いつか来るかもしれない戦争が怖いです
最近、プーチン政権とウクライナの戦争の話をよく見かけますが、その中で、次は日本ではないかという意見を目にして、それ以来戦争のことが頭から離れません。
もちろん戦争というのはとても恐ろしくて怖いものであるのは周知の事実だと思います。
ですが、数日前にその意見を見てから、
「いつ日本に攻めてくるんだろう」
「自分はあと何回朝を迎えられるんだろう」
「島国で逃げ場もない中、どこに逃げたら生き延びられるんだろう」
という考えが、ずっと頭の中にこびり付いて離れなくて、ここ数日ずっと不安と緊張で気持ち悪い状態が続いています。
両親の顔を見る度に、「自分はあと何回両親と話せるんだろう」と考えて泣いてしまったり、夜も熟睡出来ず、何度も目が覚めるようになりました。
戦争が恐ろしすぎて、戦争で死ぬのとコロナで死ぬの、どちらの方が苦しくないんだろう、と考えたり、今目の前の線路や道路に飛び込んで死んだら、日本で戦争が起きたということも知らないうちに死ねるのかな、戦争が起きる前に死んでしまった方がつらくないんじゃないか、と、死を考えることが怖いあまり、逆に死んでしまいたいという矛盾した考えを抱いてしまいます。
不安でネットで色々調べてしまうから、自分自身で余計に不安を煽っていることは理解しているのですが、最新の情報を常にチェックしておかないと、いざ戦争が起きた時に出遅れて死ぬのでは、と思ってしまい、寝ている時と仕事の時以外は常に色々調べてしまいます。
解決方法がある問題ではないのですが、少しでも気持ちを楽にしたいです。
私の周りにいる人達からは、考えてもいないのか、あえて話題にするのを避けているのか分かりませんが、全くそういった話を聞かないので相談することも出来ず、こちらでご相談させて頂きました。
こういった、解決方法のない問題に対しての不安を和らげる考え方などがございましたら、教えて頂けますと大変ありがたく存じます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
最新の情報ではなく、物事の仕組みを知る
なるほど、戦争というのは確かに悲惨で、恐ろしいものです。
生まれてこの方、この国で平和しか見たことのない私たちからすればとても大きなものに見えるかもしれません。
しかし、この日本でも戦国時代には合戦を農民が観戦していたこともあったそうです。
これは、戦争を見るのが好きなんて野蛮ですね、という話ではなく、彼らはなぜ近くで観戦している自分が殺されることが恐ろしくなかったのでしょうか?
戦争とは、利益目的で行うものです。
今回のロシアも、どういう算段かは不明ですが、首尾よく進めば誰か(おそらくロシア側のトップ周辺)が利益を得られる形になっています。
だからこそ、攻められる場所も限られます。
もちろん都会は危ないでしょう。
生産能力が残っていると国は戦えますので、二次大戦でも今回のウクライナでも、空港や軍事工場は積極的に空爆されました。
しかし、田舎に爆弾を落としたり、兵隊を派遣するようなコストはかけません。
仕組み上、そんなことをすれば損をするからです。
このことを知っていれば、山に籠っていれば戦争で死ぬことはないとわかります。
このように、物事の原因と仕組みを知って行けば対策がひらめいたり、怖くなくなったりします。
これが、仏教で教える“因”と“縁”。
因縁というものです。
もっと考え、調べていけば、日本がすぐに攻められることはないとわかります。
でも、これは自分で調べ、考えることで安心した方が良いです。
自ら歩むことで、『人から聞いたから』というあやふやな安心ではなく、地に足の着いた安心を得ることができるからです。
さらに学べば、今は大丈夫だけど、ちゃんと国のことを考え、選挙に参加しなければ将来は危ないかも、ということもわかるでしょう。
学びは恐怖を和らげます。
ぜひこれを機会に安心を得る学びを。
衝撃!💀死ぬのが怖いのは実は死ぬことが怖いのではない!?
タイトルでいきなり何を言っているのかと思われるかもしれませんが釣りではありません。🎣
本当です。
人は死にます。私も死にます。あなたもいつかは死を迎えます。
既に死んでしまった人たちが結構います。
人類始まって以来、結構死んでます。
縄文人代にもいっぱい死にました。🐵
平安時代もいっぱい死にました。🎎
鎌倉時代もいっぱい死んじゃいました。🍂
~
江戸時代、明治、大正、昭和も戦争で沢山の人が死んじゃいました。🍄
平成でも結構な数の人が死んじゃいました。🚄
令和でもコロナでいっぱい死んじゃいましたね。👼
さてさて、随分いろんな人が死んじゃってましたね。
ですが、不思議だと思いませんか?
死ぬのが怖い怖い怖い怖いとは誰でも思ったはずでしょう。
ですが、
( *´艸`)あー、怖かったー、怖かったー、(*´Д`)怖かったよー!という人の声はあまり聞こえてきませんね。?なぜでしょうか。
30秒ぐらい考えてみましょう。
こたえは…一番最後に。
これはあなたが死をダイレクトにみる、直視し死の恐怖を滅する為のお話です。
死ぬことが怖いというのは死が怖いのではないというのはどういうことかと言いますと、死に対する恐怖というものは死を恐れているのではなく…「死ぬということはこういうことなのではないか」という思い込みがあって、そのイメージ、副産物、自分の死に対する勝手なイメージ「サブ」の方を恐れているのです。そこを坐禅なり瞑想をしてとことん見つめて見抜いてみるといいでしょう。
誰だって死ぬのは嫌でしょう。
だから死というものをガチ直視していくことは大事です。
なんでBOSEどもはあのイミフな坐禅なんぞをやっているの?💄👠と思ったことはありませんか?(何ちゅー言い草ぢゃ👴)
私は曹洞宗の本山で毎年、高校生、大学生、幼稚園児に坐禅を教える職務についていました。
「坐禅キモイ」と女学生が坐禅堂に向かいながらつぶやいていました。(笑)
正直な感想だと思います。坐禅だって、人は勝手に想像して勝手な妄想をしている。坐禅は坐禅でちゃんと悟れた人は少ない。その人たちはみんな坐禅を勘違いしているのです。
タイトルの真意が見抜ければあなたが死も怖くなくなる。
更には坐禅の真意を会得すれば釈尊の教えに直接に触れることができるのでダブル功徳。
答💀死んだ人はしゃべれないから…DEATH!💀
質問者からのお礼
けいじょう様
お答え頂き、誠にありがとうございます。
内容が内容でしたので、厳しいお言葉を頂くのも覚悟でご相談したのですが、安心させようとする言葉だけではない、事実や理由、仕組みも含めたご回答を頂き、むやみやたらに怖がっていた心が少し楽になりました。
本当におっしゃる通りで、物事の事実に目を向けず、自分の思い込みや想像だけで怖がっていたと気付くことも出来ました。
考えることを放棄するのではなく、かといって盲目的に怖がるのでもなく、何がどういった理由で起きているのか、信頼のおける情報を自分で調べて、鵜呑みにするのではなく噛み砕いて、自分で理解することから始めたいと思います。
そして、今までそこまで深くは考えていなかった、日本の今後についても、1度真剣に考えてみようと思います。
けいじょう様のご回答に、本当に救われました。
この度は本当にありがとうございます。
丹下 覚元様
お答え頂き、誠にありがとうございます。
ご回答を拝読した後、自分を振り返ってみると、確かに私は、死そのものの恐怖ではなく、死に向かう過程を自分で勝手に想像して、不安や恐怖を感じておりました。
自分がまだ未熟であるが故、死ぬ過程への恐怖はまだ拭えておりませんが、瞑想をして、死そのものを見つめる機会を作ってみようと思います。
とても真摯にお答え頂いて、でもその中に少しクスッと笑えるユーモアも入れてくださったので、構えすぎずに拝読出来ました。
改めて、この度はお答え頂き本当にありがとうございました。