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同性愛について

回答数回答 2
有り難し有り難し 21

初めまして。このようなことをここでかいていいか迷ったのですが誰にも相談できないのでここで相談させてもらいます。

私は中2の頃から6年間ずっと好きな同性の友達がいます。キスもしたいしそれ以上のことだってしたいです。それまでは普通に異性を好きになっていて同性を好きになったのは彼女がはじめてです。

友達という関係を壊すのが嫌で告白することもできず諦めることもできません。
彼女が男の話をするたびにその男に嫉妬してしまいます。きっと彼女が結婚するとなっても今の私は心から祝福することがきっとできません。

彼女を好きという思いが強くなりすぎてごちゃごちゃになって自分でもよくわからないんです。
こんな気持ちで友達という関係を続けていくことは彼女を裏切っていることになるんじゃないかと不安でたまりません。
この気持ちを整理できるまでは彼女と会わないほうがいいのでしょうか?
それともこんな下心を持っているやつは友達という関係をやめたほうがいいのでしょうか?


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

主人公になりすぎず、慈しみの心で。

みなさん

人を好きになるということ、素晴らしいことだと思います。同性だろうが異性だろうが、彼氏彼女がいようがいまいが、人に魅力を感じ好きになるのは自由です。

しかし、この好きは、相手のことを好きであるにもかかわらず、自分に中心を持って行ってしまうことに問題があるのでしょう。彼女を自分だけのものにしたいと思う欲望。

告白し思いを伝えるのも素直でいいと思います。しかし、その彼女のためだと思えることをあなたなりにすることも愛の形、慈愛です。性欲や所有欲ではなく、相手の幸せを願う慈しみの心です。

主人公をご自分に引き寄せすぎず、好きな彼女のために生きるということも1つの道です。もちろん視野は広く、いろいろな人の魅力にもアンテナをはりつつ。

告白し、答えをもらうことも1つの道。どちらも間違えではないです。

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有り難し
おきもち

個別相談可能
禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す事で、ちょっと楽になれます。悩みの根本に気づき、明るく爽やかに生きていきたいですよね。 私自身、禅との出会いにより救われた一人です。皆様に少しでもお伝え出来たらと思います。 人は自分の都合を立てて物事に向き合うところがあります。私の回答も期待していたものと違うことがあるかもしれません。その時に素直に聞けるか、回答の内容を否定的に聞くかで救われるかどうかが変わります。疑問は出てくると思います。その時はご相談ください。
ご相談時間は不定期なので、いくつかご都合を教えてください。 ◆小学校教員もしています。子供、家族、ご自身のことお話をお聞きします。 ◆禅のおかげで私も救われました。禅の教えを基に「思い通りにしたい」という自分の都合や価値観から生まれた思い込みをほぐしていくお手伝いをします。 ◆仏教は人生を豊かにしてくれることを感じてくだされば嬉しく思います。

同性愛はありです

同性愛は決して悪いことではありません。報道で見るように同棲婚も徐々に認められるようになってきてますから。
ただ、双方の合意が必要なのですよね。文面から見る限り、片思いではないでしょうか。彼女はノーマルな異性とのお付き合いをしていて、あなたとは単なる友達以上ではないようです。
ということは、彼女が男の人と結婚するのもしかたないと思います。勝てませんよ。悔しいけどね。
今後も友達としてのお付き合いしかできませんよ。それ以上求めるなら離れるしかないでしょう。彼女の幸せを祝福し、友達としてのお付き合いが続けられるかどうか。
あなた自身を考えてみて、男の人を愛せない、というなら同性愛志向があると考えられます。同性のパートナーを見つけるのもいいと思います。あくまで同じ性向を持った方との出会いを求めてですが。マイノリティーはマイノリティー同士。仕方ないです。ノーマルの方とは友達としてお付き合いしましょう。
けど、異性を好きになってという記述からはそういうこともあるんですね。なら、彼女とは友達で割り切って、あなたは異性とお付き合いなさればいいと思います。
今はいろんな出会い系サイトがあります。注意しなければいけませんが。同性パートナーを見つけるのもそう困難ではありませんよ。

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有り難し
おきもち

高野山真言宗権少僧正。高野山本山布教師心得。高野山大学密教文化研究所研究員。博士(密教学)。四国八十八ヶ所霊場会公認大先達。西国三十三所札所会公認特任大先達。 性同一性障害に悩み、自ら戸籍、僧籍を男から女に替えました。性的マイノリティーの方々の相談に乗ります。大阪市守口市にある浄峰寺の住職です。通称性善寺として性的マイノリティの方々のための寺を開設しました。2019年2月24日に晋山式を終え、毎月最終日曜日を縁日に決めました。午前10時から護摩祈祷、終了後、相談会、懇親会となります。ぜひご参加ください。全国を走り回っていますので、縁日以外に来寺希望の方は事前に予約お願いいたします。 早大卒。高野山大博士課程修了。元読売新聞記者。高野山真言宗大鳥寺住職を兼務。

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