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最期まで嘘をついてしまいました

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はじめて質問させてもらいます。

3年前に同居だった祖母を亡くしました。

それは突然のことで「ちょっと体調が悪い」と言う祖母を病院に連れて行くと末期の癌だと告げられました。もって1ヶ月だろう、と。

それまで足腰が悪いだけで家事も買い物も出来た祖母。入院した当初も食欲はありませんでしたが、とても元気に見えました。

そんな祖母に病名が告知出来なかったんです。

元々ちょっと撃たれ弱いところがあったので親族で話し合った結果『伝えない方がいいだろう』との結論に至りました。

祖母は入院してからずっと病名を気にしており、何度も聞かれましたがその度にはぐらかしてました。しかし身体も弱ってきたある日「何言われても覚悟してるから正直に言ってな」と言われました。その時は病室に私1人で。親族みんなで決めたことだから、とそれでも嘘をついて「治る病気だ」と言ってしまいました。

その後祖母は話すことも出来なくなり間もなくこの世を去ってしまいました。

私はずっと嘘をついていたことを後悔しています。本当のことを早くに伝えていれば、やりたいこともあったんじゃないかと。

お坊さん方、なにかお言葉を頂けたらと思います。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

それは嘘ではありません。

nanakiさんへ

祖母のいたわりの心に尊敬いたします。
人はいつか死ななければならない運命です。また亡くなり方も千差万別でしょう。
あなたの家族は祖母の死に最善の対応をしたのです。それを悔いる必要はありません。もしお辛いならば、読経供養をしてあげてください。霊界の人々と私たちは信仰で繋がっています。読経を通して霊界の人々に通じる世界があります。真理である死を受け入れる一つの方法として、昔の人々が編み出した癒し装置なのです。合掌

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質問者からのお礼

お返事ありがとうございました。
最善、だったのかな。
そう思いたいと思います。
読経はなかなかしないので実家に帰った際にはしてみたいと思います。

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