自分を磨き続けなければ、、という不安感
こんにちは。
タイトルにも記載させて頂きましたが、私は「常に自分を磨き続けなければ、ダメになってしまう」という不安感や焦燥感が強く、生きづらいと感じています。
私の周りの友人(30歳前後)は、料理教室に行ったり、プログラミング勉強、英会話など、日々自分のスキルアップの為に頑張っています。
理由を聞くと「将来はカフェを開きたい」「プログラマになって、アプリを作りたい」など、夢や目標があって、それに向けた努力のようです。
そういう話を聞くたび、
「それに比べて私は、、、」が口癖になり、人生への目標がない自分が嫌になります。(30歳にもなって、大変恥ずかしいのですが、、、)
ただ、目標が無いからと言って、何も実行しないまま人生を終えることは怖いと感じており、取り敢えず興味が有ればやってみる精神で、広く浅く物事をこなしてきました。
やったことの一例だと、サイクリング、旅行、音楽活動、絵画、ブログ配信、アプリ制作など、様々です。
この事について、周りの人の反応は「多趣味で充実している」「趣味があるだけ羨ましい」「健康こそ第一」などと言われます。
たしかにそれも分かるのですが、自分の中では「常に満たされない気持ち」がありますし、どうすれば満たされるのかが分からなくなっています。
この30年ほど、目標がない、けれど焦燥感や不安感をバネに取り敢えず色々チャレンジしてみる、と言った生き方をして来ましたが、こんな方向性の無い生き方をしていて、将来大丈夫なのか常に不安になります。
考え方を切り替えて、この不安感が少しでも払拭できればと思い、ご相談させていただきました。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
やらずにはいられないもの
ありますねぇ、焦燥感。
私も周囲が充実してそうでうらやましくなることがあります。
しかし、あることに気づきました。
趣味とは、好きになったからやるものであって、好きになるためにやるものではありません。
独立とは、目的があってする者であって、独立するためにやるものではありません。
あなたは、自分にないものを探しています。
しかし、その考え方だと何かを手に入れたとたん、自分にないものをまた探し始めるでしょう。
仕事にしても、趣味にしても、「やらずにはいられない」のです。
それはまるで恋のように、暇があれば考えてしまうのです。
痛い目を見ても、足止めを食らっても、「もう嫌だ!」と思っても、モチベーションが下がらないものなのです。
だから、趣味が高じるし、仕事であれば思い通りにするために独立するのです。
じゃあそうではない自分はダメなのか、と言えば、そんなことはありません。
あなたは自分の今に満足しているから、“幸せ”なのです。
自分の“幸せ”を満喫してみてはいかがでしょう。
それでも趣味が欲しいと思うなら、趣味との出会いもまた、異性との出会いと同じです。
出会うときには出会うので、のんびりと待ってみましょう。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
焦燥感から、他人の行動を見ては、自分に無いもの探しをしてしまっている事に気付けました。
恋愛のように、気長に待てるような、気持ちの余裕さを持ちたいものです。
世の中のせいにしてはいけないと思いつつ、「今しないと手遅れ」「転職は〇〇歳まで」「やらないと後悔する」「勝ち組負け組」など、ネット広告やSNSでどうしても目に入ります。その度に、気持ちが踊らされている気がします。。。
自分の軸が無いからかもしれません。
今、自分が幸せなのか。
多分幸せなんだと思いますし、一瞬は満足な状態だったんだと思います。
その状態を噛み締める事なく、更なる幸せや更なる満足感を追い求めようとして、苦しいんだと思います。
初心に帰ることや、自分が幸せな状況(満足な状態)であることを、一度立ち止まって見つめ直そうと思います。