現実で起きていることに集中できません。
タイトルにも記載しましたが、私は現実で起きていることに集中することができません。
私は、幼少期から中学生頃まで家族や友人などとの人間関係に悩み、そんな私の楽しみは空想をすることでした。空想なら誰にも迷惑をかけずに、自分に都合の良い世界観を思う存分頭の中で展開できるのが当時の私にとって魅力的で、私を救ってくれるものでもありました。
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ですが悩みから解放された現在も、空想することをやめられません。それに、空想をするという癖のようなものに拍車がかかり、生活に支障をきたすようになってきたのです。
アルバイトや学校に行っている時、すなわち外にいる時ましてや仕事中にまで、空想やその時取り組んでいる時に関係のないことをいつの間にか考えてしまいます。集中しようと思っても、数分後には関係のない考えを自分の中で巡らせて、その事に気付いて自己嫌悪に陥るということを毎日のように何度も繰り返しています。
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最近までは、現実にモヤがかかったように見え、頭がぼうっとするような感覚に四六時中襲われ、まるで画面越しに現実を見ているような気分でした。それでも少しでも現実のことに目を向けようと思い、道を歩いている時に近くに見えるものに注目したり、その日の予定を頭の中で考えたりして、ようやく3日程前からそのような感覚から少しずつ解放されていっています。
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昔は色々なことが周りで起きて絶望した中、空想を頼りに生きていましたが、今は家庭環境や人間関係に恵まれて毎日が幸せで楽しいのです。それにもかかわらず、私は空想や自分の都合の良い世界観に浸っていて、もっと現実に集中して楽しめるはずなのにとてももったいないことをしていると思います。
ですが、解決法もわかりません。何に取り組んでも、いつのまにか空想の世界に浸ってしまうのです。
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馬鹿な話だとお思いになるかもしれませんが、かなり深刻に悩んでいます。
病気を疑ったり、趣味がアニメや漫画、ドラマ、映画の鑑賞、読書だからというのも関係があるのかもと思っているのですが、その趣味は何度も私を救ってくれたものでもあるので、少し鑑賞時間を減らすことくらいは実践したいと思いますが、できれば完全にやめたくはありません。
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このような長文で拙い文をここまでお読みいただき、ありがとうございました。
我儘で、意味のわからない悩みかもしれませんが、ご回答いただけると幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
空想さんありがとう。
アオ 様 相談ありがとうございます。
現実から逃避するように空想してしまう。これは良くある話ですね。安心してください。自分を責めなくても大丈夫です。
まず、空想癖は、過去の嫌な体験・辛い体験から逃避するために学んだ術ですから、自分を守るために出来上がったものです。つまり空想がないと、自分を守れなかったので、もっと酷い状態で、心身に支障をきたしていたかもしれません。
ですので、今してしまう空想を、「悪いもの、してはいけないもの」と思わなくていいと思います。
それで、空想してしまったら、「空想さんありがとう。私を守るために出てきてくれたんだね。」「ちゃんと現実に集中するから見守っていてね」とでてきた空想に感謝とお別れをして、優しく今するべきことに戻り、集中するということを繰り返し練習してみることが、自分自身を傷つけず良い方法と思います。
そして、趣味の「アニメや漫画、ドラマ、映画の鑑賞、読書」はどうぞ勉強に支障をきたさないようであればどうぞ遠慮なく進めてください。趣味は感性を磨き、心を豊かにしてくれるものです。おっしゃっているようにあなたを救ったのですから、無理に削る必要はありません。安全基地のようなものですから、在っていいのだと思います。
要は、安全や安心を感じて、「いつでも空想から現実に優しく戻れて集中できるよ」ということが大事かと思います。やがて現実の集中することに喜びを感じれば、問題なく目の前の事に益々取り組めるようになるでしょう。
私はそう思います。
参考にしてください。
一礼
追伸:お礼メッセージありがとうございました。少しずつでも現実に集中できること、素晴らしいと思います。自分を褒めましょう。無理をしない程度に頑張るのもいいことです。マイペースでいいのです。あなたの好きな物語の主人公になったつもりで、自分の人生は自分が主人公と思って、あなたらしく前に進んでいきましょう。それでいいのだと思います。また何かあったらご相談ください。再礼
質問者からのお礼
コメントを書くのが遅くなってしまい、申し訳ありません。ご回答誠に感謝いたします。
お陰で「空想は自分を守ってくれたもの」と捉えられるようになり、空想してしまった時も、上手く切り替えて少しずつではありますが現実に集中できるようになりました。
アニメや漫画、ドラマに読書などは自分の視野を広げてくれるものでもあるのでこれからも楽しんでいきたいと思います。
改めて、今回はご回答ありがとうございました。現実に集中できるよう、無理をしない程度に頑張りたいと思います。