小さなお子さんが闘病の末亡くなるテレビを見てふと思いました。
親より先に子が亡くなると地獄で石を積み鬼に壊され、また積んでの様な話を聞きますが
願っても努力をしても親より生きられない、辛くて大変な思いをしても亡くなってしまったお子さんもこんなことになってしまうのはとても辛いなあと思いました。
お釈迦様の教えは慈悲深いのにこのお話だけは
悲しいなぁとおもってしまいます。
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こんにちは
賽の河原の話は、確かに悲しくひどい話ですね。
調べてみたところ、賽の河原の話はお経に典拠はなく、日本において中世以降、俗間において起こった迷信だ、とありました。
ここからは私の想像になりますが、積んだ石を鬼に壊される後に、地蔵菩薩が助けに来てくれるとされています。
亡くなったご両親にとって、我が子の死はとても悲しい事であり、何かにすがりたい気持ちになると思うはずです。そんな中、地蔵菩薩さまを拝めばいいのだ、とすがる対象がはっきりし、地蔵菩薩に対し拝む事が心の安定につながっていたのだと思います。
この物語はひどい話かもしれませんが、我が子を亡くした親御さんを長い間救い続けてきた物語なのでしょう。
とても腑に落ちました。勉強になります。
ありがとうございます!