彼女から「しぐさ、癖」を細かく言われます
20代男性です。
交際中の三つ年上の彼女についてです。
初めて食事をした際に「噛む時に口が空いて気持ち悪い」「箸使いが変」と言われました。が、それについては今まで誰からも言われた事はなくて家族や友人、同僚に見てもらっても「噛み方は普通でしょ」「全然気にならないけど」と返事が返ってきました。
それからは彼女と食事する際に気を付けていたのですが「全然直らない、直す気ないでしょ?」と言われて、いつかは「食べ方は汚いし、性格も頑固でどうしようもないね」と強く責められました。
食事の件だけでなく他にも「歩き方がおかしい」「ドアを閉める時はもっと静かにして」など言われる事が増えて来て、私が「あまり細かく言うのはやめて欲しい」と頼んでも「人間として基本的マナーでしょう? 言われるのが嫌なら直せばいいし、だったらそれを気にしない女を選べば」と言います。
意を決して「自分の食事の仕方についての感じ方は個人差もあると思う。〇〇さん(彼女)が言ってる事をこれまで自分の周りの誰からも言われた事はないのだけど」と言ったら「あなたの周りの人は知らないけど、あたしが気になるから言ってる。これからも付き合うなら人として最低限のマナーはきちんとして欲しい。社会人としても大事なことだよ」と強く言われました。
彼女が私のためを思って言ってるのは理解できますが、今までの親からの躾や自分の気性や性格まで責められて落ち込んでしまいます。
繰り返しになりますが彼女に言われた話を友人や同僚に聞いても「全然気にならないし、細かく言う方がおかしいレベル」と言われます。
が、彼女は「あなたとは付き合えば付き合うほど悪い所がみつかる。あなたのために教えてあげてるのだから言われたら直しなさい。他人に不快感を与えないのは当たり前じゃないの」と繰り返し言います。そのたびにネガティブな気持ちになります。
彼女に言うのをやめさせたり、また彼女自身の感覚が過敏だと気づかせる方法があればどうか教えてください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
めちゃくちゃわかる。でも頑張って直したらいいことある。
大前提として、あなたの友人が「気にならない」というのは当たり前です。
“あなたの”友人なのですから、あなたの感覚に近い人が多いはずです。
その人たちが気にしないことを“世間一般で気にならないこと”と分類すると色々間違えますので気を付けてください。
あなたの相談文を読んで、ものすごく共感しました。
おそらくではありますが、あなたに不足しているのはマナーではなく、愛情表現です。
実は、私も妻と付き合ってから『手のつなぎ方』から『音楽の趣味』『日常の過ごし方』など、果ては『男女の事』までさまざまに指摘されてきました。
友人から「彼女は気にしすぎではないか」と言われたのも同じです。
「平均的男性よりはできているのでは」と言おうものなら
「あなたよりできない男性は私の人生では出会わないので平均は関係ない」と言われました。
あなたの相談文を読んで、ものすごく共感したのは、私も同じ状況だったからです。
でも、その彼女と結婚しました。
色々直すのにも頑張りましたし、そこも大事でしたが、本当に大事なのはそこではなかったことに気づけたからです。
彼女は、「私は本当に愛されているのか」と不安なのです。
「私にこんなカッコ悪い姿を見せて、平気など信じられない」
「私といるのに周囲への気遣いが無くなってしまうような男でいてほしくない」
「今の自分で満足して、自分を鍛えることを忘れてほしくない」
そう思っていたのです。
私が意識したのは、思いを伝える言葉を倍にすることです。
「愛してる」と言ったら、「顔が子供っぽすぎて似合わない」と言われたので
「じゃあ本気で好き」だと言うようにしました。
「私は君のために本気で直す。君が私のために言ってくれてるのにこたえたいと思っている。でも、直すのに時間がかかってしまうと思う。だから、少し待ってほしい」と何度も伝えました。
愛を表現することを意識し、思いを伝えるようにしてから、彼女の要求を口にすることはどんどん減ってきました。
もう一度言います、あなたに不足しているのはマナーではなく、愛情表現です。
彼女を安心させることができる男になってください。
彼女は、あなたがもっともっと偉大な人になれると信じているのです。
質問者からのお礼
御回答ありがとうございました。
「あなたに不足しているのはマナーではなく、愛情表現です」
お読みしまして思わずハッとしました。
確かに自分は不器用な性格で上手に愛情表現が出来てなかった気がします。
「私は君のために本気で直す。君が私のために言ってくれてるのにこたえたいと思っている。でも、直すのに時間がかかってしまうと思う。だから、少し待ってほしい」
このセリフをお借りしまして彼女に伝えてみます。
別れたくないので私も頑張ります。