hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

主人との今後について

回答数回答 1
有り難し有り難し 8

主人のことで相談させてください。(長文になりますがお付き合いください。)

13歳歳の離れたバツイチの主人がいます。

主人は昔から勤め先のご縁がなく、転職を繰り返しています。(結婚して8年目3回目の転職です)
スキルアップのための前向きな転職ならいいのですが、社長と合わない・会社の雰囲気が悪いなどの理由でやめてしまいます。初めはこちら側も職場内のことはわからないので、仕方ないねという感じだったのですが主人にも問題があるのでは?!と感じるようになってきました。(プライドが高く理屈っぽい性格なので年下の上司にイライラしたり?)
今回は8月の初めに退職をし20日ごろから新しい職場に行き始めて安心していましたが、社長からこの仕事は向いていないと言われたそうです。
本人は心機一転やる気なのですが、転職を促されたようで悩んでいます。

今回の転職は私に相談なく主人の独断だったのと短期間過ぎてすごくモヤッとしています。

主人と私の2人なら何とでもなると思うのですが、子供が2人(7歳と6歳)がおりこれからどんどんお金がかかってきます。
それに下の子供が少し足が悪く毎週病院に行っているのですが、前職場と現職場の切り替えのタイミングだったので保健証がなく困りました。(いつも書類諸々の手続きは全て私任せです。)
ちなみに私は生保レディで働いて一年ほどたちますが、家計を支えられるほどの収入はまだないです。保健証のことは私の扶養に入れることは可能ですが、こんな事になると思っておらず主人の方でと思っていたので手続きしていませんでした。

そんなこと諸々があり愛想が尽きてしまい正直これからのことを考えるようになりました。(この前夫婦生活を続けるのかそれとも離婚を考えるべきなのか)
子供は主人が大好きなのでこんなことを本当は考えたくないのですが、主人が今48歳で年齢が年齢なだけに次の職場が見つかるのか(見つかっても続くのか)という不安がつきまといます。それなら一層離婚してとも思うのですが、勢いで決めてはいけないことだと思うのでアドバイスお願いします。

主人は普段からあまり話し合いとか真剣な話が苦手で私も下手にキツく言ってしまうとプライドを傷つけてしまうのではと思いあまり踏み込んだことが言えない性格です。

2022年9月5日 2:57

この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

夫婦は支え合い助け合うもの

大変な状況が度々起こるとのこと、ご心労ご心配、お辛いですね。

まだ小学生のお子様もお二人とのこと、本当にご心配だと思います。

もし、ご離婚をされた場合にはご実家に戻れるか、ご実家に経済的にサポートしていただけるのでしょうか?

もし、そうでないのでしたら、離婚されても、経済的に困ることになってしまうのではないでしょうか?

ご主人とのご結婚は、お仕事や経済が目的であったのでしょうか?

確かに夫婦で役割分担はあるとは思いますが、役割が果たせなくなったら夫婦として、家族として成り立たないのでしょうか?

万が一、ご主人が何かの病気で働けなくなった場合も、離婚をされるのでしょうか?

家族は責め合うのではなく、補い合うものではないかと私は思います。

ご主人はプライドが高いということですが、プライドを高く持つことの裏には、もしかしてご自身の辛い過去や、自信の無さなど、精神的なモロさが隠れている場合もあるかもしれません。

一般的な尺度ではなく、ご主人の個人としての人間を見つめてみては如何でしょうか。

とても打たれ弱いのかもしれません。

ご主人を、1人の弱い人間として、さらに愛する子供達のかけがえのない父親として、そして、今までいつも貴女を支えてくれた存在として、もう一度見つめてみてはいかがでしょうか?

人間は精神的に辛い時に無条件に受け入れてもらえる場所が必要です。

そして、それが『家族』という場であれば、、、と思います。

もしかして、旦那さまも貴女と同じか、それ以上に悩んでいるかもしれません。

頑張っても、思うようにならず、仕事を辞めざるを得ないことが続くのはどんな気持ちがするでしょうか。相手の気持ちに寄り添ってみましょう。
人には打たれ強さには個人差があり、自分ではどうしょうもない場合があります。

世の中にはいろいろな仕事があって、最近はリモート作業の職種もあります。

ご夫婦でさりげなく話し合って、
ご主人のお仕事のことを考えてみるのが1番なのですが、無理ならご主人を信じて見守ることが良いのではと思います。

経済的に困ったら、役所の福祉課に相談する勇気も持ってください。
一時的に福祉に助けて頂くことは恥ではありません。

2人のお子様のためにも、どうか助け合い補い合う夫婦の姿を見せて差し上げてはと思います。

2022年9月5日 9:03
{{count}}
有り難し
おきもち

仏道に入門して40年が経ちました。 死ぬまで修行を続けるのがお坊さん...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

その後日が経ってしまいましたが、私も体調を崩したり、主人の就職がなかなか決まらずでお返事が遅くなり申し訳ありません。

暖かい励ましのお言葉ありがとうございました。何度も読ましていただきました。

その間も実家に帰って支援してもらった方が家族みんなが笑顔でいられるのかなと何度も自問自答しました。

またお察しの通り主人はとても打たれ弱いです。私もそんな主人を受け入れられる器があればいいのですが、仕事に子育てに家事にと余裕がなくっていました。

主人が先週よりパートですがご縁があり働きに出始めました。どうなるかわからないのですが、まずは主人のことを信じてゆっくり焦らずにやっていこうと思います。

悩みに優しく寄り添ってくださり本当に感謝です。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ