回答 2
有り難し 32先日母が亡くなりました。
私は2ヶ月前に一人暮らしからUターンし、末期癌の母の介護をしていました。
日に日に弱り私の介助の回数が増え、引っ越しがひと段落してようやく転職活動を始めた頃にはいつ、どのタイミングで母が私の助けを必要とするか分からずなかなか仕事を見つけられずにおりました。
母の実家で母、私から見て祖母、私の兄、私の4人で生活し、治療や検査の際は通院で療養していましたが、祖母は歳ですし、兄は仕事で家を空ける時間が多く、排泄の世話や移動時の介助は私が行っていました。
私は数年前より鬱持ちで、体力がなく一つやるべきことがあると他のことが出来なくなる部分があり母の介助以外が出来ず、無職への焦りがありました。母が亡くなる数日前は常に一人でイライラし、介助に呼ばれた際に冷たい態度を取ってしまうこともありました。
そんな自分が嫌で、亡くなる2日前にこちらで相談したいと思っておりましたが、結局投稿せず、そのうちに母が亡くなった次第です。
末期癌であり、言われていた余命も今月中だったにも関わらず、緊張感なく母に八つ当たりしてしまった後悔が強く、もっと沢山してあげられることがあったのにと自分が情けないです。
私がもっと早く気づいてあげられたらとか、病院で私がしっかり母の異変を伝えていれば助かったのではないかとか、私のせい私のせいとなってしまいます。最後に意識がしっかりしていた時も優しい対応ができていなかったので、その場面ばかり思い出してしまいます。
現在父との関係を悩む必要があり、そして暫くはこれまで1年間母の療養を助けてくれた祖母を支えて生活するため、1人遠出してストレス発散する、というのも難しくて今後の私の心も心配です。
亡くなってちょうど1週間の日、初めて母が夢に出てきました。
最初は呼吸困難で苦しんでいたものの、時間の経過につれ落ち着き、最後はお互い笑顔で手を握ったところで目が覚める、といった内容で、
母が私に何かを伝えようとしてくれたのでしょうか？
夢占いを信じるわけではないのですが、最後に痛い痛いと叫ばせてしまった分、笑顔で終われたこの夢が印象深いです。
この沢山の後悔やストレスは、いつか報われる日が来るのでしょうか？
散文で申し訳ございません。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたの言葉一つひとつに、うんうんと頷きながら読ませてもらいました。
どんなに大切で愛する人であっても、看病というのは大変なことです。いろんなことが起きるからね。いつでも100%の気持ちや体制で向き合えない日だってあります。毎日毎日 自分の気持ちを抑えて、お母さんのことだけを考えてというのは、容易ではありません。
イライラしたり冷たくなるときだってあるわ。誰があなたを責められるのかしら。
あなたは、よく頑張ったと思うわ。母にとって、娘がそばにいてくれることが、どれほど心強かったと思う？どれだけ安心だったと思う？ 病の中で、あなたの存在は、最後まで生きる支えだったと思います。
夢の中のお母さん
「ありがとう。あなたが私の娘で良かった」
そう言って笑顔だったのではないかしら。
わかるのよ、私も親だから。
末期がわかったら、死も覚悟するでしょう。
そうしたら、子どもに会いたいと思うわ。
だから、どんなあなたであっても、そばにいてくれたこと、嬉しかったと思うのよ。
後悔は絶えないかもしれませんが、そんなときは、いつだってお母さんの話をしましょう。あなたの大切なお母さんの話を聞かせてね。あなたの想い、今からだって、お母さんに届いていくのよ。
お母さんのために、ありがとうね。
私もあなたのお母さんを想って手を合わせますね。
合掌
拝読させて頂きました。
お母様がお亡くなりになられたことを心よりお悔やみ申し上げます。
お母様はきっとあなたが一生懸命にお世話なさって下さったことを心から感謝なさっておられるのではないかと思いますよ。あなたに「今まで本当にありがとう」とお伝えなさっていらっしゃるのかと思います。そしてあなたのことをいたわっていらっしゃるのではないかと思います。
あなたのことをきっとこれからもずっと優しくお見守りなさっていて下さるでしょうし、皆様のことも優しくお見守りなさって下さることでしょう。
お母様は仏様に導かれて親しい方々やご先祖様に優しく迎えられて、心から安らかになります。一切の迷いや苦しみや痛みからも救われて心清らかに円満にご成仏なさっていかれます。そしてこれからも皆様のことを決して忘れることなく見守り続けて寄り添っていて下さいます。お母様と皆様とのご縁はこれからもずっと続いていくのです。
どうかこれからもお母様に心から手を合わせご供養なさり、あなたのお気持ちを心からお伝えなさって下さい、あなたの思いをお母様は優しく受け止めて下さいますからね。
あなたや皆様がこれからもお母様とのご縁を大切になさりながら心穏やかに毎日を生き抜いていかれます様にと切にお母様にお祈りさせて頂きます。至心合掌
お礼が遅くなり申し訳ございません。
あたたかいお言葉、有難うございました。
月命日も終え、少しずつ日常に戻ってきています。
まだまだ家族関係の問題が山積みですが、私が私らしく生き、母が安心できるように無理せず頑張っていきたいと思います。
お二方もどうかお身体にお気をつけ下さいませ。
■Kousyo Kuuyo Azuma 様
ご回答をいただき有難うございます。
あれ以来母の夢を見ることがなく(見ても全く覚えていないかも)、最後に伝えにきてくれたのかなと思うと少し安心します。
母がこれからずっと見守ってくれるということを忘れず、話したいことがある時は母に手を合わせたいと思います。
■中田 三恵 様
ご回答をいただき有難うございます。
今もふと、何故あの時キツく当たってしまったのか、と後悔することが多くありますが、その度に中田様の回答を熟読しています。
母はずっと私に気を遣って、Uターンしてこなくて良いよと言っていましたが、こちらに帰ってくるという決断が少しでも親孝行になっていたら嬉しいです。
