友人への声掛け
自殺企図がある友人がいます。それもその子の個性として捉え、一緒にいるのは苦痛では無いのですが、誰にでも言えるありきたりな声掛けしか出来ない自分が嫌です。
心が少しでも軽くなるような事を言ってあげたいです。
そばにいるよ。大切に思ってるよ。と言っても、私の住んでいるところとは離れて暮らしている子なので、このご時世でなかなか会えず、言葉だけになってしまい心に届いているような気がしないのです。
自傷行為も本当はやめて欲しいけれど、彼女にとっての生き抜くための防御行動だと思うと何も言えません。
なんと声をかけ、彼女にとってどのような存在でいるべきか、ご教授ください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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できる範囲で分かち合いながら
拝読させて頂きました。
あなたがその子のことをとても大切に思っていること伝わってきます、そしてその子のことがとても心配なことだとも思います。
あなたがそう思っていることをどうかお伝えなさってみてその子の気持ちをこれからも聞いて一緒に時を過ごしてみましょう。場所は離れていても様々な方法でお話を聞いて分かち合うことはできるでしょうからね。その子にとってあなたはかけがえのない大切な方でしょうし、あなたがいらっしゃることでその子もとても生きる力になっていると思います。
詳細なその子の状況はわからないですが少なくともあなたや多くの方々はその子の見方でしょうし、その子と一緒に生きているのです。どうかこれからもその子とのご縁を大切になさり、友としてできる範囲で分かち合いながら一緒に成長なさっていきましょう。
あなたがこれからもその子と共に成長なさっていかれてお互いを尊重し合いながら心から豊かに充実した毎日を生き抜いていかれます様にと切に祈っています。