こんにちは。

「友人の自殺を止め」たとのこと。
友達として出来ることを精一杯にやったのでしょう。相手を思って行動した今回のことは、「良かった」と思いますよ。それは、「友人」としての誠実さを全うした、という意味で素晴らしいことだと思います。

「友人」に対して「謝罪とできる事はするという事と、一緒にいたいという事は伝え」たが、「その友人から返事は来ていません」とのことです。その際に、「送った文章を読み返しても段々綺麗事に思えて」きたと書いていますね。

これはあなたの意思次第ですが、「綺麗事」ではいけない、「綺麗事」で終わらないように徹底して「友人」をこれからもサポートする、のか。いや、やはり友人関係とはいえ、究極的には他人であるという一定の距離を保ちつつ接するのか、です。

私は現実的には後者がよろしい、と思います。
「できる事はする」、「一緒にいたい」という身近な人のメッセージは、当事者にとっていつかどこかで心の支えになるでしょう。それはSNSの不特定多数に向けられたメッセージではなく、温もりのある身近な人の言葉だからです。たとえ親子のような濃密さで支えられなかったとしても、あなたのかけた言葉は空虚な言葉として終わらないはずです。

今後、「返事は来」無いかもしれませんが、可能な範囲で「できる事はする」、「一緒にいたい」というメッセージを送る。相談機関（いのちの電話）などの情報を送ってあげる、など一定の関わりを持ってあげれば良いと思います。

あと、少し気にかかったのが、あなたが今回「謝罪」したというところです。私は、これは不要ではないかと思います。友人として最善だと思った、必要だと思ったからした、と胸を張れば良いのだと思います。あまり「友人」に引きずられすぎず、かと言って突き放すのでもない。そういう無理のない範囲での援助が今後とも大切だと思いました。

釋　悠水（しゃくゆうすい）

報恩寺

浄土真宗本願寺派報恩寺住職（兵庫県三木市） 本願寺派布教使 元本願寺布...

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拝読させて頂きました。
あなたがなさったことはとても善いと私は思います。あなたにとってそのお友達はかけがえのない大切な方なのでしょうからその方が命を絶たれることはとても辛いことでしょうからね。
その人が今どの様な状況にあるのか定かではありませんが、死にたいほどに思い詰めておられるのでしょうね。できればその方とゆっくりとお話なさってみてその方の思いを聞いてあげてみてもいいと思います。あなたもできる範囲でその方の今の思いや辛いことや苦しみを聞かせてもらいながら少しでもその方に思いを寄せて寄り添ってみてはいかがでしょう。
最初はどうしても感情的になってしまうかもしれませんが、その方の思いをゆっくり聞いていく中で少しずつその方の心も落ち着いてきて和らいでくることも考えられるでしょうからね。
そしてあなたのその方へのお気持ちも聞く耳を持ってもらえるかもしれませんからね。そしてあなたとの関係性や周りの方とのつながりも見直すきっかけになるかもしれません。その時その時でどう変わるのかはわからないですが、少なくともその方をあなたも他の方も気にかけていることはわかると思います。

その方が死にたいほどの思いになってしまったことは、その方のみに起こることではなく、私にもあなたにも起こりえることです。その様な状況に追い込まれてしまうことというのは誰しもが起こる可能性があります。その様な中でも人とのつながりがあることで命がつながっていくことはありますしとても尊いことだと思います。もしかしたらあなたとその方が立場が逆転してしまうことだってありますからね。
またもし宜しければその方にこの場所を教えてあげて頂いたり、いのちの電話や様々な相談窓口をご案内なさって頂くこともアリかと思います。
綺麗ごとに聞こえるかもしれませんが、その方の命はとても大切ですし尊いものです。そしてあなたやいろんな方とのつながりの中でその方は今も生きていら者るのですからね。
どうかこれからもその方とのご縁を大切になさりながらお互いを思いやり仲良くお健やかに生きていって下さいね。あなたのこともその方のことも心よりお待ちしていますし、心より応援しています。

Kousyo Kuuyo Azuma

一向寺

脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。（佐野ラ...

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