水商売をしていた過去の罪悪感が捨てられません
数年前まで水商売をしていました。仕事なのでたくさんの異性に嘘をついて好意に応えていました。お店でお金を使ってもらい、個人的にもかなり貢いでもらっていました。セクハラの対価として当然くらいに思っていました。
水商売を辞めて、結婚して子供を持ってから、過去の行いを恥ずかしく思うようになり辛いです。犯罪をしたわけではないのですが、当時の相手の方たちからしたら騙されてお金を取られたという言い分になると思います。数人重たいストーカー気質の人もいたので、突然捜して来られて家族に危害を与えられたら、とか極端な心配もしてしまいます。
相手の人たちの行いも許せずにいる部分もあります。こちらの同意も無しに身体に触ったり、いやらしいことを言ったり。仕事だから嫌がらずにいただけなのですが、相手はその気になってお金を落とし、結果付き合えなかった、逃げられた、嘘つきと非難してくる。当時は商売を挟んでいたのでそういう負のやり取りの繰り返しでした。敵だらけだったんです。恨みをたくさん買ったと思います。
純粋な我が子を見ていると、子供たちはこんなに罪のない存在に産まれるのに、いつから私は汚れてしまったのだろう?あのセクハラしてきたお客たちも、誰かが大切に育てた人の子だったんだ、それを私は騙していた。など考えてしまい、自己嫌悪でおかしくなりそうです。
過去は変えられないので前向きに生きたいのにとても難しいです。せっかく子育ての貴重な時期にあるのに、心から楽しめない自分が嫌で仕方ないです。
水商売を辞めてからは、人に正直に、優しく居たいと強く思い生きています。でも過去嘘つきだったことが頭をよぎり、罪悪感で気持ちが悪くなります。
普通の人間関係なら、相手に嘘をついてごめんなさいと謝りに行けばいいと思うのですが、重たいお客さんたちにあれは疑似恋愛でしたとカミングアウトするなんて怖くてできません。相手に直接謝れないのであれば社会に還して行くしかないと思い、少しずつですが寄付をしたりしてみていますが、それも偽善かなと思ったり自己否定ばかりしてしまいます。
自分の中の根強い罪悪感を手放して今を思い切り生きたいです。
私はどうしたら救われるのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「今ココ。」にご精進くださいませ。
つみきさま
お悩み拝見させていただきました。
そうですね、おっしゃる通り自己を否定してしまう気持ちもわかりますが。
もう十二分に反省のご様子、完全に過去を断ち切ることはできませんが、後ろを向いても何も変わりません。
赤ん坊の目は本当に真っ白で、あの目を見たとき私も同じようなことを感じました。
生まれたときはこんなに純粋で清らかなのに、いつからこんなに汚れてしまったのだろうかと、本当に感じました。それは自分だけではなくて、この世に生きている人間全て、政治家も犯罪者も等しく清らかに真っ白で生まれてきたはずなのに、と気づかされたのをこの質問で改めて思い出しました。ありがとうございます。
水商売をしていた過去に縛られていては救われません、ご自身でもお気付きの通り、今ここ、に一瞬一瞬をご精進ください。過去からは学び、未来に活かすこと。これしかありません。
今、一番一生懸命になれること、可愛い子供と旦那様、そしてご健在であれば肉親へと本当の愛情、慈悲を注いでください。これから先の未来、自分に嘘をつかないことで自分自身に救われていくのではないでしょうか。
心を発(おこ)す、と書いて「発心(ほっしん)」または「発菩提心」この後に「修行」「涅槃」「菩提」と続くと言われます。これから先は修行です、良い行いを修めてください。
皆がイメージする厳しい修行ではありません、自分だけではなく、周りに安らぎ、安心を与える修行です。すなわち、嘘の無い、いつも安心できる優しくて温かい心穏やかな家庭を築いてくださいませ。
ご参考になるかは分かりませんが、長文の回答、失礼いたしました。合掌
蓮華は泥から咲く
仏さまたちが乗っておられる花は、蓮華です。
なんで蓮華なのか。
それは、蓮華って汚い泥の中から咲くからです。
しかも咲いた時、その泥がついてません。
ピッカピカです。
つみきさんも、泥の中で過ごしました。
そして輝く蓮華のような赤ちゃんを授かりました。
その赤ちゃんが、またつみきさんに大切なことを教えてくれました。なんてありがたい!
でも、赤ちゃんはこれからが大変。
今はピッカピカですけど、成長するために世間という泥の中で過ごしていかなくちゃなりません…!
でも大丈夫、散々泥の中で揉まれて育ったつみきさんがいます。
今までに学んだ大切なことを、赤ちゃんが泥の中でもがき苦しまないように教えて助けることができるじゃないですか!
だから、罪悪感に苦しむことはないですよ。
親子そろって、まだまだ綺麗な蓮華を咲かせることができますから(^o^)
貴女は充分に思い、悩まれました。
先ず貴女のされていた水商売というお仕事…男性からの需要がある以上、又お金が発生している以上 れっきとした接客業という職業です。
様々な職種があるから社会は上手く歯車がまわっているのです。
水商売にも水商売なりの役割があるのです。
すりこぎの如く身も心も磨り減らし頑張っていらっしゃったのです。
もう少し自分の就いていた職に自信を持たれても良いのではないでしょうか?
貴女自身、今までついてきた嘘、それにより人を傷つけてしまった事などによる罪悪感、様々な精神的苦痛による苦しみなど現在に至るまで、貴女は充分過ぎるほどそれらに対し思い、悩んでこられたのではと推察致します。
仰る様に、過ぎ去った日々は変えられない。前を向くしかないのです。
でもすでに貴女は人に正直でありたい、人に優しく居たいという誓願をたて前を向きはじめていらっしゃるじゃないですか?
貴女には愛し、守るべきご主人、お子様がいるのです。
そのまま前に歩いて行きましょうよ(^-^)
貴女に禅の言葉を2つ送ります。
1つに「脚下照顧 きゃっかしょうこ」
過去を振り返ってばかりじゃなく、先を見ながら今貴女に出来ること、それはご主人更にはお子様に全力で沢山の愛情を注いであげる事です。この事が何よりも大切です。
特に子育ては今しか出来ないことだらけの貴重な時間です。
しっかりとお子様に心を向け、大変でしょうが子育てを味わって頂きたいです。
2つに「赤心片片 せきしんへんぺん」
貴女は子供は生まれてきた時は何一つ曇り、汚れの無い、無垢な状態で生まれてくるのに私はいつの間に汚れてしまったのだろうと仰いますが確かにこの「赤心」つまり、
誰もが生まれたときに持っていた純真無垢な心を大人になるにつれ、いつの間にか忘れ去ってしまい、
嘘をついたり、人を傷つけたりして、その心をどんどん汚してしまうのです。
今一度、改めて貴女の心を見つめ直し「人に対して誠心誠意真心を尽くす」という「赤心片片」の言葉を胸に、これからの日常を送って頂きたく思います。
この2つの言葉を行動に移され心に付いた汚れ、これまで貴女が感じて来られた罪悪感を少しずつ剥ぎ落としていけばよいのですよ!
子育て頑張って下さいね!
水商売OKですよ
生きていくためにはいろいろなことをしなければなりませんよね。
水商売が決して悪いこととは思いません。
一部の方々から白眼視されるかもしれませんがほっときましょう。
女性が一人で生きていくのにこれしかないという場合はあるでしょう。おそらくそうであったかと思います。
新しいご主人にはともかく、子供さんにはいずれ大きくなったら、話してあげてください。それが生きる道であるということを。
自分の歩んだ人生に誇りをもってください。職業に貴賤はありません。
当時のお客さんからストーカー的行為があったらという不安も書かれてますが、やむを得ない場合もあるかもですが、我慢の範囲を超えたら警察に相談しましょう。
ここに相談されたことをきっかけとして、お寺に駆け込むのもいいですよ。相談に乗ってくれるはずです。ダメな寺もあるでしょうけど、探せばありますよ。
いずれにせよ、過去を引きずるのではなく、それは自信をもって言えることと割り切ってください。
納得できないことは仏さまの前で懺悔して、すっきりしましょう。そのうえで新たな一歩を踏み出しましょう。
そして今つかんだ幸せを長く続けられるよう努力してください。
質問者からのお礼
みなさん、優しいお言葉を本当にありがとうございます。
罪悪感は消えませんが、前を向く努力をしていかなければならないと思いました。
これからは社会の一員として、人に親切に誠意を持って関わり、心の豊かな子供を育てるために精一杯頑張ろうと思います。