女性に対して不信感が少しあります
こんばんは。
タイトルについて相談があります。
過去の経験から、女性に対しての不信感が消えません。
以前よりも少しずつ状態は改善してきて、職場や友人関係の女性に対しては、特に問題なく会話ができますが、恋愛のことを考えるとすごく嫌な気分になります。
自分なりに原因を考えてみましたが、原因の一つに恋愛や好きな人に対しての期待がありすぎて、必要以上に頑張ってしまうことが多く、その結果最後は自分の期待を裏切る結果になることが多かったです。
今では無理して恋愛する必要もないと思い、もうしばらく恋愛ということをしていません。
自分の趣味をしている時や仲の良い友人と過ごしている時は問題ないのですが、ふとした時に過去の恋愛で経験した辛い思い出が蘇り、その度に言葉で言い表せない、すごく悲しい気分になります。
悩みは時間が解決すると考えて、無理に克服しようと思っていませんが、同じような経験をされた方がいれば、この問題にどうやって対処したほうが良いかアドバイスをいただけないでしょうか?
よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
思いを手放し、心軽くなってから、さあ始めましょう…
『女性に対して不信感』…とタイトルでおっしゃっていますが、では男性についてはそういった不信感はないのですか。同じ人間ですが…。
あなたの苦悩は、女性との交際がなかなか上手く行かないことから生じているように感じましたが、どうでしょうか。
思うに女性との交際といっても、結局は人間同士ですから、友情、しかも深く強い、異性との友情と言えるのではないかと思います。深い友情→愛情…そのように発展していくものではないでしょうか。
結局、「お、こいつ良いヤツだ!」なんですよ。
ならば、良い友人になることを心掛けましょう。相手は男女問わずです。
今も『仲の良い友人と過ごしている時は問題ない』そうですから、申し上げる必要も無いとは思いますが、さらに今以上に、「優しくなりましょう。気遣いしましょう。その人のために労を厭わぬようにしましょう」。
また、自分の長所を見つけ、それを伸ばすことで心身の回復を図って下さい。
その上で仕事、また興味のある分野での学びも深めて、御自身をさらに磨き上げて下さいませ…。
いえ、こんなこと偉そうに申している私だって、大して出来てはいません。でもだからこそ、さらに努めていこう、前向きに生きていこうと思うのでした。
辛い思いを抱えたときには、その思いを御自身で解決しようとする前に、その思いを捨てて下さい。離れて下さい。
「あなたのその思いを私が受け止める」…そうおっしゃってくださる仏様がいらっしゃいます。そのお言葉を素直に頂戴なされ、「遠慮無く」苦悩する御心を捨て去ってください。仏様に苦悩する心そのままを渡して下さい
そのことで心軽やかになり、安心して人生を生きられるようになります。
結果、御自身の為すべきことがはっきりしてきます。
…あなたが素敵な方と出遇われることを 心より念じ上げております。
自分の“想い”を楽しむ心
問題点の把握がしっかりとされており、何を答えようか迷う相談文ですね(笑)
私も恋愛はたくさん失敗しましたが、やっと一つの縁を結ぶことに成功した身ですので、経験から言えることを一つ述べさせていただこうと思います。
男女には思考の違いがあります。
これは男女の体の差異が少しずつ考え方を分けていくのです。
例えば、女性は数週間のスパンで体調不良に陥ります。
おなかを出して寝たわけでも、拾い食いをしたわけでもなく、ただ生きているだけで痛みに襲われるのです。
これを繰り返せば、“世の中には理由もなく奪われたり、与えられたりする”ということが身に染みていきます。
すると、男性が持ちがちな『○○してやったんだから××してくれ』のような“フェアトレード”の考え方は共感しにくくなります。
つまり、女性は女性の“フェア”があり、男性の考えるそれとは別物なのです。
別物なのですから、お互いに『ちゃんとしよう』『フェアにやろう』と思えば思うほど相手の期待に沿えなくなります。
男性に精巣があり、女性に卵巣があるだけでこの違いは生まれてしまうのです。
単純に信用しようとしても、当然不信になりますよね。
私がしたのは、女性を
『同じ人間である』という認識から
『対等の、しかし全く別の生き物である』という認識に改めたことです。
ちゃんと言っておきますよ?“対等”です。
差別的ないしはこれっぽっちもありません。
この認識はとても楽になりました。
男女では相談を受けるときも言葉の選び方から変えねばならないのです。
それが当たり前。
より深く付き合うなら、自分と同一の存在と思わず、相手を違う存在として尊重する。
これも当たり前。
そう、あなたは女性不信ではない。
女性に対して無知・無理解なだけなのです。
質問者からのお礼
小林覚城さん
回答ありがとうございました。
(あなたの苦悩は、女性との交際がなかなか上手く行かないことから生じているように感じましたが、どうでしょうか。 )
→仰る通りです。今までの交際関係が上手くいかず、ずっと大きな悩みでした。
昔は悩みを克服しようと頑張っていましたが、最近は「人には向き不向きがあるから、苦手なことを無理して克服する必要もないな」と考えるようにしています。
アドバイスをいただいた通り、女性に対してはまず友人関係として良い関係を築けるようにしていきたいです。
(辛い思いを抱えたときには、その思いを御自身で解決しようとする前に、その思いを捨てて下さい。離れて下さい。)
→この言葉を聞いて悩みが少し軽くなるような気がしました。
悩みすぎてストレスが溜まったら、この言葉を思い出すようにします。
これからもあまり肩肘張らずに頑張っていこうと思います、ご相談に乗っていただき本当にありがとうございました。
けいじょうさん
回答ありがとうございました。
『同じ人間である』という認識から
『対等の、しかし全く別の生き物である』
という認識に改めるという考え方を真似してみようと思います。
「全くの別の生き物である」という考えならば、違って当たり前だと思えますね。
女性に対して、無知・無理解というのは少し当てはまってると思いました。
女性は本当に何を考えているのか分からないことが多く、いきなり態度や言動が変化するので、怖いと思うこともありますが、これからは少しずつ理解できるようにしたいですね。
丁寧なアドバイスをしていただき、ありがとうございました。