臨死体験
前月俳優の河津祐介氏が亡くなられました。
10年以上前から体調を崩されていて、その当時の近況を話されているのをネットで見て記録しましたので転載します。
あの人は今こうしている 川津祐介(ベテラン俳優)
2008年02月22日10時00分コメント(0) トラックバック(5) ブックマーク
23歳で映画「この天の虹」(木下恵介監督)の主役に抜擢されて以来、110本以上の映画に出演し、テレビドラマ「ザ・ガードマン」(TBS系)で人気者になった川津祐介さん。俳優以外にも「くいしん坊!万才」の5代目リポーター、「てれび博物館」のキャスター(ともにフジテレビ系)を務める一方、自然食レストランの経営、ダイエット本「こんなにヤセていいかしら」の出版と多方面で活躍した。しかし、最近は露出が減ったようだ。さて、今どうしているのか。
会ったのは調布市内の自宅。愛沙夫人に案内されてリビングルームに足を運ぶと、毛糸のセーターの下に何枚も重ね着をした川津さんが待っていた。
「ブカブカで驚いたでしょ。冷たい空気に5分もさらされていると、狭心症を起こす恐れがある。96年に『てれび博物館』のロケ先で心筋梗塞で倒れて以来、生きているのが不思議なくらいなんです。だって、倒れたときから余命3週間、長くて3カ月と診断され、今も心臓の下の方は壊死(えし)したままですからね。実際、心臓の機能を示す駆出力は健常者の30%、5メートル歩いただけで息苦しくなることがあって、3級の身体障害者手帳を持ってます」
もっとも、ニコニコほほ笑みながら話す様子を見る限り、深刻な状態には思えない。
「毎日、きょうが最後と思って生きています。家族といただく朝飯、昼飯、晩飯が最後の晩餐ですよ。仕事もひとつ、ひとつを大切にこなしてる。来月は『四人は姉妹』というコメディーの舞台で東京、兵庫県、新潟県を回って、5月には京王プラザホテルで趣味の絵画と陶芸の個展を開くことが決まってます」
生命を脅かす持病を抱えながら、前向きなのは、特殊な経験をしたからだという。
(つづく)
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
質問者からのお礼
中田 三恵 ご住職様 ご回答を有難うございます。
ここのルールで一週間後に続編を書く積りでおりましたらご回答を頂いて、続きを同じところに書くことが出来ます。 では
(つづき)
「実は臨死体験を3度してるんです。最初は19歳、睡眠薬で自殺未遂したときです。2度目はテレビドラマのアクションシーンの撮影で相手役ともつれ合い、3メートル下のコンクリートの床に頭から落ち、頭蓋骨を骨折したとき。2度目の場合は10メートル上から倒れてる自分を見つめてる自分がいて、いい気味だと思ってる関係者や、おろおろする現場責任者の心の声が聞こえてきました」
幼い2人の子供のためにもう一度生かさせてくださいと念じたところ、意識を取り戻したとか。
そして、3度目はもちろん、心筋梗塞で倒れたときだ。
「カッコよくいえば、ボクは黄泉(よみ)の世界の入り口に行って戻ってきた。加えて、そうした3度の臨死体験を通して、肉体は滅びても魂は永遠に残るんだと確信しました。ところが、今の時代、この世の次の世界があることに否定的なんですね。おまけにカネと力がすべてで、1度きりの人生、バレなきゃいいとばかりに残虐かつ破廉恥な行為が横行している。しかし、神様は見てるんです。そのことをみなさんに知らせたくて、今度、『神様ありがとう。今日も元気!』(三宝出版)という本を出しました」
7人暮らしの大家族だ。 【2008年2月19日掲載】
臨死体験は死の直後の心の状態を示唆しているので参考になると思います。
「10メートル上から倒れてる自分を見つめてる自分がいて、いい気味だと思ってる関係者や、おろおろする現場責任者の心の声が聞こえてきました」
多分心の重さが地上の空気よりわずかに軽いのかなと思います。怨念の心は重くて墓地をさ迷い、悟りに近いさらに軽い心は浄土に往けるのかなとも思います。
「気が重い」とか「心も軽く」と言う表現もあながち感覚だけではないかもしれません。
そして心の声が聞こえるというのが重要です。死後は心が格段に敏感になって、互いに心が読み取れるようです。従って言葉が不要で、外人でも心が通じ合うようになると考えられます。
勝手な想像ですが、記事について御参考になればと思います。