悲しみが深い中、お気持ちを聞かせて頂き有難うございます。慎んで念仏申し上げます。南无阿弥陀仏。

精魂尽きておられるのが、手にとるように解ります。そして私の話が、貴女の心には入らないくらい、いっぱいになっておられることと思いますが、少しでも心が楽になれることを願うばかりです。

今までご主人様の介護を続けて来られ、大変ご苦労なさったと思います。また、生まれ育った環境ではない、海外での生活をされてきたことも大変でられたと拝察致します。

大切な人の死に直面すると、故人に対してとった言動や出来なかったことなど、さまざまな後悔の思いが噴出するものです。しかし、生前にどれほど尽くしていても、尽くしきれないものであり、後悔もまた尽きないと思います。

そして、夫婦生活の全てが順風満帆ではなかったと話されていますが、人はそれぞれ生まれた環境や育ちによって、パーソナリティが違うものであり、同じ価値観や考え方の人はいません。衝突することがあって当然だと思いますし、生きていく上では良い時も悪い時もあります。

御子息が出て行かれたことにも、張り裂けそうなお辛いお気持ちもよく解ります。貴女の存在、行動全てを否定されているとのことですが、今までの母親である貴女の苦労を見てこられていると思います。父親の死別や長い浪人生活で、悲しみや自分の思い通りにならないことに対して、やり場のない感情を貴女にぶつけているように感じられます。人の死は誰のせいでもなく、人の死は免れない絶対的なものだと思います。

辛いことが重なり、死にたくなる気持ちもよく解りますが、先ずはぐっすりと睡眠を取られて、身体を休め栄養を取り、心身共に良い状態にして生きましょう。

今まで充分頑張られたと思います。自分を責めないで下さいねぇ。

死別や離別された方々が集まるグリーフケアや、自助グループもあります。そしてハスノハでは、沢山の僧侶がいます。いつでも貴女を応援しています。お話できる時に、自分の思いを吐き出して生きていきませんかぁ？

西田通慧

浄土真宗本願寺派(西本願寺)の僧籍にあり、精神科病院で正看護師として従事し...

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拝読させて頂きました。
大切な旦那様が大変辛い闘病生活の末にお亡くなりになられて、息子さんとの気持ちの面でぶつかってしまいあなたは今大変辛い思いをなさっておられるのですね。いっそのこと旦那さんの跡を追って死んでしまいたいとも思っておられるのですね。
今までの経緯やあなたや息子さんのお気持ちの詳細なことはわからないですけれども、心よりお気持ちをお察しします。
今あなたは病いの旦那さんを一生懸命に介護して支えていらしたでしょうし、旦那さんがお亡くなりになられた今からをどうすればいいのかも考えられずにとても苦しんでおられるでしょう。ですからあなたの心も体もヘトヘトに疲れ果てておられるでしょうし限界に達しておられるのではないでしょうか。
どうか先ずはあなた自身のことをしっかりといたわってあげて下さい。少しでも心を休めて緊張も緩めて下さい。そして美味しいものをゆっくりと召し上がって頂き、ゆっくりと睡眠を取って頂き、あなたの心も体も癒してあげて下さい。あなたの傷ついた心や疲れ果てた体を癒やしてあげて少しでも回復なさって下さい。
少しずつあなたの心と体を回復なさりながらどうかできる範囲で旦那様を心から安らかにとご供養なさって下さい。
私も心を込めて旦那様をご供養させて頂きます。至心合掌
旦那様は必ず仏様がお救いなさって下さり先にいかれたご先祖様が旦那様を優しくお迎えなさって下さいます。旦那様は仏様やご先祖様にあたたかく迎えられて心から安らかにない何の憂いもなく円満にご成仏なさっていかれます。そしてあなたや息子さんや親しい方々を優しくお見守りなさって下さいます。
どうか旦那様に手を合わせてあなたのお気持ちをゆっくりと心からお伝えなさって下さいね。旦那様はあなたの思い全てを優しく受け止めて寄り添って下さいます。
旦那様とあなたや息子さんとのご縁はこれからもずっと続いていくのです。
あなたや息子さんがこれからも旦那様とのご縁を大切になさりながら毎日をお健やかに生きていかれます様にと切に旦那様に祈っています。

いつの日かあなたがその天寿を全うなさる時にも必ず仏様がお救い下さり旦那様がご先祖様と一緒に優しくあなたをお迎えなさって下さいます。そして共に喜び合い分かち合うことでしょう。

いつでもどこでもあなたのことを仏様も旦那様も見守り支えて下さいますからね。

Kousyo Kuuyo Azuma

一向寺

脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。（佐野ラ...

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