「乗り越えられる試練を与えている」？
回答 2
有り難し 25こんにちは
小さいころに悩みにぶつかった際に、「その人だからこそ乗り越えられる試練が与えられている」という言葉を知人、もしくはネット経由で聞いたことがありました。
自身も何かあるたびにこの言葉を思い出すのですが、乗り越えられているのか分かりません。分かるのはこの世を去る間際でしょうか。
ハスノハにて色んなお悩みを拝見し自分の経験は小さく思えることもあるのですが一応記します。
両親不仲（家庭内別居）の家庭で育つ→小中学校はイジメを受ける（暴力＋心身的攻撃）→恋人とのトラブル（共通の知人と三股など）→社会人になりパワハラ•セクハラ続きの転職を繰り返す
現在は転々とした結果、夢は持ちつつも職場の環境良し、同棲してる恋人との関係も安定している。と今までにあり得ないくらい生活が充実しております。
しかし、自分自身が成長している実感が得られません。逃げ続けた結果のような気がしています。
タイトルにある通り、人にはそれぞれの試練が与えられているのでしょうか。
もし仮にあるとすればきちんと乗り越えられたかどうかは死ぬまで分からないものでしょうか。
お坊さん的なお考えを教えていただきたいです。
よろしくお願いします。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
逃げるは恥だが役に立つ
拝
なるほど
タイトルはともかく
試練って言葉をよく理解する必要がありますね
試練ってのは例えばみんな飢えている時にあなたが一人でいてたまたま一つの缶詰を見つけるとする
その時頭をよぎるのは
その缶詰をどうするかって事
又は自分が叶えなければならない目標が明確にあるのに
どうしても結構な時間を浪費してしまう見たい動画がある
これを見るか目標の為に時間を使うかって事だ
これは乗り越えられる試練ね
あなたの思い返した悩みの全ては
試練というよりは
痛みだ
痛みは耐えるしかない
痛みはいずれ消える
そしてその痛みを知る事で
他の同じ思いをする人の痛みを理解できるようになる
痛みは自分が2度と同じ思いをしない為の学びであり同じ痛みに悩む人を理解する為の学び
実は試練と思っている事は痛み
怪我病気と同じなのです
人生には怪我も病気もある
ほらね
逃げでもなんでもないでしょ？
あなたの試練と考えている事は痛み
人間関係の痛みは相手ありき
危害を加える相手は去ることはない
相手は自分の居場所のことばかり考えているから
あなたはその為に利用される
だからそこから去らなければならない
若しくは相手を戒め導く必要がある
後者はもっと経験を積んでから
今はとにかく離れて
己の幸せをつくりあげる時ね
人は色んなものに執着して
自我を形成させて
己という存在を何か形あるように思い込みたい
例えそれが過去の悪い出来事であっても
今のあなたのようにやたらに不幸でも執着し「私」を作り上げたがる
むしろ悪い出来事や辛い出来事の方が記憶に深く根付くからね
あたかもそれが正しいように思えるのだけど大きな間違いだよ？
そこから離れる為には自分の意識で自分の思考をコントロールするしかない
今の幸せをもっと深くする為に努力しなければならない
過去の悪い出来事を思い出して不幸になる事を誰も望んでないし
ましてや運命なんて存在しない
今という瞬間が幸せか不幸かはあなたの脳内次第なのだよ
何か逃げている気がする気持ち
よくわかりますが
それは間違えた心のコントロールの仕方です
お悩みは厳密には逃げではないのです
終わった事
2度と近づかない事
堂々と今を生きてください
合掌
決まりは無い
神様とかが計画的に試練を与えてくれるとかは無いでしょうね。
ですから、乗り越えられる場合もあればそうでない場合もある。
決まりは無く、バラバラです。
ですから、｢乗り越えられる試練を与えている｣とかいう妄想雑念に時間を使うのはエネルギーの無駄かもしれません。
やりたいかやりたくないか、
できそうかできなさそうか、
実際やってみてできたかできなかったか。
ただそれだけ。
思考をシンプルにして、感情の浮き沈みに使う時間を減らせれば、結果的にパフォーマンスが向上し、今までできなかったことが意外にすんなりできてしまう可能性はあると思います。
逃げたければ逃げても良い。
逃げることも能力の一つですからね。
結果的にまだあなたは生きている。
宇宙のバランス的には、まだあなたの存在は許されているのかも。
質問者からのお礼
お二方のご回答で自分は大きな間違いをしていたことに気付きました。
私が試練と思っていたことは「痛み」だったのですね。
逃げではないことがわかったので妄想雑念に囚われず目の前のことをシンプルに考えます。
そしてより深く今の幸せを保つ努力をします。
新たに学びをありがとうございます。
同じように悩む人がいたら今回のことを伝えてみます。
