泣いてはダメなんですか?
私はかなりストレスが溜まりやすい方です。なので、怒られた時や追い詰められたときにすぐ泣いてしまいます。
母は私が泣いたときすごく迷惑そうにしてくるので泣いてはいけないと思うようにしたのですが、どんなに堪えようとしても泣きなくなると泣いてしまいます。
本当に泣いてはダメなんですか?
別に大勢の人が見ている前で子供のように泣いているのではありません。家です。
これから社会に出るときの事も考えて堪えられるようにしたほうがいいのでしょうか
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
感情表現とは技術である。
感情と表情は表裏一体で、どちらかだけの状態は心にストレスを生じさせます。
感情表現というのはとても大切なことです。
しかし、気を付けるべきなのは“悲しければ泣く”とともに、“泣いていると悲しくなる”ということです。
“ちょっとしたことで泣く”を繰り返していると、『あ、泣くほど苦しいのか』と心が勘違いしてどんどんストレスに弱くなります。
これはあなたの心のことを想うと、あまり嬉しいことではありませんよね。
もちろん、無理をする必要はありません。
泣きたいときは泣いて良いのです。
しかし、厳しいことを言えば、
『泣くほどのことなのか』という自省の心は将来のあなたの心を守るためにも必要なのです。
いつでも笑顔でいられる人は、あなたより不幸が少ないのではありません。
あなたより、日々の幸運を見つけ、笑顔になるのがうまいだけなのです。
笑顔になる技術を練習しましょう。
日々の生活を笑顔で埋める気で練習していれば、必ず涙は減っていきます。
善いと思いますよ
拝読させて頂きました。
あなたが怒られた時や追い詰められた時に泣いてしまうことがあり、そのことをとても気になさっておられるのですね。その時のあなたの心の状態は詳細にはわからないですが、あなたのお気持ちを心よりお察しします。
私は泣いて善いと思います。人間ですからそれぞれに心のキャパシティがありますし、感情がいつもあります。自分の感情を揺さぶられる様な時や悲しい時辛い思いを抱えている時には自ずとその思いがこみ上げてきて涙があふれてくるのは当然のことですからね。人それぞれですからどう感じるかは個人差がありますし、泣くことにも差があるものです。ですからあなたの涙があふれてくることは自然なことです。
人間生きている中で様々な出会いがあり別れがあり、喜びがあり苦しみがあります。そうした中で経験していくと自ずと経験値が増えていきいろんな感情の起伏も自ずと変わっていますし慣れも出てきます。ですから年齢を重ねて経験していけば自ずと感情の起伏も穏やかになっていき涙がこぼれることも減っていくと私は思います。ですからあまり気になさらなくていいと思います。ですから無理に我慢しなくてもいいと思います。あなたの心が自ずと無意識に反応しますからね。
余談ですが、私も少し年を取ってきましたので、映画やドラマで悲しい場面が出てきたり辛い別れのシーンを見るとついつい涙があふれてしまいます。或いは些細なことですが人と別れる時に分かれ際に泣いてしまうことが増えました。それも自然なことだと私は思っています。或いはそれは私の心のありようであり、感情ですからその様な感覚はとても大事だと思っています。
ですからあなたにもどうかご自分のその感情や感性を大切なさって頂きたいと思います。
あなたがこれからの未来を心豊かに健やかにご成長なさっていかれます様に、皆さんと一緒に充実して生き抜いていかれます様に心から祈っています。