわみ」を持たせた「糸」であれば悩み、焦り、落ち込みなどが飛んできてもそれらをポーンと跳ね返せるだけの柔軟性、ゆとりが出てくるはずです。
先ずは、妊活に弊害となるストレスの軽減を心掛け、妊娠する上での身体面、精神面の条件を整えていくことから始めてみてはどうでしょうか…。
隆介 合掌
授かりものの赤ちゃん
求めるものが手に入らない苦しみ…
四苦八苦の1つ、求不得苦ですね。
隆介上人の仰るとおり、まだ新婚さんですから、もっと肩の力を抜いてほしいと思います。
健康な体作りも大切ですが、心作りも同じくらい大切ですからね。
ただ、妊活の辛さは同世代で同じ悩みを持つ方と何人か話してきましたので、わかります。
妊活にあたって、先輩上人からある心構えを教わりました。
それは、「赤ちゃんは仏さまからの授かりものである」ということです。
「作ろう作ろう」とモノのように考えがちだと、赤ちゃんはなかなか来てくれません。
私たちは皆仏さまの子です。
そして赤ちゃんも仏さまの世界からお預かりする命です。
薬に頼ることなど、物理処方ももちろん必要なこととは思います。
でも、願うことも大事なことです。
ご主人とデートの時にお参りして「いつか私たちの元にも赤ちゃんを授けてくださいますように」と、お寺に参拝してお願いしてみて欲しいと思います。
最後に、まりポンさんが今はとても幸せと仰る、そのことだけでご主人さんに充分に返せていますよ(*^_^*)
質問者からのお礼
温かいお言葉でのご回答ありがとうございました。
確かに今の自分は身体も心も力が入ってしまって余裕がなくなっていました。
糸を緩めるようにゆとりを持ってのんびりと妊活をしていきたいと思います。
早速今日近くの神社へお参りにでかけ、仏様にお願いしてきました!
赤ちゃんを授けていただけるように主人と気ままに待ってみます。
新婚生活も楽しんでいきます♪日々の幸せな気持ちや感謝の気持ちを忘れずに穏やかに生活していきたいと思いました。
なかなか友人などに言えなかったので、こちらでご相談したことで気持ちが楽になりました。
本当にありがとうございました!