反芻と自己嫌悪
大人になってから保育士に興味があったため、会社員として働きながら、保育士資格を取得しました。
30歳で保育士に転職しましたが、そこで一緒に働いたパートの人が厳しい人でした。私が経験がなく未熟だったのもあります。私の動き一つ一つ、注意をされました。注意を受けるたび改善し頑張りましたが、注意は一年続き参ってしまい、このままでは自分が壊れてしまうのを感じ、退職しました。
前職では周りに頼りにされ、自分は気が利いて動ける、仕事ができる自負がありましたので、本当に落ち込みました。夢だった保育士資格を取りましたが、この一年が辛く、もう保育士をやることはないな…という思いです。
この人に言われたことが、5年経った今でも、何度も何度も頭に浮かび、私は本当は全く周りが見えてない、気が利かない、仕事ができない人間だったんだなぁ…と死にたくもなるほどです。
反芻と自己嫌悪を繰り返し、子供がいるのに死にたくなったり、あの人から言われたことを思い出してしまい、一歩が踏み出せず次の仕事にも就けないでいます。
こんな気持ちと決別する方法を教えてください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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その方の言ったことを捨て去りましょう
拝読させて頂きました。
あなたが今もその様に言われたことを気になさっておられて生きることに自信を無くしていることを読ませて頂きました。あなたがそう思ってしまうお気持ちもわかるように感じます。あなたのお気持ちを心よりお察しします。
その方があなたにどれ程きつく言ったのか定かではありませんが、相当きつい方だったのかと思います。仕事をしている中ではやたらと人に厳しく注意して結局人をおとしめてつぶしてしまう人はいます。以前サラリーマンの時に私も度々そういう方々を見ました。
そういう方々のやっていることは、いじめや嫌がらせ今の言葉ではパワーハラスメントですが、そういう人達はいます。そして新人さんや後から入ってきた人に指導という口実でいじめ抜くとんでもない人はいるのです。その方々はそうやって周りの人をつぶしていき自分だけ職場で生き残っていく方々なのです。世の中の弱肉強食を地でいく人達ですね。いずれその方は自分がなさったことの報いを受けるのです。
あなたの心は深く傷ついてしまったのかと思います。
先ずはどうかその様な方の言ったことはできるだけ忘れましょう、なかなか心の中から消すことはできないかもしれませんがその方はあなたの人生ではもはや関係のない人ですし、あなたにとっての悪縁でしかありません。その方のなさったこと言ったことは悪言ですし悪業です。そんな方のことは捨ててしまって善いのです。
あなたはとても大切な人ですし、あなたのことを心から大切に思っている方々は沢山いるのです。そしてあなたはいろんなことができる方なのです。決して気が利かない方でもなければできない方ではありませんからね。どうか自信を持って下さいね。
あなたがその様な方のことはしっかりと捨て去り言われたことは捨ててしまい、あなたがこれからも大切な方々とのご縁に恵まれながら皆さんと仲良く心豊かに幸せに生き抜いていかれます様にと切に祈っています。
質問者からのお礼
"その方はあなたの人生ではもはや関係のない人ですし、あなたにとっての悪縁でしかありません"
心がスッと晴れた気がしました。
5年前のことはもう心の中から捨て去ろうと決めました。
前向きになれるお言葉を頂き、ありがとうございました。