hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

過去に戻れないのに後悔で

回答数回答 1
有り難し有り難し 29

2年前に主人の実家の割と近くに新居を建て越してきました。
しかし、コロナや飼い猫の病気などあり、義母の誘いを断ったり、めんどくさがったりしてました。
私が精神的な病でのこの何年間も色々助けてくれたのに。
実母に寂しい思いをさせたまま他界させてしまったので、義母と仲良く楽しくやるのは申し訳ないと言う思いも少しありました。
その義母は2年前の夏ごろ大怪我をして、入院。コロナのせいでお見舞いも子連れで入らず、たった1人の孫娘にも会わせてあげられませんでした。
数ヶ月後退院したすぐ、義母に末期癌がわかり、また入院。でも子供は病室に入れてもらえなくて、出入口で運ばれる時に一度手を繋いだだけでした。
昨年の元旦に亡くなりました。
そしてしばらく経ってから私は会いたくて話をしたくて、なぜ義母が生きているうちに大切な存在だったと気がつかなかったのか。
友達も居ないこの土地で、唯一の味方で、話し相手だったと。
一緒に娘の事を心配してくれる大切な大切な人だったとようやく気付きました。

居てくれるだけで存在がこんなに大きかったのだと。
そして、新居が分不相応の高額で主人は自営業で今更ながら金銭面も凄く不安感です。

寂しくて、不安で、孤独が毎日襲って
娘の前でも泣いてしまい、娘が楽しい話をしてもなかなか笑ってあげられない。
心配させたら子供に悪影響はわかってるのに

明るいママになってあげたい
元気なママでいたいと思うのに、
何も気力が出ず、家事もギリギリやっている程度で、楽しいと言う感情がもう分からない

こんなの嫌です。
どうしたら抜けられるのか。

他のママ達が羨ましい。

子供にとって安心できる親になりたい。

でも、どう考えたら落ち着けるのだろうか。
私は思春期の頃から、自分がずっと要らない存在、迷惑な存在だと思って生きてきました。
こんな考えでは子供に申し訳ない。
でも抜け出せない。
義母のいた頃に戻りたい。
戻れないのに、ずっとずっと考えてしまう。

不安症という病になってから数年ですが、
毎日不安で怖くて寂しい。

文章がぐちゃぐちゃで酷くてすみません。

明るい元気な、子供にとって安心する親になってあげたいです。

過去に戻れないのに後悔ばかりして生きる自分も嫌いです。

助けてください。

生きるのが辛い。
子供がいるのに生きるのが辛いなんて、もうこんな自分嫌です。

2022年1月7日 11:02

この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

完璧で頼もしい母にならなくてもいい。それは誰にだって難しいよ

そんなことがあったのですね。
あなたのそばに、大切な人がついていてくださったのですね。

自分がいっぱいいっぱいのときは、周りに気が配れないものです。話をしたり、調子を合わせたり、会うこと自体がしんどいときもあったのでしょ。

そんな時を振り返って、自分を責めなくてもいいのですよ。あの時のあなたは、精一杯に過ごしてきたのです。
いろいろ助けてくださった母なら、きっとあなたの状況も理解し、見守ってくださっていたはずだわ。
手を合わせる先に、今でもそばに。
見守ってくださっていますよ。

コロナ禍で不安定な社会ですし、年末年始も事件や事故があり、重たい気持ちにもなりますよね。あなたは、やはりそれらを敏感に感じてしまうのだと思うのです。

毎日の調子を、(辛い)(ちょっとしんどい)(気分がいい)と段階にわけて、ご家族にも表示を。

辛い時は、自分優先で休んで、家族から労ってもらい、そっとしておいてと。ちょっとしんどいときは、自分のペースで助けてもらって。気分がいいときは、いつもありがとうと伝えましょう。

周りが、どう接していいか迷わないように。伝える大切さもね。

お子さんが小さくても、ちゃんと優しさを備え、味方になってくれますよ。
一緒に、歩めばいいのだからね。

完璧で頼もしい母にならなくてもいいのよ。
それは、誰にだって難しいものよ。

不安なときは、ハスノハに来て。
何度でも大丈夫って伝えてあげたいわ。
あなたのそばに、あなたを想う大切な人たちがいることを。思い出してね。
仏様も、私もいるわ。

あなたが、母は居てくれるだけで大きな存在だと言うように、お子さんにとっても、あなたはそんな母なんだよ。

2022年1月7日 18:46
{{count}}
有り難し
おきもち

はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

優しいお言葉ありがとうございます。
なぜいつも失ってから気がつくのか、情けないのです。
そして今目の前いる家族に全力で向き合えない自分に焦ってしまいます。
今日も義母が居ない今を嘆いてしまう。
頼りきっていた自分を1人立つためにその嘆くのをやめたい、どうしたら過去に戻りたいとばかり思うような願っても仕方ない考えを断ち切れるのでしょうか。
自分が大人になれていないと感じます。
お礼のはずなのに、こんな事ばかり言ってしまい、すみません。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ