愛犬を殺してしまいました
先日、14歳の愛犬を私の手で殺してしまいました。
最後は食事もできず水も飲めず自分で体を動かすこともできず、声をかけると頑張って目を動かして返事をしてくれていました。
少しでも好きだったものをと思い、りんごの果汁をシリンジで声をかけてからあげたのですがやはり自分で飲み込むことができず、たれ流れてきました。
口元を拭いていると、ハッキリとは覚えてないのですが、一度ごくんと飲み込んだ気がします。
その後、しばらくして呼吸が苦しそうになり、何度呼びかけても呼びかけに反応してくれることはなくなりました。
私があの時あげたのが詰まらせてしまった。最後に苦しい思いをさせてしまったんだと思うと、どうしたらいいかわかりません。
時間が経つにつれ、体調の変化に関しても、もっと早くに気づいてればと後悔ばかりで苦しいです。
もう一度声が聞きたい、顔が見たい、会って謝りたいです。あの子にどう償ったらいいのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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仏様をたよって、救われていく いのちを想ってほしいわ。
そんなことがあったのですね。
あの子のために、良かれと思ってしたことだったのに、私のせいで死なせてしまった。殺してしまった。その事実に、苦しんでおられるのですね。自分が許せないのですね。
あなたがどれだけ大事に想い接してこられたのか、一緒に生きてきたのか、伝わってきました。最後まで あの子のために。
こんな形になるなんて、誰が想像できるのか、誰があなたを責められるのでしょうか。
私も あなたのそばで、辛いね 苦しいよねと一緒に泣くしかできなくて。でもね、あなたはちゃんと あの子に寄り添ってこられましたよ。あの子は、そばで あなたの声を聞き、温もりを感じていたことでしょう。
会いたいね。ごめんなさいと伝えたいね。ずっと今も家族だよと、愛していきたいですね。
償い。。。どうか忘れずに、ごめんねばかりでなく ありがとうも伝えてあげましょうね。たくさんの幸せをありがとうと。
あなたが仏様を頼ってくださるのなら、この世の命を終えたあと、救われていく道があります、生まれていける世界があります。いつか そこで、あの子に会いましょう。自分を責める償いから、仏様を頼って、救われていく いのちを想ってほしいわ。どうぞ手を合わせ、お念仏を唱えてください。仏様を通して、あの子に想いを届けましょう。それが、仏様のお救いのはたらきです。
私も、あの子を想って、こちらから手を合わせますね。
合掌
質問者からのお礼
中田三恵様
ありがとうございます。
時間はかかると思いますが、しっかりと向き合っていきたいと思います。