仏像について教えて下さい
仏像に興味を持ちました。
「十一面観音」と「十一面観世音」
「世」が入るのと、入らないのとでは、
どのように異なるのでしょうか?
また、
宗派によって仏像は異なるのですか?
例えば、真言宗は十一面観音とか。
それから、
御寺様で「お花祭り」に偶然、参加できて、
お釈迦様に甘茶をかけることが出来て、とても嬉しかったです。
いい日に来たなと。
そして、
私もお釈迦様の仏像に魅かれて
ネットで探しましたが、やたら高くてビックリです。
でも、高いのは材質が良かったり、手がこんでいたりするから
だと思います。
決して、お釈迦様の「魂入れ」がされている訳では
ないのですよね?
ならば、
右手を天に向け、左手を地に向けている人形を
自分自身で作ってみようと思うのですが
自分で作ったものを、自分だけの「お釈迦様」とするのは
お釈迦様に失礼なことでしょうか?
よろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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観音様は、サンスクリット語でAvalokiteśvaraという名前が、漢訳されたときに観世音菩薩、光世音菩薩、観自在菩薩などと翻訳されたそうです。
観音様は様々な姿に化身します。
同じ宗派内でも、お寺によってどのバージョンの観音様を安置しているか色々だと思います。
販売されている仏像は、通常は魂を入れていない(開眼されていない)ものだと思います。
そもそもお釈迦様が亡くなってすぐの時代には仏像は無かったそうです。
つまり、仏像自体はどれも、経典に書かれている情報や師匠から弟子へと伝えられている情報を基に後世の人々が創作した像でしょう。
ですから、あなたのオリジナル仏像を造っても悪くないと思います。
大切なのは、仏様を尊敬する気持ちだと思います。
仏像を拝むのはその手段の一つですね。
南無三宝。
質問者からのお礼
願誉浄史様
「世」が入る、入らない、は、
翻訳の仕方だったのですね。
何故か、お釈迦様の仏像に心ひかれたのは、
最近、心が弱くなっていて、お釈迦様にすがりたかった
のだと思います。
昨日、3000円位のお釈迦様の人形をやっと見つけました。
もうすぐ届きます。出逢いが楽しみです。
有難うございました。